自分を縛る思い込みに気づけたらスモールステップで手放していく
効率がいいことが好き、要領がいいことが好き。
二度手間は悪。何事もぱっぱと終わらせたい。
同じ時間で人の2倍の仕事を終わらせている。
そんな、できる女の皆さま!
お仲間です(自分で言いました)。
心理カウンセラーの飯道さくらです。
最近、お財布を買い替えました!
もうずいぶん長い間、長財布を使っていましたが、半分の大きさのコンパクトなものです。
私は、いつもちょっとした家出少女くらい荷物が多いのです。
「ちょっとバッグ持ってて」と人にお願いすると、その人が「えっおもっ!!!」と驚く笑。そういう謎の荷物量。
重荷を背負う、を日々体現しています。
まずは物理的な重荷を下ろそうキャンペーンの一環でお財布を小さくしたのでした。
でも、小さいお財布は、お札も二つ折りなのでさっと取り出せないし、コインを入れるところも小さくて出し入れしづらいしで、やっぱり使い勝手はあんまりよくない。
レジで、今までの2倍くらいもたもたしてしまう。
お金を出すのも時間がかかるし、おつりを入れるのも時間がかかる。
なんだかすごく申し訳なくて、おつりを受け取ったらお財布に入れずに握りしめたままレジを去り、お店の片隅でそっとお財布に入れたりしています。
そこで初めて
「レジでもたもたするのは迷惑」
「会計が終わったら稲妻のように去るべきである」
という自分のルールに気づきました。
後ろに人がいない時も焦ってしまうので、そもそも
「もたもたしているのは悪」
という観念があるんだろうなぁとも思うわけです。
自分に対してこんな感じなので、当然人に対しても「効率が悪い」「要領が悪い」を二大悪だと思っている節があります。
ちょうど昨日も、美容院で公的サービスや学校に提出する紙の書類の効率の悪さを延々と語っていた私です。美容師さんはうんうんと聞いてくれていたけれど、私と同じ観念を持っていなければ「この人なんでそんなことで文句言うんだろう??」と不思議だっただろうなぁ…笑
さて、先日クライアントさまから「自分の思ったことを相手に言えない。相手が言ってほしいだろうことを察して言ってしまう」というご相談がありました。
そうなってしまう背景には、過去の経験の傷や、それによってできあがった考え方のくせがあるわけで、まずはそこに気づいていただきます。気づくだけで50%達成と言われています。
そして、お勧めするのはやはりスモールステップの成功体験。
思ったことを少し言ってみても、誰も怒らない、傷つかない。じゃあもう少し言ってみよう。大丈夫だった。
そうやって、成功体験を積み上げて「思ったことを言うと相手をがっかりさせる」という思い込みを「思ったことを言っても大丈夫」というふうに塗り替えていきます。
と、ちょうどそんなカウンセリングをした直後に、私も自分の「もたもたするのは悪」という観念に気づけました。
この観念は「がんばりすぎる」という私の問題に関係していると思うので、「もたもたしていい=のんびりしていい=がんばりすぎなくていい」という風に美しい三段活用になるように塗り替えていきたいと思います。
この観念はどこで生まれたのかなぁ。やっぱり親の「人に迷惑をかけてはいけない」という教えかなぁ。時代もあるとは思いますが、人に迷惑をかけてはいけないというのは繰り返し言われていた気がしますね。
でもこれは辛い考えですよね。インドみたいに「あなたも人に迷惑をかけて生きているのだから、他人のことも許しなさい」という考え方のほうが楽ですよね。
なので、まず、レジでもたもたしても誰にも怒られないを経験するために、レジでしっかりもたもたする、というスモールステップに踏み出そうと思います!
でも頭の中で計算してみたら、たぶん長財布のころより5秒くらい遅いだけなんですよね。でもあのレジで会計が終わってお金をしまう時の5秒って永遠に感じません?私だけですかね?笑
お知らせ
5/19(日)師匠とお弟子仲間のYOUTUBEライブに出ます!
第一部:自己肯定感爆上げプロジェクト12:00-13:00
第二部:これがワシの生きる道じゃ!ライフワーク探訪14:30-15:30
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