スイス-ベルン編③
スイスでは、すっかりアーレ川沿いの特等席を気に入ってしまい、4泊5日のうち毎日のように訪れては、ここでボーっと考え事をしていた。
クマ公園の所から、階段かリフトでクマの下まで降りると、川のすぐそばまで行ける。
街中に響く教会の鐘の音も、流れる川の音も、最高のヒーリングミュージック。
離れる前に観光もしなくては‥ということで、ベルナーミュンスター(ベルン大聖堂)へ行くことにした。
途中でたーくさんのマーケットに遭遇!
そうだ、ちょうど週末だからだ!楽しい〜!
ミュンスターは一部修復中だが、これは側面から。カッコイイ。
外観には、有名な「最後の審判」が。迫力がある。
内部は撮影NGだが、ステンドグラスが美しかった。運良く、パイプオルガンの演奏も聴けて、優しい音に癒された。
塔への入場料を支払い、狭くて急な石段をビビりながら、途中の景色に励まされながら、登る登る。
そしてベルンの美しい景色を一望!
さっきのマーケットが小さく見える。マーケットの屋根で、ギッシリと旧市街の道路を埋めているような景色。
不思議な世界に来たんだなぁ‥と思ったけれど、ここの人たちにとっては日常で、日本に来たら「不思議な世界」と思うのかもしれない。
そんなことに漠然と思いを巡らせるのも、旅の醍醐味だと改めて思ったので、たっぷりと巡らせた。
そういえば、ベルンの街は道路から地下に潜るようなお店がとっても多くて、独特だった。
閉まっている時はこんな感じ。
おかげで店が多くても景観がゴミゴミしないし、むしろ開いても閉まってもオシャレ。
ベルンの街は、とても居心地が良かった。
スイスドイツ語の地域だが、こちらの顔を見ると優しい英語で喋ってくれるし、多国籍の人たちが混在していて、対応に慣れている人が多い。
道を歩いていて、からかわれるようなことも一度もなかった。
アジア系の人は私が行った時は少なかったけれど、かといって変に注目されることもなく、寛容で自由な雰囲気があった。
泊まった宿のスタッフさんも皆そうだったから、夕方になると早めに戻り、共有スペースでゆったりとビールを飲むのも幸せだった。
名残惜しいけれど、ゆっくりたっぷり味わえたと思う。
ベルンを後にして、電車で50分!次の拠点・インターラーケンへ向かう。
ここでは8泊もして、いよいよスイスの自然を存分に味わう予定!
どんな冒険が待ってるのかなー!
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