自己紹介をするのには才能がいると思う。

自己紹介っていうのは、自己を知らないとできないと思う。
「そんなの改めて言わなくても、当たり前でしょ。」
なんて声が聞こえてきそうだけど、それでも言わせてもらいたい。私は自己紹介が書けない。
つまり、自分のことを知りません。いや、知ってるけど、うまく表現できません。

スキしてくれたから、という理由で読んだこの人の自己紹介文に思わず唸らされてしまった。ああ、この人はこの人自身をよく知ってるな…と感心した。

noteを2本書き、やっぱり自己紹介を書こうと思い立って今です。なんとも準備がなっていないズボラなタイプだとこの時点でバレてしまいますが、始めてしまったので仕方ない!

自己紹介|菜槻

まずねぇ、自己紹介しようなんてこと、頭に思い浮かびすらしなかった。
そうか、自己紹介をするよなぁ、最初って!その方が手っ取り早く自分を知ってもらえるもんなぁと。

実際私はこの人がたぬきに似ていて、国内旅行が好きで、食べることも好きで、そこそこに几帳面な人なんだろうということを知った気になれて、親近感がある。

その次に彼女が今日書いたつぶやきを見て、ちょっと離れたパン屋ってのは仕事帰りなのかな?それとも今日はお休みで少し冒険に出たのかな?ホクホクとしたたぬき顔で、シナモンのかかった柿のパンを嬉しそうにほおばったんだろうなぁ、と考えが巡る。

自己紹介を読む前は、ふーんとすら思わなかったくせに。自己紹介という名の自己開示の効果はテキメンだ!

しかも、項目がわかりやすい。
多分私が書いた自己紹介は、好きなものと嫌いなものに分かれていて、その時に思いついたものをズラズラと書き並べるのだ。
しかもその時の好きなものと嫌いなものは、本当にその時限定のもので、違うテンションの時に書いたら違うものが出て来るんだと思う。

よく言われるのが「1番好きな食べ物は?とか、当たり障りなのない質問をした時の朔楽はめんどくさい」だ。

なぜかというと、「1番好きな食べ物は?」と聞かれた時に、
「何系で?」「どんなシチュエーションの?」「最近限定でいいのかな?」「でもこんな時はこっちを食べたいし…」と、いろんなところに考えが及んで答えられないのである。

質問した側はとりあえずジョブで…と質問しているのに一向に出てこないのでヤキモキするんだろうね。
「この話そんな重要じゃないからサッと言って!!」と思うらしい。ごめんね。
でも直せる気がしない…。だって適当に言ってそっちの好きだったかぁ〜!!!って後でモヤモヤしたくないもん。
その話はできるだけ振らないで…!笑

趣味もその時その時で変わって、つい最近までスケッチブックに筆ペンで絵を描いていたのに、最近はクロッキー帳に鉛筆で絵を描いている。
そもそも趣味で言うと歌が1番好きなのに、最近は全く歌ってないし、好きな歌手がいないので話が広がらない。
私って一体なんなんだろう…?

でもただ書くのはやる気が続かなそうだし、笑えると直良し!たくさんの人に読んでもらえたらもっと嬉しい!!スキも頂けたら超ハッピー!!!と思って日記ではなくnoteにいます。よろしくどうぞお願いします。

自己紹介|菜槻

でね、最後にこの文を読んで気づいたんだけど、菜槻さんってちゃんとオーディエンスを意識してるんだよね。
もちろん私も人に読まれたいしスキされたら嬉しいんだけど、“読む人の読みやすさ”について全く意識がいかないの。

自分から溢れる言葉をただ書き留めてるだけで、その後に誤字脱字のチェックも構成を考え直したりも、読み返したりすらしてないの。
でもそれでもいいと思って書いてるんだけどね。それが気持ちいいし。

でも菜槻さんは恐らく読み返してるし、構成のチェックもしてるし、誤字脱字もチェックしてるし、好きなものについても取捨選択して書いたんだと思う。違ったらごめんね。

だから読みやすいし私の胸にすぅっと入ってきたのかなって。
私もこういう自己紹介の書ける、自分を知った人になりたいな。だからnoteを始めたんだけどね。

でもやっぱり好きなものとか趣味とかは書ける気がしないや。そのうち私らしい項目が見つかりますように。
菜槻さん、素敵な自己紹介をありがとう。

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