ペットショップの子犬はどこから来て誰が売っている?
「ペットショップで売られている「犬種」の定義が崩壊している」の続き。
生体販売をしているペットショップには大きく3つのタイプがある。
・1:子犬を仕入れて販売する店舗
・2:物販やトリミングと、生体販売が別会社だが同じテナントに入っている店舗
・3:ブリーダーが自家繁殖の子犬を中心に販売している店舗
多店舗展開している大手ペットショップは1か2のケースがほとんど。親会社が流通系のペットショップは生体を自社で販売していない。(子犬を買うと決めた時に初めて別会社だったと気づく客も多い。)
生体販売はノウハウが必要でリスクも伴うので名の通った大手であればあるほど直接手を出したがらない。最近では生体販売業者を入れず、子犬を売らない流通系店舗も増えてきている。それはそれで歓迎すべきことでもある。
生体販売業者も大きく2つのタイプがある。
・1:契約ブリーダーから子犬を仕入れている。
・2:セリ市(オークション)から子犬を仕入れている。
両方から仕入れている店舗もあるが、上記どちらかであることがほとんど。一昔前はオークションが主流だったが、年々契約ブリーダーから仕入れる業者の割合が増えてきている。
そもそも論を言ってしまうと、「子犬は信頼できるブリーダーから直接購入することがベスト」である。だが、まだまだその信頼できるブリーダーを探すためのハードルは高くペットショップで購入することを私は否定しない。
まずは、生体販売業者の形態について簡単に書き記したが、少なくともペットショップで子犬を買う前に知っておいて欲しいことを今後書いていきたい。
続く。
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