短歌☦︎︎ 12

ちょっとペースダウンしてきた頃だな...

いいじゃないか この孤独な世界で 情報網に絡め取られたい 日々があっても

感受性 ない人間は死んでいる ならば私は 生に満ちてる

「過ぎたこと」そう流すのは出来なくて 貫いてやる 許さぬ美学を

愚かだ 本当に愚かな奴だ 自分のフィルター越しに見た私を本物だと接してくるお前が

何もかも 信じることが出来ずとも 貴方の奏でる音だけは 信じていたいよ

永遠を共にするということは 同じ地獄に堕ちるということ

教室の カーテンの中 香る青 二人の世界 交わす秘め事

天国は あるのだろうか この先の 十三段を 登った先に

晴れ渡る 夢の国との 境目で 今日という名の 時計を溶かす

砕け散った 鏡の破片は万華鏡 歪んだ部屋を 映しゆらめく

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