#56 2022年がやってきた。抱負を5つ書いてみたよ。
新年あけましておめでとうございます。
自分で決断したとは言え環境が大きく変化した2021年を駆け抜けて、何なら2022年も三が日が終わりそうで、時間よ、もうちょっとだけゆっくりしていかないか、と声をかけたくなる気分です。
2022年、意識していきたいことは以下の5つ。
1. 未知の物事に出会ったとき、粘り強く追いかけて調べる。新しく知ったことは、何らかの形でアウトプットする。
毎日新しい出来事や概念に触れているのに、それらを見逃してしまったり、たまに興味を持って調べたりしても「読んでいるだけ」で、身についている実感がないことをちょっと反省しよう。
2. 興味の方向が拡散することは悪いことじゃないよ。
私は「好きなこと」「気になること」が多い。なかなか一つの物事に集中せず、1日30分の違うジャンルのことを2~3つする、といったスタイルが性に合っていると思う。そんな中、名前のついた専門性やスキルを付けておかないとヤバイんじゃないか、自分が費やす時間を何かひとつに絞った方がいいんじゃないか、と焦りを感じていた時期があった。
このことを上司に相談してみた。すると、「何が起きるか分からない不確実な世の中を生きていく中では、日々出会うことに好奇心を持って接し、分野の違う様々なことを地道にインプットして、知識や経験の幅を広げていくことも武器になるのでは」とあたたかい言葉で励ましてくれた。上司は『RANGE』という本も同時に紹介してくれた。
インドでの研修は今年で終わってしまう。圧倒的に環境が違う場所に身を置いていると、ますますひとつのことに興味を持ち続けるのが難しい。上司の言葉に救われて、「好奇心旺盛な自分」でいることをネガティブに捉えないようにしようと思えた。
3. やさしく、柔軟に。
いかにこの10年間くらい、同じような環境や考え方をしていた人たちに囲まれ、気の合う人々に恵まれていたかを身に染みて感じている。(そしてそれは全然悪いことじゃないと思う)
ここでは前提の違う人たちにたくさん出会う。これまでの常識が全く通用しない相手に対して、自分の常識だけで立ち向かうのはあまりに無配慮だ。そもそも前提が違うのかもしれない、と一度立ち止まって考えよう。
悲しいことに、自分の「常識」が通じずスムーズに事が進まないことに対して、怒って、バカにして、茶化している人たちをたくさん見た。でもそれはきっと、見えない分断にしか繋がらないし、何より心地よくない。ブレイディみかこさんが『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の中で記していたいたように、いちど「他人の靴を履いてみる」こと。目の前の事象に対して、できるだけ心をやわらかくしておくことが大切だ。
4. 見たくないものは見なくていいよ。
見たくないことばが溢れる空間にはできるだけ足を踏み入れないほうがいい。無意識のうちに負の影響を受けて、いつの間にか気分が沈んでいることがある。どうせ触れることばなら、誰かが一生懸命考え抜いて発信したことばを意識的に取り入れていきたい。
5. 健康に。
2021年のうちに健康のために始めた習慣はできるだけ続けよう。何事も肉体的・精神的な余裕がないと続けられないものね。
私の生活を彩ってくれるたくさんの大切な人やモノに感謝しながら、今年もほどよくがんばろうと思います。
皆さんにとっても素敵な1年になりますように!
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