私が今までに購入したラノベの感想②

皆様ごきげんよう、桜井です。

今回も購入したラノベの読了noteを書いていきます。
前回の更新から3ヶ月経ってるって?
ワンシーズンに一回のイベントとしてお楽しみください。何卒。

記念すべき第1回は以下のリンクからどうぞ。

前置きも書くことはないので、早速本題に入ります。
引き続き、今回も大体購入順に紹介していきます。
ネタバレも少しはあるかと思うので、ネタバレを気にする方は目次を参考にしてください。


6. 探偵に推理をさせないでください。最悪の場合世界が滅びる可能性がありますので。

作:夜方宵先生

- 1巻

夜方先生の好きなものがとにかく詰め込まれています。
ミステリから始まりラブコメと異能バトルと、スイーツビュッフェの端から端まで一気に取ってきたくらいの詰め込み具合です。
それらを一冊に落とし込んでいるので、どのシーンでも読み応えはたっぷりです。

そして推理がぶっ飛んでる可愛い理耶ちゃん、推せます。
すいほろでは理耶ちゃんを推しています。みんな推してくれ。

物語の後半、私は「うん」を手にした瞬間のゆゆさんに一人で盛り上がっていました。脳内は小学生なのでゲラゲラ笑えます。
詠唱でそれっぽく言えばなんとでもなるだろと、詠唱大好きなオタクくんは一人で楽しく読んでいました。


- 2巻

イリスちゃんが圧倒的ヒロインです。
2巻のメインとなるのでヒロインとなるのは間違いないんですけどね。

孤島を楽しむSIPの皆様ご一行のシーンは微笑ましかったですね。私も屋台でチョコバナナを売る人間になりたいと思いました。

からのバトルになり、雨名さんの大活躍シーン。皆様鳥肌が立ったのは間違いないでしょう。
かくいう私も脳汁ドバドバで読んでしました。一つの山場と言ってもいいくらいのシーンだと思っています。

物語ラストの理耶ちゃんの異能力を駆使したシーンは激アツです。
理耶ちゃんを推していてよかったと思えるくらいにニコニコ顔で読んでいました。

次巻は果たしてゆゆさんか桜花さん、雨名さんがヒロインになるのか。
ドキドキの3巻も見逃せません。

7. 君を食べさせて? 私を殺していいから

作:十利ハレ先生

旭日さん、可愛いですね。
ミステリアスでクラスから羨望の眼差しを向けられている。そういう憧れの同級生みたいな設定は非常に大好きです。

本作は血みどろでドロドロな純愛物語です。
要くんが少し拗らせているのも本作のいいスパイスになっている気がします。
おそらくこれが爽やかな好青年だったら、ここまでデロデロな恋物語にはならなかったと思います。

そして段々と依存関係に堕ちていく二人の関係性は必見です。
ラストのお互いを認め合って受け入れるシーン、重いのにどこか爽快感があるんですよね。

あとは旭日さんが美味しそうに食事をする様子、非常にエッでよろしいです。

8. 君が死にたかった日に、僕は君を買おうとした

作:成東志樹先生

純愛、もしくは友愛。
そんな言葉がぴったりな作品でした。

BLにあたるかもしれない商業作品をちゃんと読んだことがなかったので、今回できちんと読んだような気がします。
もしかしたらBLというジャンル分けではないかもしれませんが、私は読んでいてブロマンスに近いなにかを感じました。

一人の人間が真っ当に生きる様子を描いた、青春小説に近い感覚を覚えました。
そこに西川くんというエッセンスが加わったような、坂田くんが生きるための糧となった物語だと私は感じました。

本作は落ち着いたシーンが続きますが、逆に常に心を揺さぶります。
とにかく暖かく、愛にあふれた物語でした。

カクヨムで続編に当たる物語が公開されているそうなので、気になる方は是非読んでみてください!

9. なりすまし聖女様の人生逆転計画

作:片沼ほとり先生

スカッと爽やかに読了しました。

幼馴染特有の気兼ねなくなんでも言い合える関係、非常に素敵ですよね。
マリーヌちゃんのサポートがあって、アリシアちゃんは聖女として過ごせているんですよね。マリーヌちゃんは万能説。

いつどこでアリシアちゃんが聖女ではないとバレるかと、物語の最後までヒヤヒヤしながら読んでいました。

アリシアちゃんは偽物の聖女として過ごしていますが、途中に現れる本物の聖女が物語を急速に盛り上げてくれます。
アリシアちゃんがどうなるか、本物の聖女にどう立ち向かっていくのか。購入してその目で確かめてください。

10. 君と笑顔が見たいだけ

作:新田漣先生

新田先生の本はとにかく家で読んでよかったと毎回思います。

お笑いを文章で読んだのは初めてかもしれません。なにかに打ち込んだ方、挫折した方、全員に突き刺さるのではないかと。

少し硬めの文章が気にならないほど、軽快なやり取りが永遠と続きます。
それはおそらく結羅ちゃんのキャラクターがあったからかもしれません。

お笑いを小説で読むとこうなるんだと、メインとなるコントシーンはページを捲る手が止まりませんでした。

あとはインターネット老人会の人間なので、結羅ちゃんの方言に死ぬほど笑いました。
新田先生に「あの、なんJ民の台詞が」とデュフりながら感想を伝えたのは忘れません。興奮しすぎてすみませんでした。

11. 血眼回収紀行

作:可笑林先生

タイトルで大優勝していると思ったのは私だけではないはずです。かっこよすぎる。

義眼探しの旅を続ける二人に降りかかる事件がいくつもありますが、最後に全て繋がっていくのがとても爽快でした。
伏線の回収がとても綺麗で、途中途中に引っかかったものが最後には全て回収されます。伏線回収の爽快感を味わいたい方は必読です。

アクションシーンはどの場面でもハラハラすること間違いなしです。
ただのアクションシーンではなく、血液を利用して戦うという厨二心を抱いているオタク大歓喜の戦闘も盛りだくさんです。

ラストバトルの盛り上がりは必見で、とにかくページを捲る手が止まりませんでした。

12. マスカレード・コンフィデンス

作:滝浪酒利先生

- 1巻

ここ最近で読んだラノベで一番刺さった気がします。

ルビが予想上に振られていて最初は驚きましたが、読み進めていくうちに気にならなくなり、世界観の一つとして楽しむ要因になりました。

本作の特徴を挙げるなら、白熱したバトルシーンでしょうか。
ボリュームたっぷりのバトルは臨場感にあふれていて、バトルシーンがなければこの話が存在しないのではと錯覚するくらいです。

そしてライナスさんの職業を生かした会話の端々からは、いくつもの現場を潜り抜けてきたのだとすぐに分かりました。
一朝一夕は身につかないであろう言葉や立ち居振る舞いは、読んでいて一人で感動していました。

クロニカちゃんの純粋な雰囲気は、私の守りたいフィルターにしっかりと引っかかりました。
あとはパトリツィアちゃんのハートのハイライトが個人的に大変好みです。可愛い。

- 2巻

1巻に引き続き、2巻もたのしく読ませていただきました。

初っ端から巻き起こるバトルはどうなるのかとハラハラしながら読んでいました。
滝浪先生のバトルは味方側の一方的に有利なバトルではなく、どちらかと言えば不利な局面が続くんですよ。
その中でも必死に勝ち筋を探して戦うクロニカちゃんたちを応援せずにはいられません。

そして表紙から登場する重要人物のアナヒトさん、怪しく見えるのにどこか逆に怪しく見えないという、不思議な存在だと思いました。
そんな彼女の過去と回想シーンは胸が締めつけられるほど苦々しいものでした。

そんな本作、バトルものを一から百まで楽しみたい方、ロードムービーが好きな方には是非読んでほしい一作です。
コミカライズも楽しみにしています!

● まとめ

今回でようやくラノベ系の積ん読が終わったので、次はミステリーの積ん読に手を出します。
家族から大量にミステリーの本をもらったので、一人でミステリーを楽しもうの会を発足して楽しく読んでいきます。

……と書いたのは下書きまでの話。
フォロワーさんがどんどんと受賞していき、積ん読は永遠に終わりません。
積まれた本を見るだけで最低5冊は増えています。
ということで感想回は③以降も続きそうです。

秋頃には全て読み終えて、またnoteを更新できるようにしたいです。
公募の原稿と向き合っているので10月頃になると予想します。更新できるといいね。

もう少しnoteも活用していきたいなと思いながら、今回はこのあたりで終わります。
それでは、また次のnoteでお会いしましょう。

以上、桜井でした。

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