自分の首を絞める上司(親も?)

コンバンワ。さくらぎです。

最近会社で、こんな人がいました。
残業(超過勤務)をする部下を批判する上司です。

気持ちはわかります。
ここ最近、節約、節約!って言ってたから
人件費とかを考えているのでしょう。

残業代を出したくないのでしょう。
確かに、
もっと段取り良く業務をし、
残業が無くなれば
事業主側は余計な残業代を出さずに済みます。

けど、従業員だって、好きで残業しているわけではありません。
頑張って、遅くまで残って、業務をしていたわけです。

従業員はプライベートの時間を削って
残って頑張っていたわけですから、
それに対する労いの言葉が欲しいでしょう。

会社では、頑張ったかどうかよりも
結果が求められます。当然です。
頑張ったのに会社に貢献していないなら
褒められる点は、本来ならありません。

しかし、その考えは
短期的な利益しか見ていないと思うのです。

部下に対しては、
頑張ったことを労い、褒めて
その気持ちを救ってから

そのあとに、
残業を減らす話をする。
その方が「長期的」に、うまくいくと思います。

うまくいくというのは、
部下が成長し、結果を出すようになり、
結局、上司(リーダー)が楽になる。

そういう流れです。

ダメなところだけを拾い、
怒り、批判していては、
従業員はやる気を無くします。
成長も遅くなる。
結果も出しづらい。

よって上司は、チーム全体の
生産性を下げることになので、
結局、自分の首をしめることになる。

そりゃ、たたかれることで
「なにくそ」とそこから
急激に成長する人もいるかもしれません。

しかし、うちの会社のうちの部署では
そんな社員はいません。

つまり、キャラクターに合った
成長の促し方を
上司は実践していない。

部下がどんどん成長し、
よりよい結果を出し続けるように
リーダーが導いていない。

だから、うちの部署はいつまでたっても
上司自身が忙しい。


私は、これを反面教師として
家庭で活かそうとしています。

子供に対して、
悪いところだけを見て
批判するような親にならないように
気を付けています。

ここまで読んでくださった
あなたはどうですか?

出来ないところがあると
ついつい怒ったり、
批判したりしてませんか?

最低限のことはできて当たり前だから
褒める必要もない、と考えていると
褒めどころなんて見つかりません。

「当たり前じゃないんだ」と
意識して、観察しないと
無理なんです。

しかし、意識していれば見つかります。

出来ないところから
最低限のラインまでもっていった
という努力を見つけることが
できます。

そもそも、その最低限のラインは
自分が決めただけで、
相手にとってそれは最低限ラインではない。

その努力を認めることで
相手は嬉しく思い、また次の努力を
するのでしょう。

これは自戒を込めた文章です。

たまに自分で見返そうと思います。

この記事に関連した
いい名言を見つけたので
リンクを貼っておきます↓↓↓

美しい景色を探すな。景色の中に美を見つけよ。(ゴッホ)


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