短歌☦︎︎ 27

久しぶりにつくった


正しさの 道を外れた 僕達は 懲りることなく 正解探し

音もなく 散った桜へ 馳せるのは 沙汰なく絶えた あの日のあの子

「変わる」こと 世は喜ぶが 目を向けて 変わらぬものが ある尊さへ

噛み合った はずの歯車 劣化して 金切り声を上げ壊れゆく

今はもう 輝くだけの 過ぎし日々 心に描く 御伽の話

アカウント 消す行為には 片割れの 自分を殺す 感覚過り

いるのかな 心の重き この扉 開けてもいいと 思える人が

話さない ことで己を 守っても 孤独の中で 死ぬは変わらず

偽物の 笑顔の仮面 いつか朽ち 笑顔の似合わぬ 人はきれいだ

存在の ちっぽけさを知る そのために プラネタリウムで 星となるのだ

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