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Nikon Z7売った記念スナップ垂れ流し

最近写真を撮って無すぎてエアフォトグラファーという新しい概念に変わりつつある男、さくらちゃんです。

今年三月頃、手元にカメラが無くてライカのオールドレンズだけがあるという謎の時期にとりあえずフルサイズセンサーのカメラをと思って選んだZ7ですが、その後フィルムのライカM-Aを買うことになり、フィルムデジタイズという役割も与えられそれなりに活躍してくれていました。

が、性懲りも無く売ってしまいました。理由は二つ。

一つ目は今夏札幌がけっこう暑かったのと、オリンピックに夢中になっていたのと、例の感染症のこともあってそもそもM-Aをあまり持ち出せていなくて、この先しばらくバリバリ撮ることも無さそうなので、この頻度ならデータ化はフィルムスキャナーで良くね? となったこと。
フィルムは何本か現像に出してデジタイズしてみましたが、別に4,500万画素も要らないということにも気付きました。

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Kodak Ektar100 / Summicron-M 35mm F2.0 ASPH. 5th

二つ目はM-Aを持ち出すほどでないデジタルで気軽に撮りたいときに気軽なサイズでなかったこと。サブ機という扱いで持つにはコスト的にもフルサイズは重いです。

そんなわけでZ7を売って、そのお金でフィルムスキャナーとサブ機としてコンデジか小型のAPS-Cミラーレスを買おうと決めました。
今のところGRⅢがめちゃくちゃ気になっています。脳が溶けてライカQ2買っちゃうかも。

目的に合わなくなっただけでZ7がダメだったわけではありませんし、むしろとてもいいカメラでした。今後もしミラーレス一眼をメインに据えることがあれば迷わずZを選ぶと思います。

以下垂れ流し

Z7の写真はTwitterやInstagramにもあまり上げていなかったのでこれを機に放出します。レンズが何かも書いておきます。

Summilux-M 35mm  F1.4 2nd

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M-Aの資金のために売ってしまった銘クセ玉。滲むのに解像しているという本当に不思議なレンズです。フィルムでこそ試してみたかったですが、人気が出てきたのか相場が大変なことになっていて、再び手に入れられるかは怪しいところ。人様の作例を見る限り個体差もけっこうありそうで、同じ写りに出会えることは二度とないでしょう。
上の作例は破綻していないのを選んだもので、逆光気味で撮ると……

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これはダメだ(笑) レンズ内のチリまで写すサービス付き。使いこなせる気がしません。
ちなみにF2まで絞ると滲みもゴーストも嘘のように消えます(作例無し) 基本F2としてズミクロンだと思って使う手もありますが、樽型の湾曲が許容範囲を超えていて個人的にNOでした。ズミルックスはズミクロンの代わりにはなれません。逆もまた然り。
サイズが現行ズミルックスより二回りくらい小さいのは魅力的なんですけどね。

Summaron-M 35mm F3.5

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色とコントラストの出方、周辺減光の具合が大好きでお気に入りでしたがこれもMC 50mmを買うために手放してしまいました。
開放F3.5と控えめなスペックですが引き換えにコンパクトですし、半世紀以上前に生まれたレンズとは思えないほど解像します。比較的お求めやすいので初めてのライカレンズにもオススメ。「ライカの写り」と聞いて誰もがイメージするような質感で撮れます。
Z7を売ったお金で買い直そうかと検討中。

Summicron-M 35mm F2.0 ASPH. 5th

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M-Aに付けっ放しなのでZ7ではほとんど撮りませんでした。現行のデジタルボディに現行レンズの組み合わせは言うまでも無くクリアー。上の二つのレンズと比べてツヤが全く違いますね。

Nikkor Z MC 50mm F2.8

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これもデジタイズ用だったのと、久々のオートフォーカスが嬉しくて息子ばかり撮っていたので普通の写真はあまりありません。今2歳7ヶ月なんですが、最近「ぱぱぁ〜しゃしんとって〜」と言うようになりました。
私がZをメインで使うとしたら50mmは1.8でも1.2でもなくこれを手元に置いておくと思います。マクロだしSラインでも無いので期待していなかったのにAFも超速い。妥協の無いNikonの仕業に心を打たれました。

なんだかレンズレビューのようになりましたが以上です。
ありがとうNikon! ありがとうZ7!

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