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ゲストハウスブーム

いつのまにか、日本にゲストハウスと呼ばれる簡易宿泊所がどんどん増えている。しかもオシャレ。

ゲストハウスは…
・素泊まりで安い、旅人の味方。
・当日予約もできるお気軽ステイ
・相部屋(基本二段ベッド)
・個室じゃない分、旅人との出会いや情報交換、旅の思い出交換もできちゃう。

近年は、ゲストハウスを目的に旅をする人も少なくない。
私もそんな楽しみ方もするようになった。

でも、私とゲストハウスとの出会いは、そんなオシャレなモノじゃない。

1番お世話になったのは、オーストラリアでのワーホリ時代。
『ユースホステル』や『バックパッカーズホステル』通称バッパーと呼ばれていたその宿たち。

お金がなかった。でもとにかく旅がしたかった。
ホテルは払えず、節約で仕方なく…っていうバッパーとの出会い。

英語がわからない恐怖を抱えながら、貧乏根性でいろんなバッパーに飛び込んだ。
何度となく聞き続けた
「今夜、ひとり分ベッドの空きはありますか…?」

私のハートを強く育てた、青春の日々。

オシャレで機能的で夢の詰まった、今のゲストハウスもスキ。
でも、旅の原点とも言える、オシャレとは程遠いバッパーもスキ。

雑多でゴチャゴチャな玄関、各々の洗濯物がベッド脇に干してあるドミトリー、名前を書いた食材の詰まった共同冷蔵庫。

あぁ青春の旅。

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