さくらこまち

人生おあいこ。 頑張りすぎず、ゆるすぎず。 気楽にリラックス。 普段からぼやぼや考えて…

さくらこまち

人生おあいこ。 頑張りすぎず、ゆるすぎず。 気楽にリラックス。 普段からぼやぼや考えている頭の中の独り言を ボチボチ綴って忘れないようにするためのメモ。

最近の記事

金融庁さんの立ち位置に対する違和感

ビッグモーターの事案を頑張ってボヤっと整理してみます。 損保ジャパンさんとビッグモーターさんの違法性 損保ジャパンさんとビッグモーターさんは、何か違法なことをしたかどうかは、まだ明らかになっていないようです。 しかし、両社が健全とはいえない関係にあったことは事実のように思います。 まだ調査中のようですが、今のところ明確な違法性はなさそうです。 監督官庁である金融庁さんの立ち位置 自動車修理工場に損保代理店の営業が許可され続けていた実態から得るべき示唆があまり報道されて

    • 高校野球のチームに内部統制は必要か?

      「内部統制」とは、組織が目標を達成し、財務報告の信頼性を確保し、法令を順守し、業務の効率性を高め、資産を保全するためのしくみやルールのことです。 これは、組織が正しく運営され、リスクを把握し、対応することで、信頼性のある経営を実現するために必要といわれています。 ただ、世間一般には、「ムダ」とか「めんどくさい」とかのイメージしかないように感じられている「内部統制」ですが、今回は、「高校野球のチームに内部統制が必要か」という説明に挑戦してみたいと思います。 日本の内部統制の

      • 「怒る」と「叱る」の違いについて

        よくあるテーマなのですが、社員に伝えるときのネタとして整理しておこうと思います。 しごとでは、お客様から約束を破られたり、お客様の不注意によるミスがあったりすることがあります。 このような場面では、注意することで問題を解決することが一般的かもしれません。しかし、注意を与える際には「怒る」か「叱る」かによって相手への印象がずいぶん異なりますので、そこを意識する必要があります。 「怒る」(おこる・いかる) 「怒る」場合は感情的な反応であり、「自らの怒り」の解消を目的としてい

        • 社内ルールについてボヤッと

          会社のサスティナビリティを確保する上でコンプライアンスのあり方が見直されてきているようです。 かつては、コンプライアンスはコストばかりかかって、利益への貢献がないもののように言われていました。 いまや、自分たちが正しいと考える価値観を社内ルールに織り込んで、社員のモチベーションアップやスキルアップを図り、価値創造の独自ツールとして捉える会社が増えてきているようです。 このように、時代やニーズに合わせた決まり事を柔軟に決めて、円滑に意思決定を図るために、社内ルールは役立つ経

        金融庁さんの立ち位置に対する違和感

          会議についてボヤッと

          うちの会社も決してスマートな会議運営をしていません。あまりにも自由な発言を認めすぎて、いつも不毛な発言ばかりで一人でイライラしてしまいます。 私が思う良い会議や良い会議にするコツについてボヤッと考えてみました。 悪い会議の特徴 / 準備グタグダ。段取りなし。 \ 1. 目的が曖昧 やることだけ決まっていて、会議資料はもとより議題すら事前に案内されないような、目的が不明確で、何を話し合うかすら決めていないような会議は、期待どおりに無駄な時間にしかなりません。 2. 無駄

          会議についてボヤッと

          ナッジ理論をボヤッと(工場勤務者向け)

          ナッジ理論は、人々の意思決定や行動を誘導するために、環境や情報の設計に対して「ひそかな助言」を行う方法やしかけだそうです。 工場ではあたりまえになっていることも、じつはナッジ理論によって説明できることがありそうです。 頑張って説明してみます。 ※ナッジ ・・・ 「軽く肘で突く」や「そっと促す」といった意味。 ナッジ理論の主な特徴 シンプルに選択させる: 工場の環境や情報の設計において、人々の行動を促進・誘導するための情報の提示方法を工夫する。(情報収集しなくても、必要な情

          ナッジ理論をボヤッと(工場勤務者向け)

          ナッジ理論をボヤッと(一般向け)

          ナッジ理論は、人々の意思決定や行動を誘導するために、環境や情報の設計に対して「ひそかな助言」を行うしかけや方法だそうです。 じつは、私たちも気が付かない場面で、ナッジ理論に操られているかもしれません。 頑張って説明してみます。 ナッジとは ナッジとは、「軽く肘で突く」や「そっと促す」といった意味なんだそうです。 ナッジは、人々が自らの意思決定において情報の取捨選択に直面した際に、無意識のうちに特定の方向へ誘導するしくみや方法をいうようです。 たとえば、商品陳列のしかたや表

          ナッジ理論をボヤッと(一般向け)

          奈良のシカの「おじぎ」の回数が減っている

          奈良公園や周辺に生息しているいわゆる奈良のシカは、鹿せんべいをもらうために「おじぎ」をすることで有名でした。 奈良女子大学と北海道大学の研究グループによると、新型コロナウイルスの感染拡大期には奈良のシカが鹿せんべいをもらう際の「おじぎ」の回数が減少したことが明らかになったそうです。 ニンゲンの行動変化 コロナ禍による外出自粛によって、観光客が減少しました。これによって、奈良のシカが観光客から鹿せんべいをもらう機会が減りました。 シカの行動変化 鹿せんべいを見せている間に

          奈良のシカの「おじぎ」の回数が減っている

          デジタルシフトが当たり前となった今、求められる製品開発の視点についてボヤッと

          デジタルシフトとは、アナログからデジタルへの移行の流れで、特に情報技術の進歩により加速されています。 デジタル化は、データの電子化やネットワーク活用により業務やサービスが効率化やデータ分析や遠隔コミュニケーションを実現してきましたが、2020年代に入ってからは、新ビジネスの創出、顧客エンゲージメントの強化が当たり前のように図られてきています。 体験価値の重要性が変化している デジタルシフトの進展に伴い、製品やサービスの価値は形あるモノから体験の質へとシフトしているように見

          デジタルシフトが当たり前となった今、求められる製品開発の視点についてボヤッと

          デジタル化投資の意味 〜時刻表の電子化投資について

          JR東海が10億円かけて在来線の運転士さんが使う時刻表を電子化するようです。 どのような効果が期待できそうかボヤッと考えてみました。 この投資の重要性についてボヤッと 企業が長期的な成長や競争力の維持に向けて必要な活動や取り組みに資金やリソースを割り当てることです。 一般的に、投資は将来の成果や効果を追求するための大切な手段なので、競争力の向上や業務の効率化などを実現するために行われます。 今回、JR東海が約10億5000万円の投資を行い、運転士用の時刻表を電子化するこ

          デジタル化投資の意味 〜時刻表の電子化投資について

          ゴルフコンペでの勝利につなげるために内部統制の概念を理解してみる

          内部統制とは 内部統制とは、組織内で財務報告の信頼性を高め、法令順守を確保し、業務の有効性と効率性を向上させ、資産を保全するためのしくみや活動のこといいます。 ただ、世間一般には、「ムダ」とか「めんどくさい」とかのイメージしかないように感じられている「内部統制」ですが、今回は、「ゴルフコンペでの勝利につなげるために内部統制の概念を理解してみる」ことに挑戦してみたいと思います。 日本の内部統制の4つの目的をゴルフに置き換えてみる 1.財務報告の信頼性 ゴルフにおいても、

          ゴルフコンペでの勝利につなげるために内部統制の概念を理解してみる

          ギフティングについて、ぼやぼや整理してみる。

          インフルエンサーの「ギフティング」とは、有名なインフルエンサーに対して、無料で製品やサービスを提供することをいうようです。 この手法は、インフルエンサーの影響力を活用して、商品やブランドの露出や認知度を高めるために利用されます。 今回はこの「ギフティング」について頑張って説明してみます。 ギフティングとは 「ギフティング」は、インフルエンサーマーケティングの一環として広く使われています。 インフルエンサーは、SNSやYouTubeなどのプラットフォームを通じて大勢のフォロ

          ギフティングについて、ぼやぼや整理してみる。

          デジタルマーケティングについて、ぼやぼや整理してみる。

          デジタルマーケティングは、デジタル技術を活用して商品やサービスの宣伝や販売を行うマーケティング手法をいうようです。 デジタルマーケティングの概念とその重要性について、頑張って説明してみたいと思います。 デジタルマーケティングの特徴 デジタルマーケティングは、インターネットやモバイルデバイスなどのデジタルメディアを通じて広告やプロモーションを展開することで、効果的なマーケティングを実現できる手法です。 デジタルマーケティングの特徴的な要素を以下のように整理してみました。

          デジタルマーケティングについて、ぼやぼや整理してみる。

          カスタマージャーニーについて、ぼやぼや整理してみる。

          カスタマージャーニーとは、生活者がある商品やサービスを知覚し、購買までのプロセスを経験する過程をいうようです。 それぞれの生活者は異なるニーズや状況を持っており、その過程は個々の生活者によって異なる場合があります。 カスタマージャーニーを理解することは、生活者の視点に立ち、効果的なマーケティングや顧客体験を提供するために不可欠だと思います。 頑張って説明してみたいと思います。 カスタマージャーニーのフレーム カスタマージャーニーは一般的に以下のフェーズで構成されます。

          カスタマージャーニーについて、ぼやぼや整理してみる。

          「AIDMA」と「AISAS」

          「AIDMA」と「AISAS」はマーケティングなどで購買行動の分析によく使われるフレームワークです。 下記にそれぞれの説明を頑張ってしてみます。 AIDMA(Attention, Interest, Desire, Memory, Action) AIDMAは、生活者の購買行動を促すためのフレームワークです。 - Attention(注意喚起) 生活者の注意を引くために魅力的なメッセージや広告を用いることが大切です。 たとえば、BtoBであれば、ウェビナーやセミナーを開

          「AIDMA」と「AISAS」

          蛙化現象とおめでた現象

          蛙化現象(かえるかげんしょう)とは、環境の変化がゆっくりと進行するため、変化に気づかずに適応できなくなる現象をいうそうです。 私がむかしからノウテンキな雰囲気、環境に出会った時に「おめでた現象」と言っていたニュアンスと似ていそうです。 ここでは、蛙化現象の説明を頑張ってしてみます。 蛙化現象(かえるか-げんしょう) 蛙化現象は、環境変化への鈍感さや変化への適応力の欠如を意味するそうです。 たとえば、お湯の温度を急に上げると蛙は逃げ出しますが、お湯をゆっくりと加熱すると、蛙

          蛙化現象とおめでた現象