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自分の弱さの解像度について〜自分がダサいと理解してるヤツは伸びる論〜

みなさんこんにちは。櫻井です。
早いもので6月が終わり、2022年も折り返し地点を通過しました。
そんな6月は自分にとって大事な経験をした1か月だったので書き留めておこうと。

何があったか

コーチングに助けられた

6月は、とても苦しい1ヶ月でした。
周りとの比較をしたり、量をこなさないとスイッチが入らない自分に嫌気が刺したり、そんな雰囲気が漂っているからか仕事もうまくいかない、プライベートもどこかイマイチ、、いわゆる負のスパイラルにハマってました。

そんな中、あるコーチングセッションでクライアントさんが一言。
「生物学の摂理として、安定してるとエネルギーを失い、不安定であればエネルギーが必要なので総量を増やさないといけないから増えていく。だから僕は不安定を追い求めないといけないんですよね。」
その時の自分は精神的にやられかけていたので、この言葉がブッ刺さって、ハッとさせられました。

それと同時期に、コーチングを勉強する機会があり、「自身のコーチとしての器」という問いに対して向き合うことがありました。
「自分の器ってどんな形なんだろ、何が入ってんだろ」と考えたときに、今の自分の器じゃアカン。と危機感を強く覚えました。

そうか、今自分はこの環境で生きていくためのエネルギーを増やして、器の形をアップデートしているところなんだと。
そう思えて、前向きな気持ちに180°変わりました。

変わったこと

そこから自分がずっと課題にしていたポイントや、面談やセッションにおける気づきや学びが舞い込んでくるようになりました。
例えば、面談においてもっと覇気をだそうだとか、セッションではどの感情や行動に質問を投げかけるのが効果的なのかとか。
自分にとってはとても課題でしたが、乗り越えられそうな追い風が吹いてる感覚です。

なぜ、そんな学びたちが舞い込んでくるようになったかというと、2つあります。
1つ目は「自分の状況を素直に周りに開示したから」です。
会社の先輩方に、「最近きちいっす」ってただその一言を発するだけでも、自分のことを周りに話せたという進歩が小さな成功体験になってました。

2つ目は「自信に満ち溢れた人と会話したから」です。
目的は2つあって、その人のエネルギーをシェアしてもらうことと、その人の話し方や声のトーンや語尾を真似するためです。
そうすることで、その人の知識や考え方を分けてもらえるので、自分にどうやってどの場面で活かそうか、と考えることができ、小さな挑戦を重ねてました。

自分の課題とは

せっかくなので自分の課題を公開しようと思います。これも一つの進歩であって。克服するために、気づいたらつついていただけると嬉しいです。

①「優しすぎて、踏み込んだコミュニケーションができない」

これは櫻井の人生前半戦における最大の敵です。(切実)
昔から家庭環境やサッカーの環境もあって、周りの人たちと仲良くする、波風立てない、友好な関係を大事に。と思って生きてきたので、思ったことをズバッと言えないキャラクターが出来上がりました。
自分でも呆れるくらいのお人好しです。

ただ、本当に心の置けない関係性や高め合える関係性って、自分や相手の向き合わなければいけない課題に、一緒になって向き合うことだと考えるようになりました。
ただ励まし合うとか、傷の舐め合いをするとかいう、ぬるい関係ではないはずだと。

小中高のどこかで、いい先生・いい友達と聞くと浮かべる人がいるんじゃないでしょうか。
その人って、自分のことに対して自分のことのように怒ってくれた人である可能性が高いはずで、その人が心の奥にずっと刺さり続けてると思います。自分も中学のサッカー部の顧問や高校の恩師がまさにそれなので。

一方で社会人になってから怒られることが少なくなった今、自分のことに自分以上に怒ってくれる、叱咤激励してくれる人が貴重だと思ってます。
なのでこれからは、相手にとって必要なことだろうと思ったことは、ズバッと言います。(これくらい宣言しとかないと、という自戒も込めて。)
その上で、「こいつ不快だわ」って思われるくらいならもはや本望です。その代わり、それでも必要としてくれる、一緒に肩並べてくれる人たちを自分のことのように大切にします。

②ギャップがない

これも2番目に入ってくる櫻井の課題です。
直接お話したことある方はわかると思いますが、日本を代表するタレ目で、常時ニコニコしてて、話しやすい雰囲気がすごい、らしいです。
①の課題に繋がってきますが、そんな雰囲気の人がただただ肯定するだけ、って何も面白くないし、もはや空気か。って。

そんな感じなので、話聞くのうまいよねとか褒めてくれる人は一定数いて、自分の特徴でもあるし、それを伸ばせばいいだろうと現状維持に走ってました。

でも、そんな雰囲気や見た目の人が、壮絶な過去を経験してたり、ズバッと物言いしてくるとなると、興味湧いてくるよなと(自分でこの一文書いててもおもろいやん、ってそそられてます。笑)。
パッと見は変わらずふわふわで話しやすさは変わらないので、中身をアップデートしていきます。おこがましく、生意気に、ツボを突いていきます。
ぜひお楽しみに。

③一歩引いたスタンスで自信なさげに映る

①や②からもわかる通り、フニャッとしてて波風立てないように振る舞うので、クラスに3人以上は絶対いるバランサー的立ち回りをしてました。
クラスの元気な生徒が1列目だとすると、1.5列目くらいの生徒です。

1.5列目の圧倒的弱点は、そいつ1人だけだと何も面白くないことです。(本当は面白いことできる場合もたまにありますが。)
なので1on1とか、面談とか実は結構苦手でしたし、いまだに苦手な場面はあります。
そんな場面になると、自分が感じてる5倍は自信なさそうで、覇気のカケラも感じられないほどになります。

そんな人間と信頼関係を築いて大丈夫だろうか、と思われかねないので、変えていきます。成長です。

これらを克服して、櫻井2.0になっていきます。もはや気持ちは2.0になりつつあります。

櫻井2.0に向けて

ここまで書き綴ってきましたが、みなさんが感じてる以上に6月は大変な月でした。まさに、大きく変わる、そんな予兆がありました。

ようやく仕事が軌道に乗り始めるか、といったところまで持ってこれた。
1人の人間としてのあり方を見直し、正しい方向に歩き始められた。
周りの方に助けられて、マイナスから0に、0からプラスに環境を変えられた。
自分の根本課題に向き合うことができ、取り組む課題が見えた。

これらは全て一人ではなく、周りの方々に支えられながらできたこと、見えてきた景色であって、まだまだ伸ばしていかなければいけない段階。
引き続き櫻井の身の回りの皆様、愛のある鞭をどうかよろしくお願いします。

櫻井2.0になることで、もっと深いところから皆様に貢献できるな、したいなと強く思っています。

同じような悩みを抱えてたり、内側からもっと好きな自分になりたいと望んでる人たちへ。
櫻井も同じ想いを持ってます。だから一緒に向き合っていこう。向き合う強さを手にするところから始めていこう。
こんな自分でも乗り越えられる可能性があるから、みんなもある。
それに気づいて、また一つ大きくなろう。

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