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私と看護師という仕事と精神疾患

コラム2本目、今回はわたしの病気について書いてみます。

実は、精神科通ってます

前回自己紹介させていただいた通り、わたしは精神科ナースです。と、ともに精神科に通う患者のひとりでもあります。前回の記事でも少し触れましたが今回はより詳しく書いていこうと思います。

病歴について

わたしが持っている病気は、うつ病・パニック障害・発達障害(ADHD・ASD)です。

1つずつ説明しますね。パニック障害は中学生の頃に発症しました。急に息苦しくなったりふらついたり、気持ち悪くなったりという症状が出ていました。しかし、中学生のわたしはそのような症状を上手に周りの大人に伝えることができなかったので、正確に診断がついたのは高校生の頃でした。このころは、発作が活発に起きていたのであまりまともに学校に行けてなかったです。

うつ病は、大学生の頃発症しました。もともと落ち込みやすい性格ではありましたが....母親がうつ病を患っており、その看病をしながら学校にも通ってという生活に疲弊してしまって時に希死念慮(もういなくなりたーいと思う)を抱くようになりました。看護学生で知識もあったため、おかしいなと思って精神科を受診し、診断に至りました。

そして、発達障害。こちらは社会人になってから発覚しました。社会人になり、結婚もして引っ越したため新しい病院に通い始めた際に検査を薦めてもらって診断がつきました。コミュニケーションがうまくないことから職場になかなかなじめなかったり、失くしものがやたらと多かったりと生きづらさは日々痛感していたので正直診断がついてホッとしました。

これらの病気すべて、現在も通院してお薬を調整してもらいながら治療中です。

仕事への影響

そんなわたしなので、仕事がままならない時も正直なところあります。うつ病が酷くなったタイミングでは、休職もさせていただいていました。仕事中にパニック発作がおきて薬を飲みに行くこともあります。

また、発達障害の影響でか同僚とのコミュニケーションがうまくとれずに悩むことも多々あります。

でも実は、すごく看護師としての仕事を楽しんでいます。そのために、工夫を重ねてきました。わたしがした、工夫はこんな感じでした。

・パニック時の頓服薬はいつでもぽけっとに忍ばせておく
・できるときにさらっと病気についてカミングアウトする。一緒に食事をしている時などに軽い感じで少しずつ伝えました。
・信頼できる上司に苦手なこと、障害の影響でできにくいことを伝えておく
・しんどい時は無理せず仲間を頼る

わたしは理解のある職場に恵まれたので、しんどいのにギリギリまで我慢して....となる前に自己申告するよう心がけています。

なぜ今回発信したか

今回、この場所でどうして持病について発信することに決めたのか。今、わたしは楽しく看護師の仕事をしたり執筆活動をしています。なので、同じように精神疾患で悩んでいる方の希望になれたら嬉しいなという思いがあります。

また、悩んでいる方には「自分だけじゃないんだ」と思って頂けたらなにより嬉しく思います。

発達障害の影響で苦手が多いわたし。提出書類はすぐ失くしちゃうし、お片付けはからきしダメ。お財布や携帯の置き忘れも常習犯....

それでも、楽しく毎日を過ごしています。一緒に、ちょっとずつ、やっていきましょう☺

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