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堆肥するともったいない
堆肥にしてから植物にほどこすのはもったいない。
なぜかと言うと、微生物が落ち葉とか木とかそういうものを食べて、その食べ尽くした後のものを使ううのだから肥料そのものになってしまう。微生物は土の中で増やしたい。土壌中で微生物に分解されると土の団粒化になり、土壌改良につながるから。また、堆肥にする途中でもco2が発生するからどうせなら土壌中でco2を発生させるほうが無駄もなくなるばず。
土の中にはたくさんの微生物がいる。土の有機物(炭素)を分解して二酸化炭素を出す。植物の根からも二酸化炭素が放出される。大気中の炭素は光合成によって植物に取り込まれる。二酸化炭素吸って残りは作物内にためこまれる。
収穫後の茎やあるいは根っこの残渣がそのまますき込まれたりすると、炭素は土壌有機物として土の中に蓄積される。この土壌有機物は微生物によって分解されると炭素は二酸化炭素として放出される、 循環してんだよね。例えばこの二酸化炭素は地球温暖化の原因とされているが、その発生を減らす努力があちこちでされている。炭素の量が、微生物による分解で放出される量よりも多ければ、土壌に有機炭素が溜まって大気中の二酸化炭素を減らす効果があるわけだね。だからそれを考えたら作りすぎは良くないよね。作りすぎた物を捨てることは、それも腐らせるときに、分解するときに二酸化炭素を出すでしょう。だからやっぱり「天地の余剰をいただきます」なのよね。
今うちの方でも林などの落ち葉を集めなくなったために、生えていた木に虫が入って枯れたりとかということが起こっている。化学肥料を使うことで落ち葉とか草などが有効利用する必要がなくなったために、そのまま荒れ地になっている。
うちでは毎年2月になると、林の落ち葉を使って踏み込み温床をつくり、夏野菜の種蒔きをしている。一年に一回、林の落ち葉をさらってキレイにする。これだけで森や林もきれいになる。こんな簡単なことをやるだけで、波動も変わるわけ。
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