労りのキャスティング
今朝は、講座の進行役のことで早くに目がさめ、そのあとは眠れなかった。べつに覚えるほどのことはないので原稿も作らなかったのだが、いかようにもできるとなると、そのシミュレーションが脳内で止まらない。ここでちょっと笑いが取れるかなーとか、色っ気も出てきたりして。
本番が終わって、やっとそのループから抜け出せた。
結果はどうだったのかといえば、所詮ただの「つなぎ役」であるから、可もなく不可もなし。
自分の中にいる「ダメ出しおばさん」だけが、ああすればよかった、こうしてもよかったと、いつまでも煩い。(だ〜れも気にしていないだろうに)
なんだかこう、何しても満足感が得られないのは、「OK」を出してくれる人がいないからなのかもしれない。
せめて私の中の「ダメ出しおばさん」には引っこんでもらい、何か努力をしたら、スッと「OK!!」の札をあげてくれる「肯定的審査員」や、「サクライちゃーん、今日もよかったよ〜、さあ、次のシーンに行こうか!」と言ってくれる「甘々な監督」を、私自身の中に住まわせたい。