見出し画像

様々な愛のかたち ー ボヘミアン・ラプソディー /  ワンダー 君は太陽

明けましておめでとうございます。今年もマイペースに綴りたいと思いますので、よろしくお願いします。

年末年始のミッションを終わらせ、映画を観てきました。そこで様々な愛の形に出会えたので紹介します。

「ボヘミアン・ラプソディー」 

チャンスに恵まれ、先月から数回見ています。
見るたびに心に響くキーワード(今回響いたワードは「過去を捨てる」でした)が違うので、日々、考えている視点が変わってきているのを感じると同時に、フレディーを通して、誰もが大なり小なり心当たりがあるであろう心情に再び共感してきました。

手に入る世界で有頂天になってしまう自分、様々な欲望が渦巻く世界への堕落、そこで味わう空虚感、自分自身の至らなさに対する失望と後悔、親友に裏切られる辛さ、愛する人が傍にいない寂しさ、どん底まで落ちて初めて気づく当たり前にあった温かい仲間のありがたさ、謝罪する勇気・謙虚さ。それを受け止めてくれる人々からの「許す」という「愛」に触れる事により、ようやくあるべき良き方向で、世界中の人々の魂を揺すぶるほどのパフォーマンスを見事にこなす姿に、勇気をもらい、涙で心を洗い流してきました。

【許す愛】
「愛というのは、その人の過ちや自分との意見の対立を許してあげられること」byフローレンス・ナイチンゲール
それぞれ生きてきた環境の中で育まれる心の感度により、許すまでの平常心を取り戻すのに時間がかかる時もあります。でも、それを乗り越える時、魂は磨かれ、新たなステージに上がれる、寛容な愛かもしれません。実は誰もが日々許され、生かされているのだとか。そう思うと許すというハードルが低くなるかも知れませんね。

「ワンダー 君は太陽」 

「僕は普通じゃないから」。幾多の手術により家の中で過ごしていたオギーが学校という名の世の大海原でもまれる中で、オギーだけでなく、関わる皆が逞しく成長していくストーリー。親子愛、姉弟愛、友愛、恋愛…お互いに支えあいながら成長していく姿、そして数々の名セリフに胸が熱くなりました。

【慈愛】
見返りを求めない究極の愛だと思う。子を身籠り、出産し、全身全霊で捧げ育て上げていく母の愛は深い。より良き方向へ全力で導き、満身創痍で守りぬく本能的な愛なのかもしれません。子供がピンチに陥った時に、愛に溢れた父母の名セリフは絶品で、同じ立場の私でも胸が熱くなります。もしかしたら、このような勇気づけられるフレーズは、私たち大人が欲しい言葉なのかもしれません。

【姉弟愛】
相手を思い助けようとする、家族というコミュニティの中で最初に経験する愛。劇中でも自分の気持ちよりも、弟を愛おしくフォローする健気な姉の愛が散りばめられています。自分から兄弟が欲しいとお願いしたにも関わらずオギーが生まれからの思いは「オギーは太陽でパパとママと私は惑星。でも弟は大好き。この太陽系にも慣れた。」というほど自分の立ち位置を理解していて、家族の最優先はオギーである事を飲み込み、自分の気持ちを抱え込んでしまう。でも「一度でいいから、私を見てほしい」。弟で手一杯の母へ、切なる願いを伝えるシーンには胸が熱くなる。それでも弟を想う気持ちは愛に溢れていました。

【友愛】
生きていく上で大切な愛の一つ。親友と思っていた人から不用意に言った言葉を偶然聞いたり、一時の感情により気持ちが離れてしまい、深く傷つき孤独感を味わう姉弟。しかし、何が一番大切なのか、どうすべきだったのか、どうすればいいのかと懸命に考えた友人の勇気ある行動で、再び友情が復活し、更に深い友情の「絆」が芽生えていました。

【恋愛】
ピュアで純粋にお互いを想う気持ちは、毎日々の時間にハリと輝きを与えます。懐かしい感覚にキュンキュンしてしまいました。

【見守る愛】
どんな時も全てを把握し、見守り、いざという時に公正な判断を下してくれる愛には救われます。後半、全てを理解していた校長先生の「喧嘩はよくないけど親友は守るべきだ」という言葉には、自己肯定力と勇気、そして行動することの大切さを、子供ながらに学ぶ事が出来た貴重な言葉だったと思います。全校生徒の前での校長先生のスピーチにも感動しました。

偉大さは強さの中にはない 
強さを正しく使うことの中にある
最も偉大である人とは自分自身の魅力で
多くの人の心を動かす力を持っている人だ

人をいたわりましょう みんなも闘っている 
相手を知りたかったら やることはただ一つ
「よく見ること」

今年は更に周りを「よく見たい」と思います。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

ドラマ「下町ロケット」最終回、観ました。
後半、「許す」こと「強さを正しく使うこと」の苦悩や正義感が描かれていて、今回も胸が熱くなりました。

新たな年の始まりは、大好きな躍動感ある曲でスタートしたいと思います。

Coldplay - Viva La Vida
https://www.youtube.com/watch?v=dvgZkm1xWPE

幸多き一年になりますように!








いに力を注ぐ事が出来る事なので、私の中ではこの世で一番深い愛。時には(多々?)社会人から見た観点や客観的・親もしくは女性からみた視点を伝える事により一時的にギクシャクしたり悪者になる時もある。それでも、守って行きたいと思わせる、かけがいのない愛にお互いに日々成長しているのかもしれません。
母親は身籠るので
幾多の手術により「僕は普通じゃないから」と家族の中で過ごしていたオギー。タイミングが来た息子を「学校」という名の大海原へいざなう母。そして初めて外の世界へ旅立ち、荒波に揉まれなたら、皆が成長を遂げるストーリー。幾度とない感動と色々な愛の形に会えました。

【親の愛】
家族全員でお見送りの登校初日。
期待と不安が入り混じるオギーに「つらいと思うけど誤解しないで。きっと悪ぎはない。相手より大きな人間になって」と母はアドバイスし、父は「押されたら押し返せ。人を怖がるな」と勇気を与えてくれる。「I LOVE YOU」そういって送り出すけど、心細くて不安で引き返して父の足にしがみつくオギー。「孤立してもおまえは一人じゃない」父の言葉に前に進む勇気をもらう。「神様、どうか守って」後ろ姿をみながら母の願いのセリフに胸が熱くなった。子供を一身に思う親の愛が一番深いのかもしれません。


靴を見ればその人がわかる。鋭い!
自分に与えられた環境で小さいながらにも沢山の思いや考えせざるを得ない中で、かなり大人びた考えをもっている。
みんなで支えあう愛の形に胸が熱くなった。


周りの生徒は珍しそうにみる

そんな時にも母の言葉「つらい時には楽しい空想をして」そう思い込んで前に進む。
冷たい視線、慣れない環境。全てが心細い。いじわるもされる。
洗礼をうける。あまりの刺激に家でも自分の殻に閉じこもる。
家族が心配する。話したくない出来事。
母は切り込む。自分の醜いことを嘆く、母はそれを受けとめ前に進ませる。
子供はあまりの衝撃に絶望の淵に落とされた。でも母は
「心は人の未来を示す地図で顔は人の過去を示す地図なのあ。なたは絶対に醜くないわ」私まで大きな愛で包み込まれ心が震えた。


Via娘の心境も複雑。「オギーは太陽でパパとママと私は惑星。でも弟は大好き。この太陽系にも慣れた。」優等生なだけに気持ちを抱え込んでしまう。自分も新たな生活に入ったのに。「一度でいいから、私を見てほしい」弟で手一杯の母への切なる願い。胸が痛んだ。

そして、学校生活とも折り合いをつけてなじんでいくオギー。そんな中で友達ができ始めた。だれでもそうだけど、オギーにとっては、それはそれは天にも昇る思い。母も涙があふれる。自分は間違っていなかったんだと。こ心を通わせ、学校生活が鮮やかに楽しくなってくる。

Viaも心を通わせると尾立ができつつある。唯一の相談役のお祖母ちゃん。」いつも見守ってくれている人がいる安心感を思い出しつつ、寂しさを一人で抱える。聞き役に徹していた

ハロウェインで仮装しているときに友達だと思っていた友達の思いがけない言葉に傷つく。今までの世界が反転。折角の母との時間も弟の体調不良により壊される。でも弟に友達関係ではよくある事だと諭す。

友達のJACKからの側面。
最初は好調先生に頼まれて仲良くなったけど、一番仲良くなったけど、魂胆が見えて、離れる。その姿をみてサマーが友達に立候補。心の悩みを伝える。不用意な言葉でオギーを傷つけるが、その大切さを知り、友達としてオギーの悪口を許せなくなる。でも周りの大人が優しく包み込んでくれる。「喧嘩はよくないけど親友は守るべきだ。」

Viaは彼氏ができる。なんでも話せる友達に。なんでも包み込んでくれる彼氏に友達をなくした寂しさを紛らわせていく。

ミランダ
Viaとは幼稚園からの幼馴染。」

愛犬の死。
友情の回復。

演劇では友達の計らいによって劇の主役を熱演、母との気持ちを通じ合わせた。

地下の課題を完成させて嫉妬された級友の意地悪が過熱、見かねた先生が履歴を見せつけて、野外授業の2日間、停学を言い渡す。

初めての野外授業、初めてのお泊りでワクワク。脱走して外に出たす隙に上級生にいじられるが、クラスメイトの必死の攻防に逃れることができた。夜は花火大会、と一回り大きくなって帰宅。

演奏会の時、ママへ向けて「入学させてくれてありがとう。時々腹が立ったけど僕は幸せだったよ」「あなたは本当に奇跡、奇跡の子よ」

校長先生の言葉
色々な形の貢献がある事に気づきました
偉大さは強さの中にはない 強さを正しく使うことの中にある
最も偉大である人とは自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている
静かな強さで大勢の人の心をつかんだ

そして学校の1年間で優れた活動をした人に贈られる「ヘンリー・ビーチャー賞」を受賞。1年間学校を過ごしてきただけなのに・・と振り返りつつ、校長先生の格言
人をいたわれ、みんなも闘っている 相手を知りたかったら やることはただ一つ
 よく見ること


サポートして下さりありがとうございます!凄く嬉しいです♪その資金は何か人のお役に立てる事に向けたいです。