紅白な時節が近づいてきたのでー2022紅白に坂道シリーズの姿があるのか否か
10月も半ばに差し掛かり、11月が見えてくる時節。
11月というと例年、紅白歌合戦の出場者発表が中旬頃に行われている。
当然ながら、今年の出場はあるのかないのか、気掛かりになる。
まず、いろいろ言われているものの、やはり大晦日の紅白の影響力はまだまだ絶大である。年間を通して放送される歌番組の中でもトップに君臨していると言える。
確かに以前ほどではないにしても、紅白に出ることで知名度に影響もするし、紅白で歌う曲は年始に話題になる。
紅白に出る、というのは一つのステータスであることはおそらく間違いない。
乃木坂46、櫻坂46、日向坂46。
彼女たちの活躍は今年も凄まじかった。だから紅白に選ばれるのは当然だ、という空気。もちろんわからないわけではない。
しかし、ツイートにも書いたとおり、決して当たり前の話ではない。
そのことは、メンバーはおそらく強く心に刻んでいる。
応援する側である私たちも、そのことを忘れてはいけないと思うのだ。
3坂とも、出場させていただけるかもしれない。
でも、その逆も然りだ。
なぜなら、これは完全にNHKの都合だからだ。
その年の世間への影響力とか、NHKへの貢献度とか、いろいろ選考基準は囁かれるけれど、それとて本当かどうかはわからない。
栄枯盛衰。
盛者必衰。
もちろん、坂道が衰えているなどと言うつもりは毛頭ない。でも、おそらく彼女たちの中にはないであろう驕りの感情を、私たちの側が持つことだけは避けないといけないのだ。そしてそんな目線が、彼女たちの足を引っ張ることになりはしないかと。
乃木坂もおそらくそうだろうけれど、櫻坂日向坂は本当に謙虚な子が多い。
よく聞くとわかるんだけど、「〜させていただく」という謙譲語を多用する。運営の指示もあるかもしれないけれど、これは心から謙虚な気持ちを持っていないと出てはこない言葉なのである。
だから、彼女たちの出場が決まったとき、メンバーは「出場させていただく」という言い方になる。
そんな彼女たちが、驕っているとはとても思えない。
毎年出場できて当然、などと微塵も思っているはずがないのだ。
特に櫻坂46は、傍目には追い込まれて改名したように見られているかもしれない、という体験をした。今でもそう言われることがあるだろう。本人たちの想いとは別に、仕方なく欅坂を封印したと思われている。どちらかというと後ろ向きな意味での改名だったと思われているのではないかと。
もちろん実際のところは彼女たちにしかわからないけれど、改名した後がそんなにネガティブだったとも思えない。
とはいえ、グループの名前がなくなるという経験をしていれば、どんな事象であったとしても当たり前など存在しないことは、心の奥底に刻まれる。
仕事がもらえることもそう。
楽曲がもらえるのもそう。
撮影してもらえるのもそう。
冠番組が存在することもそう。
欅坂であれだけ熱狂したファンの一部は、去っていったかもしれない。でも改名後の彼女たちもしっかり推していくという意思表示をしたファンの存在もそうだ。
当たり前じゃない。
あって当然のものなど一つもない。
そんな彼女たちにとって「紅白出場」が、毎年変わらずセンセーショナルな出来事であるに違いないのである。
心から全ての活動に感謝できる子たち。
だからこそ、推せる。
当たり前じゃないのは、仕事だけではない。
そこにいるメンバーが、明日もその場所に居てくれることも、実は当たり前じゃない。
彼女たちがその想いを持って活動し、私たちがその思いを持って推していくことで
自然と願いは叶っていくのだろう。
もちろん、出場させていただくのなら、本当にありがたい。
今年もそんな彼女たちが見られることを願っていたい。
noteの中でも、櫻坂46・日向坂46に特化した内容ですので、特に二つのグループの推し活を経て、皆様に文章で還元できるよう努めてまいります! よろしければサポートをお願い致します。