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「どうせ私は一番になれない」自分の依存心と向き合う①

先日、人に「人を頼りたい」と弱音を吐くことに成功した私。とにかく自立して一人でがんばって生きてきた私にとって、この一言を言えたのはとっても大きいのです。頼りたい記念日です。
(人を頼りたいと 私が言えたから 12/14は頼りたい記念日)

がんばりすぎに気づけて「頼りたい」が言えた話↓↓↓


でも、そしたら、急になんだか、すっごく弱々しくなってしまった…。鎧にヒビが入ったような、なんだか足元がぐらぐらするような、心もとなくて、不安な感じ…。


そして、こんな観念が出てきました。
「でも頼ったって、どうせ私は一番になれないじゃない」
「でも頼ったって、どうせあなたには私より大切な人がいるじゃない」

この観念を感じると涙がどばーっと出てきます。

私が今まで人を頼らず、自立して、一人で全部やろうとしてきたのは、この観念があるからなんですよね…。裏を返せば「私を一番に愛してよー!!」という、子供みたいなどでかい依存心を、この観念で押し込めてきたんだなぁ。

ああ…いやだなぁ…
地獄の釜が開いちゃったっって感じ笑。


この観念の大元はたぶん母です。
私は、「お母さんは私より妹がかわいい」という寂しさを小さなころからずっと持っていました。とにかく寂しかった、居場所がない、理解してくれる人がいないと感じていた子供時代に依存心を抑え込んで生きていくと決めたんですね。

この「どうせ私は一番じゃない」という観念は私の人生の色々なところで影響を及ぼしてきました。
好きな人ができても振り向いてもらおうとしない、友達と同じ人を好きになったら秒で身を引く、逆に好きになってくれた人とはすぐ付き合う、友達と少し距離を空けてしまう、仕事で正しいと思ったことを主張しきれない、チャンスを人にゆずる、すぐあきらめる、新しいことにチャレンジできない…などなど。ややこしいなぁ…。


でも気づけたことは素晴らしいこと!自分と向き合う中で「気づく」というのはとても大切な一歩目です。

「なぜか人を頼れない」と漠然と思っているうちはどう行動していいかわからない。でも「あなたにとって一番じゃないから私はあなたを頼れない」と思っていると気づけたら、「一番じゃないと頼っちゃいけないというのは思い込みだよ」と自分に言ってあげられる。そしたら、もっと気軽に人を頼れる気がしてきますよね。


そして、その裏にある巨大な依存心。自分がその依存心を心底嫌っていることは頭の片隅で理解していましたが、向き合おうとはしてきませんでした。その気になれなかったんです。でも今、ついに、タイミングが来たということなのかな。

今までは、薄暗くて寒い地下牢で鉄仮面かぶせて鎖でつないで幽閉していた私の依存心。これからは、白いワンピース着せておしゃれさせて太陽の下で手をつないで散歩する、そんなイメージを持っています笑。

長くなってしまったので、実際、依存心とどう向き合っていつもりかは、また次回書きます。自分の依存心と向き合って、何か手ごたえを感じられたら、クライアントさまにもシェアできるぞー!と思うと、がぜんやる気が出てくるので、ありがたいことだなぁ…。

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