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今まで好きになった男の人の子供を一人ずつ産みたい

1人で育てられるなら結婚せずに今まで好きになった人の子供1人ずつ産んでいきたい。

3年前くらいからずっとこう思っていましたが、倫理的にどのくらいアウトなのか分からないので、真剣な口調で言うことはあまりありませんでした。しかしもう24歳なので、子供を産むならいつ産むか、誰の子を産むか、私はどうしたいのか、これらをそろそろ真剣に考えた方がいいと思ったのです。

引用:https://news.line.me/detail/oa-tamahiyoonline/cvnb768whqfi

まず初めに考えられるのは、他の大多数の人たちがそうしているように、誰か一人の男性と結婚してその人の子供を1~3人産み、二人で育てるということです。

私には元彼が4人います。今までかなり好きになった男の人たちです。時系列順にAさん、Bさん、Cさん、Dさんとしましょう。もし誰かと結婚してその人との間の子供を数人産み一緒に育てるために一人決めないといけないとしたら、Dさんだと思います。なぜなら、生活能力、面倒見の良さ、誠実性においては圧倒的にDさんが強いからです。AさんとBさんは面白いし好きですが、一緒に子育てできるとは到底思える人ではありません。Cさんは私と別れた後に、長く付き合っている彼女がいるので私との結婚が現実的ではありません。

生活能力、面倒見の良さ、誠実性:Dさん>>>>>>Cさん>>Bさん≒Aさん

けれど、本当にDさんと結婚し、Dさんとの子供を産むだけでいいのだろうかという気持ちがあります。なぜ、皆、同じ人との子供を何人も産むのでしょうか。できれば多様性があった方が面白いと思わないでしょうか。これってモラル的にアウトでしょうか。子供を産むのは、一つの人生の意味や楽しみを作るようなものだと私は思っていて、完全にそれは親のエゴと言われるようなものなのでしょうが、親のエゴ以外の何で子供を産もうと思えるのかよくわかりません。たくさんお金かかるし。それなら、やっぱエゴはエゴなりに一番面白いと思えるルートを選択したいのですが、それならば、今まで好きになった男の人たちの子供を一人ずつ産んでみたいと思うのです。別れてしまったけれど、4人のことはこの先もずっと好きだし、4人も私のことをずっと好きです(たぶん)。

Aさんにまず話してみました。Aさんは、毎日「つまらない」と言っていて、何か面白いことがないか常に探している人なので、一番この計画を受け入れてくれそうだと思ったのです。

彼は、将来的に重婚をするつもりらしいので、「第一夫人次第」と言いました。私は、自分のことを棚に上げて「なんだそれ」と思いました。第一夫人もまだ決まっていないのに、第n夫人のことを考えているので。まあ、基本的には養育費を出費してくれることに前向きということなのでありがたいですが。

私は人生で初めて養育費について自ら考えました。ネットで調べてみると、シングルマザーの場合は(子供が一人なら)月平均約4万円の養育費を受け取っているということでした。(シングルファザーに至っては2万円……。は?)

養育費子1人表(子0~14歳)

私は最初はそんなもんかな……と思いましたが、段々ムリだなという気持ちになりました。だって、月4万円といえば、東大にすら通えません。入学金30万円弱、授業料年間50万円強なので。私は、公立の中高一貫校からストレートで国公立大学に入り、しかもずっと実家から通えているので、なんて親孝行なんだろうと今まで思っていましたが、最近大学から給料が出るようになり自分で大学院の授業料を払うようになってから月4万円強の重さを実感し、親の前で「自分は親孝行だ」と自ら何度も言っていたことを反省しました。

つまり、仮に子供が私みたいに"親孝行"に育ったとしても、月4万ではムリだということです。Aさんに「赤ちゃんのときは月5万でいいから10歳くらいになったら10万、大学受験くらいから12〜15万欲しい。塾とか私学に行く場合はプラスαの教育費も払ってほしい」と言ったら「これ、このまま日本国政府に請求したいな」と言ってくれました。「第一夫人さえ許せば全然出費したい」と。条件付きの発言をしている時点でちょっと怪しい気もしますが。

とにかく、お金を稼ぐことに関しては、ちょうど、さっきの不等号が逆向きになりそうな感じがしています。子育ての協力はDさんを中心に仰ぎつつ(ちなみにAさんは「BさんとはムリだけどDさんとなら同じ空間で子育てできそう」と言っています。それはそう)、AさんやBさんからは養育費を多めにもらえばうまくいくかもしれません。よく考えたら4人とも東大以上の高学歴かつ実家太人間なので逃れる理由が残されていません。

金稼ぎ予想:Dさん<Cさん<Bさん≒Aさん

養育費についてネットで調べていると、日本の養育費の現状にはかなり問題点があるという感じが伝わってきます。なんとなく知っていましたが、養育費を実際に受け取っているのは約2割ですし、行政司法立法の介入も微妙です。

引用:https://www.skuru.site/wp-content/uploads/2020/02/d7ee0c08ab890bda791033474016748e.pdf

昔、学部の教養の授業で、「離婚するときは絶対に公正証書を作れ。じゃないと養育費を強制執行できない。養育費は子供の権利だから、要るか要らないか親が判断していいことではない」と先生が言っていたのを、今でも覚えています。

私は、離婚時ではなくて、最初からシングルになるつもりでも(つまり未婚でも)公正証書を作れるのか気になり調べたところ、父親が子供を認知し、法的な親子関係が成立すれば可能ということでした。絶対に作ります。

一旦今のところ考えたことはここで終わりです。Dさんは、「私がいないとあなたは子育て一人でできないと思う」と言ってきます。確かに、子供も産みたいけど、まだ他にやりたいこともありますし、一人で子育てするのは茨の道な気がします。今回考えたことも、実際に子育てした人やその他有識者にとっては、甘い見積りで見当違いなことを言っていると思われているかもしれません。でも、私は、もっと女性が結婚にこだわらずに主体的に子供を産みたいと思えるような選択肢があればいいと思っているし、あるなら私も自分が楽しい方法で子供を産みたいと思っているので、今まで好きになった人の子供を一人ずつ産むにはどうしたらいいか少しだけ考えてみました。

来年くらいまでに4人に召集をかけて話し合えればいいなと思っています。




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