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人生がつまらないのは

基本的に私たちの人生というのは、何か目標とか生きがいというものがないと、つまらないようになっている。

精神レベルがものすごく高いステージになれば、目標や生きがいなどなくても、人生を淡々と生きることに歓びや幸せを感じられるようになるのかも知れないけれど、多くの人はまだそのようなステージにはいない、私も含めて。


高齢者の方がよく「生きがい」という言葉を使うのは、高齢者の方は「生きがいがないと人生はつまらない」ということを、人生経験から知っているのだと思う。


生きがいって何でもいい。

ペットと過ごす時間が生きがいとか、休日に買い物に行くことが生きがいとか、長い連休に旅行に行くことが生きがいとか、友達と飲み、ランチに行くことが生きがいとか、好きな人と過ごすことが生きがいとか、どんなことでもいい。


「私はこういうことをするのが好きだ」

「これが私の生きがいだ」というものを持っている人は、そこまで人生に絶望しない(はず)。


人生がつまらない、人生に絶望してしまう人は、きっと何も目標とか生きがいというものを持っていないのだと思う。


例えば

仕事をすることが辛い、会社が嫌だ、やめたい。

私はあと何年、この会社にいるんだろう。

私はあと何十年、働かなくてはいけないのだろう。


ただ生活のために働くだけで、そこに何も目標や生きがいがないと仕事は非常に辛いものになる。


でも、例えば趣味を貯金にして「目標は◯◯円貯めること」というふうに目標を作ることで、仕事に行くのはその目標を達成するための行動だと思えば、少しは仕事に対する感じ方が変わってくる。

「◯◯円貯めて、早期退職するぞ!」でもいい。


実際に私の知り合いには「FIRE」という言葉が流行するずっと前から、早期リタイヤ(FIRE)をしている人がけっこういる。

その人たちは会社勤めをして貯金をして、大体40歳前後でFIREしてた。


別に貯金や早期退職だけが目標ではないと思う。

好きなことを仕事にしたいとか、生活コストが低いところへ移住して少ないお金で生活したいとか、どんなことでもいいと思う。

女性なら、お金持ちと結婚して専業主婦になりたいでもいいと思うけど、精神的に未熟な女性がこれをすると夫にモラハラされたりして痛い目見る。


または

仕事は仕事と割り切って、仕事以外で目標や生きがいを持つのも良い。

副業をするとか、趣味のサークル、習い事、どんなことでもいい。


人生は、どんなに幸せそうな人でも、恵まれていそうな人でも「楽しい時間しかない」人はいない。

どんな人にも、楽しい時間としんどい時間、我慢の時間の両方がある。

それが人生の法則。


だから

しんどい時間があるなら、楽しい時間を作ればいい。楽しい時間なんてないと思うなら、今から探せばいい。

ただ待っていても、誰もあなたに楽しいことを運んできてはくれないから。

「なんか楽しいことないかなー」と待っていても、楽しいことなんてやってこないから。


楽しいことがある人というのは、自分から楽しいことを探した人。

自分で生きがいを見つけた人。


人生を楽しんでいる人とつまらない人の違いは、人生に対する姿勢が能動的な人と受動的な人の違いかな。

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