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【スタートアップ!占い師】休憩〜鑑定料はキャッシュレス決済の個人間送金で払ってはいけない件〜 ※追記あり

 副業ブームで、水面下で活動する占い師が増えてきました。
 そこで問題の1つとしてあるのが、「お金のやりとり」です。
 最近はキャッシュレス決済の普及で、キャッシュレス決済でのやりとりが増えましたね。鑑定料をPayPay送金やLINE送金でもらっている人もいるのではないでしょうか。

 わかっている人もいるでしょうが、わかっていない人もいると思います。わかっていない人のためには覚えておいてほしい話ですし、わかっている人は鑑定料をすぐに銀行振込かオンライン決済ができるサイトに切り替えたほうがいいでしょう。
 
 なぜなら、営利目的のある送金は会社によって規約違反だからです。
 鑑定料はキャッシュレス決済の個人間送金で送ってはいけないことになっています。

 多くの人が個人間送金で使用しているのがPayPayだと思いますが、PayPayでも「第7条 PayPay残高アカウントの利用にあたっての禁止事項」に「当社のサービス(PayPay残高またはPayPay残高アカウントの利用を含みますが、これに限りません)を、営利の目的その他、サービスの提供の趣旨に照らして本来の目的とは異なる目的で利用する行為」とあります。
 やってもいいのは、おこずかいの送金、仕送りとしての送金、お礼としての送金くらいではないでしょうか。投げ銭や募金もいけないようです。

 営利目的で使用していいのは、キャッシュレス決済会社加盟店の契約をした占い師のみです。
 ですが、非対面の決済はできません。
 お店のQRコードをサイトに貼り付けたり、カードに印刷して相手に知らせて、鑑定料を送ってもらうのはダメなんです。
 これも規約があります。

 同じくPayPayですが、「PayPay for Business(PayPayの加盟店契約)」の規約になります。「第10条 加盟店における掲示等の2(1)」がそれです。

 個人間でも、加盟店契約していても「鑑定料をキャッシュレス決済で送れ」はしっかり規約違反なんですよね。

 副業を隠すのも含めて、「贈与」で隠し通す占い師が出てきそうだなぁ……と書いていて思いました。 見て見ぬふりも多いだろうなと。
 それに、お客さん側が占い師に「キャッシュレス決済で鑑定料を送りたい」と言っている場合もあるだろうなと(ちゃんと断りましょう!)。
 占い師は、ただでさえ社会的信頼が低く、偏見をもたれやすい職業なんです。規約違反をして、一人の信用が落ちたら、他の占い師の仕事にも影響がでます。
 何らかのサービスを使うのにも、ルールがあります。ルールを守って、お客様から信頼される占い師になりましょうね。

 ちなみに。
 アマギフもアカンよ!

「Amazon.co.jp のサイト以外で提供されている商品やサービスに対する支払としてギフトカードを提供したり受領すること。第三者から支払い手段としてAmazonギフトカードや他社のプリペイドカードを要求されている場合、詐欺の可能性があります。」

 注意書きもあるからね!

※追記
 匿名で個人間送金できるサービスを見つけたので共有します。

 利用規約を読みました。占い鑑定の取引は大丈夫なようです。
 コンビニ払いやクレジット払いにも対応しています。先払い制です。

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