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知って得する!プレミアムエコノミークラスの航空券を安く買うコツ

最近は海外旅行も再開されてきましたし、私たち海外在住組は自分も含めて、周りでも日本への一時帰国の話もよく聞くようになりました。

それと同時に昨今の諸々の値上がりでどんどん高くなる航空券。

そんな中私が最近すっかりハマってしまったのが

プレミアムエコノミークラス

わかっていたんです、一度味をしめるとおそらく帰ってこられないことは。
それでも前回の一時帰国で初めてプレミアムエコノミークラスを体験する機会があり、案の定ハマってしまいました。もうエコノミークラスには戻れない!

今回は、そんなプレミアムエコノミークラスにハマってしまった私が見つけた、プレミアムエコノミークラスの航空券を安く買うコツをお話ししたいと思います。
どこの航空会社も似たり寄ったりだとは思いますが、私がコツを見つけ出したのはカナダから日本への直行便のあるエアカナダですので、それも踏まえて読んでみてください。

そもそもプレミアムエコノミークラスとは?

プレミアムエコノミークラスというのは、エコノミークラスとビジネスクラスの間に位置するクラスです。一般的な特徴としては:

席の広さはエコノミーよりは広いが、ビジネスみたいにフラットシートにはならない。
エアカナダのカナダー東京の直行便だと、エコノミーが3+4+3列席なのに対して、プレミアムエコノミーでは2+3+2列席というのを想像していただくと、横の広さがわかりやすいでしょうか?前の幅も少し広くなっていて、フットレストが付いています。もちろん機体によって違いますが、だいたいそれくらいの差です。
また、全体の席数も限られていて他のクラスの席とカーテンで区切られるので割と静かです。

食事も1食はエコノミークラスより豪華。
エアカナダのトロントーバンクーバー間(約5時間)のエコノミークラスでは無料のスナックは出ませんが、プレミアムエコノミークラスでは食事が出ます。しかもプラスチックではなく本物のお皿とカトラリーが使われ、内容も豪華で美味しい。パンケーキを食べたんですが、あの時のメープルバターソースの美味しさが今でも忘れられません。

トロントーバンクーバー便のパンケーキ。絶対オススメ

国際線で2食出るフライトでは、最初の食事は同じく豪華で美味しかったですが(鰻とかも出ました)2食目はエコノミークラスと同じものでした。

ウナギもなかなか。ワインと共に

優先搭乗とチェックイン
エアカナダのプレミアムエコノミークラスにはラウンジアクセスは付いてこないんですが(残念過ぎる)チェックインの時に優先カウンターが使えたり、乗る時に優先搭乗ができます。手荷物が多い時などは優先搭乗ができると荷物を入れる場所を探さなくていいのは嬉しいです。

*国際線のチェックインできるカバンの数が2つ
エアカナダでは最近、エコノミークラス国際線の無料で預けられるカバンの数が1つに減らされてしまいました。これは日本から大量に買い出しをして帰ってくる身としてはとても痛い。追加の預け入れカバンはなんと$100(1万円ほど)です。
その点プレミアムエコノミークラスではまだ2つ無料でカバンをチェックインできます。

なぜ航空券が値上がった今、プレミアムエコノミー?

もちろん少しだけ快適な空の旅には、それなりのお値段も付いてきます。

が、そこが最近私がプレミアムエコノミーにハマったポイントです。

私がトロントに住み始めた15年前は、エコノミークラスならトロントー東京間を$1000(約10万円)かからずに往復航空券が買えたりしました。コロナ禍の帰国時も実は一人往復10万ほどで飛べました。

それが昨今は買う時期や行く時期によって、往復$1500から$2000(約15万から20万)はざら,今年の年末に至っては$5000越え(約50万越え?!)なんていう「それもうビジネスクラスじゃないの?」という額に達することさえあったようです。

ちなみに、先日航空券を買おうと思ったらこんな感じ(エアカナダ、大人片道料金)

エアカナダ。トロントから東京、直行便。片道料金

ビジネスクラスは片道約40万と、一般市民にはなかなか手が出ない金額ですが、
エコノミーとプレミアムエコノミーを比べると、もちろんプレミアムの方が高いですが、そんなにビックリするほどの差は見られません。
片道約7万の違いなので往復で14万。もちろん高いですが、エコノミークラスがこれだけ高くなってしまった今、プレミアムエコノミークラスの敷居が低くなったように感じます。

知って得する、プレミアムエコノミークラスを安く買うコツ

そんなプレミアムエコノミークラスですが、こんなに大絶賛する私でも、実は上記のように往復40万も出して買うほどの価値ではないと思っています。そんなに裕福ではないし、40万も出すならビジネスクラスに乗りたいのが本音。

でも特に最近エコノミークラスが高いことを考えると、体験を通してみても、往復25万くらいまでならプレミアムエコノミーに出す価値があると思います。でもそんな値段で買えるのか?

・・・・買えます。

むしろ私はここ2回ほど、大人一人往復20万ほどでの購入に成功しました。エコノミークラスが当時往復15万ほどで売られていたので「この差なら、これはプレミアムエコノミーでしょ」ということで買ったのが前回の旅行。プレミアムエコノミーの沼にハマるきっかけになりました。

方法は?
私があえて裏技とも秘密とは言わずにコツと言っている理由なんですが、かなり地味で地道な方法です。

ズバリ、毎日価格をチェック

2回目に航空券を買う時に気になって、しばらくの間毎日チェックしていたんですが、何故か日によって(週によって)価格にムラがある。
もちろんフライトセールをしているときは、やっぱり安いですが(エアカナダはだいたい1月にやってます)そうじゃなくても何故かムラがあるんです。

どれくらいかというと、全く同じ旅程でもプレミアムエコノミーが、私が購入した往復20万円で買える時もあれば片道40万で売っている時もあります。
席の売れ具合なのかな~と思って見てみると(エアカナダは購入前に席の売れ行きがチェックできます)片道40万の時は「最後の1席」というわけでもなく、むしろ1つも売れていない(そりゃこの値段じゃ売れない)。

私がチェックしていたのは出発から4~5か月前の時点で、それ以降はさすがに往復20万円まで下がってきませんでしたが、もし半年前から計画できる旅行なら絶対毎日チェックする価値ありです。

というのもムラがある上に、ある日突然高くなったり安くなったりするからです。きっと航空会社側の何かあるんでしょうが、素人目には謎のタイミングです。日によっては大きく変わらないので毎日、は大袈裟かもしれませんが、何しろどの日に変わるのかわからないので、毎日チェックすると下がった日を逃しません。

また、もしエアカナダの公式サイトから購入した場合、アップグレードがとても簡単にできます。なのでもし「とりあえず席は押さえておかないと」という時は、変更可能なエコノミークラスの航空券を買ってしまって(下から2番目に安いやつで、変更不可な最安値のものよりだいたい数千円違う)、プレミアムエコノミーが安い日に遭遇したらアップグレードする、という手もあります。

実際に私はこれで片道に差額の$75(約7500円)だけ払って、アップグレードできました。もともと買った時のエコノミークラスがそれなりに高かったこともありますが、エコノミークラスで2つ目の預け入れカバンが1万円かかることを考えると、買わなきゃ損でした。

「飛行機はエコノミークラスしか手が出ない」と思っている方も多いかと思いますが、実はプレミアムエコノミークラスの敷居は最近低くなっています。
前回初めて利用した時に、エコノミークラスに向かう途中のお母さんが通りすがり、ここに座りたい~と言った小さな子供に「ここはお金持ちの人が座るところなのよ」と、日本語で言っているのを耳にしてしまいました。おそらくカナダ人に混ざって日本人が聞いているとは思わなかったんだと思います。確かにエコノミークラスが安かった頃は、プレミアムエコノミーは2倍くらいかかっていた記憶がありますが、最近はそんなこともありません。時には私たち庶民でも手が出せますよ!

今度海外旅行に行くときは最初から諦めずに、プレミアムエコノミーも考慮に入れてみてはいかがでしょうか?安く買うコツは半年くらい前から地道にチェックすることです。

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