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初めての定期テスト

息子の入学までのことをまだ書けていないのだけど、初めての定期テストを受けたことを忘れないうちに書いておきます。

高校に入学したばかりなので高校の定期テストが初めてなのはもちろんですが、うちの息子は中学校に3日しか行っていないので、定期テスト自体が初めて。

テスト勉強はどうやるのだろう?
計画なんて、立てられるの?

そう心配していた。

しかし、環境ってすばらしい!

息子の高校は、テスト前になると学校に残って勉強する習慣がある。先生も残って面倒をみてくれるらしい。

また、テスト前は寮の食堂に数人が集まって勉強していたらしい。

だから何となくテスト対策はしていた様子。

(しかし、部活がテスト3日前まであるそうだ。上の子の学校は1週間前から部活が休みだったのでちょっとびっくり。)

そして終えた中間テスト。点数をきいたらまあまあの成績!

しかし、息子は「あー、数学がもっと取れると思ったのだけどなぁ」と悔しそう。

いやいや、私にとっては全科目テストを受けただけで上出来ですけどね!!

そして、あっという間に迎えた6月終わりの期末テスト。

テスト前、電話をしても出なかったので、何をしていたかと尋ねると夜9時まで学校に残って勉強していたそうな。

この息子が…?

と意外に思うと同時に、夜遅くまで残ってくださっている先生に、本当に頭が下がる。

そしてテスト初日の夜、珍しく息子から電話。
何かを買って送ってくれという用件の話しだったけれど、テストの話しを尋ねたら、
「数Ⅰは結構できた。」
「数学の先生に、意外とできていたと言われた」

なんだ、なんだ?

テスト前といい、テスト後の感想といい、
なんだか爽やかに頑張っている風じゃないの。

スポーツで新しい技術を習得したとか、目標タイムを切ったとか、そんな調子で話してくれて。

小さい時から勉強をしなければいけない環境でなかったから、純粋に「わからないことがわかるようになって楽しい」と思えるのかな。

…でもさ、君は公園を走り回っていたんじゃないの?
あんなに勉強はいやだって、鉛筆を投げ出して逃げていたんじゃないの?
そんなふつうの人になったんだ、へぇー。
…という、身勝手な裏切られた感が、じわじわと湧いてくる。

まぁいい。

君は君なりに、なんでも楽しんで生きてくれれば、それでいいよ。


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