SAKURA

初めまして。2020年に倒れ、入退院を繰り返しながらの今の生活となってしまいました。 …

SAKURA

初めまして。2020年に倒れ、入退院を繰り返しながらの今の生活となってしまいました。 Noteを知って、Noteの世界で遊べることも知り、過去の日記や記録エッセイなどを載せてみようと思いました。記事が多くなったので〈ジャンル分け〉していきます。画像は基本自分で写したものです。

マガジン

  • 24節気72候 春

    立春・・・ 1候 東風解凍 こちこおりをとく 2候 黄鶯睍睆 うぐいすなく 3候 魚上氷 うおこおりをいずる 雨水・・・ 4候 土脉潤起 つちのしょううるおいおこる 5候 霞始靆 かすみはじめてたなびく 6候 草木萌動 そうもくめばえいずる 啓蟄・・・ 7候 蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく 8候 桃始笑 ももはじめてさく 9候 菜虫化蝶 なむしちょうとなる 春分・・・ 10候 雀始巣 すずめはじめてすくう 11候 桜始開 さくらはじめてひらく 12候 雷乃発声 かみなりすなわちこえをはっす 清明・・・ 13候 玄鳥至 つばめきたる 14候 鴻雁北 こうがんきたへかえる 15候 虹始見 にじはじめてあらわる 穀雨・・・ 16候 葭始生 あしはじめてしょうず 17候 霜止出苗 しもやんでなえいづる 18候 牡丹華 ぼたんはなさく

  • バルコニーの住人たち

    二坪に満たないほどの小さな小さな我が家のベランダ。バルコニーになっていて、お日さまにも雨風にも、台風の洗礼だって直撃する。そんな中で育ててきた多くの実のなる木々や野菜、ハーブたちの記憶。

  • 24節気72候 夏

    立夏・・・ 19候 蛙始鳴 かわずはじめてなく 20候 蚯蚓出 みみずいづる 21候 竹笋生 たけのこしょうず 小満・・・ 22候 蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ 23候 紅花栄 べにばなさかう 24候 麦秋至 むぎのときいたる 芒種・・・ 25候 螳螂生 かまきりしょうず 26候 腐草為蛍 くされたるくさほたるとなる 27候 梅子黄 うめのみきばむ 夏至・・・ 28 候 乃東枯 なつかれくさかるる 29候 菖蒲華 あやめはなさく 30候 半夏生 はんげしょうず 小暑・・・ 31候 温風至 あつかぜいたる 32候 蓮始開 はすはじめてひらく 33候 鷹乃学習 たかすなわちわざをなす 大暑・・・ 34候 桐始結花 きりはじめてはなをむすぶ 35候 土潤溽暑 つちうるおうてむしあつし 36候 大雨時行 たいうときどきにふる

  • 「残って欲しい」老舗「残って欲しかった」老舗

    料理を作る際の「あの味求めてシリーズ」で、多くの老舗がなくなっていたことにショックを隠せない。私の記憶がまだあるうちに、ひとつでも多く残していきたいと思います。

  • 折々の俳句

    実験です。 亡き母に、私の五七五は俳句ではなく川柳に良いと言われていました。 病気で暫く離れてはいましたが『俳句』に拘って詠んでみたいと思うようになりました。 四季折々の俳句を更新していくのでいつまで経っても完成しない句帳になるのかと。 1 俳句(新年) 2 俳句(春) 3 俳句(夏) 4 俳句(秋) 5 苧(からむし)母を詠んだ句100句 6 俳句(冬)

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こんなハズではなかった老後

 初めまして。  有難いことに日本全国を飛び回る仕事を続けていましたが、2020年に倒れ、入退院を繰り返しながらの今の生活となってしまいました。  仕事をやめたらあちこちの温泉、美味しいものをと楽しみにしていました。が、夫(84歳)も足が悪くなり近所のお散歩さえもままならず、仕方なく数々の豊かな思い出と共に、二人で静かに残る余生を楽しむつもりになっています。  Noteを知って、Noteの世界で遊べることも知り、過去の記録中心にアップすることが増えるとは思いますが、自分史のつ

    • 72-17候 霜止出苗(しもやんでなえいづる)

       春 穀雨 24節気72-17候 霜止出苗(しもやんでなえいづる)  小田原の友人が『月の田んぼ』を作ると言い出し、生まれて初めての田植えにチャレンジする機会が訪れた(2015年のこと)。  『月の田んぼ』って、なんとも魅力的な名の由来は、『新月伐採』を研究している協会の代表理事が、稲でも新月と満月に植えたり刈りとったりしてその変化を記録収集している。  私もその協会に属し、大阪は河内長野の山主さんにお願いして、杉や檜を新月伐採させてもらっていた。  『なぜに新月伐採か

      • 散る桜

         あれだけ騒がれた今年の桜はあっという間に過ぎ去った。  ラッキーにも咲き誇る姿はたくさん見ることができたが、桜吹雪を目撃できなかったのはちょっとさびしい。  風に舞う桜吹雪は華やか。滅多にお目にかかれないが、古木から無尽蔵に延々と散る姿は雄々しくて美しい。  いつだったか『生駒山?』いえ『信貴山?』だったかな?山頂近くの老舗らしき料亭の入り口の大きな古木から、無尽蔵に散る桜を見たときには、感動のあまりしばらく動くこともできずにいたことを今も思い出す。 *******

        • 72-16候 葭始生(あしはじめてしょうず)

           春 穀雨 24節気72-16候 葭始生(あしはじめてしょうず)  葭(あし・よし)   私の中で馴染みのある読みは『あし』ではなく葭簀(よしず)の『よし』。  葭簀(よしず)は、藁を横に組んでいる簾(すだれ)ではなく、葭を縦に組んだしっかりとした簾で、そのビジュアルと機能性に憧れていて、私は大好きなもののひとつでした。なので、コーポラティブマンションを建てた折に、南に面した和室の外には、憧れていた葭簀をずっと(今も、何代目かな?)立てかけています。  さて、葭始生(あ

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        • 24節気72候 春
          11本
        • バルコニーの住人たち
          9本
        • 24節気72候 夏
          0本
        • 「残って欲しい」老舗「残って欲しかった」老舗
          8本
        • 折々の俳句
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          4本

        記事

          藤の花刈り

           『藤の花・散らし』の雨になりそうなので、ちょっと早いけれど、花の房を刈りとる。いつもなら、もうちょっと楽しんでからにするのだけれど、今朝は涼しいし今のうちに!  房を刈りとるのは、『豆ができないように』と、『真夏の藤棚』に茂る日よけの葉の蔓を整理するため。これだけ刈り取ってもまだ手の届かぬところが残っている。  疲れたし無理せず、またの日に脚立を持ち出して刈りとることにしよう。  そうそう、孫③(現中2)が小学3〜4年生のころ、刈った花で『藤ロード』を作り、お姫さま歩

          藤の花刈り

          72-15候 虹始見(にじはじめてあらわる)

           春 清明 24節気72-15候 虹始見(にじはじめてあらわる)  最初に・・・ ↑ の画像を観た方は通報しないでね (^_−)−☆ 🙏  虹の画像がなくて、ハワイで隠し撮りした(笑) ナンバープレートをアップしたけれど、これって個人情報漏洩になるのかな?(どなたの車か知りませんがごめんなさい)  さて、虹にはあまりご縁がなくて画像がない私ですが、いえ、リアル虹には遭遇はしているのだけれど、移動中が多いので、まともに写したことが少なく、あっても部分的であったり色が

          72-15候 虹始見(にじはじめてあらわる)

          「風車」

          風車(かざぐるま)が三春の季語なので・・・ ・風車まあひよろしく吾子に風 ・風車五月蝿きほどに並びをり ・風車走る走るや児等走る ・風車たちまちバラけ色の紙 ・風車名ばかり劣化発電塔 (トップ画像:子供たちのかわいい風車の画像がなくて、風力発電の風車をば) 駄句5句で参加させていただきます。 シロクマ文芸部員には属していませんが・・・スミマセン・・・。 #シロクマ文芸部

          「風車」

          花散らしの雨

          「花散らしの雨になりそうです」  TVのお天気コーナーで可愛い声のお嬢さんが言った(2016年のこと)。 『花散らしの雨? こりゃぁいただき!』 と、私は思ったのだけれど、どうやらこの「花散らし」でネットがプチ炎上している。  元々の意味が・・・  花散らし=3月3日(旧暦)を花見とし、翌日若い男女が集会して飲食すること(広辞苑)ということらしい。  ということは、今で言う「お花見合コン」か?(笑)  問題は『翌日』と言う言葉がもっと意味深だという説もあるようで、その

          花散らしの雨

          72-14候 鴻雁北(こうがんきたへかえる)

           春 清明 72-14候 鴻雁北(こうがんきたへかえる)  【雁風呂・雁木・雁供養】という春の季語がある。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 月の夜、雁は木の枝を口に咥えて北国から渡ってきて、飛び疲れると波間に枝を浮かべ、その上に停まって羽根を休める。そうやって津軽の浜までたどり着くと、要らなくなった枝を浜辺に落とす。日本で冬を過ごした雁は早春の頃、浜の枝を拾って北国に戻って行く。雁が去ったあとの浜辺には、生きて帰れなかった雁の数だけ枝が残っている。浜の人たちは、

          72-14候 鴻雁北(こうがんきたへかえる)

          甘茶の記憶

           今日は4月8日「灌仏会(かんぶつえ)」お釈迦様の生まれた日。花が咲く季節なので、お誕生を祝う降誕会が「花まつり」になったのだそうです。  花まつりには<甘茶>・・・  2012年に深大寺近辺のお施主さまに納品したのが4月7日のこと。施工が終わり周辺で宿をとった翌日は、NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」で全国に一躍名を馳した「深大寺見物」と決めていた。  想像通り、深大寺参道のとっかかりから<ゲゲゲの鬼太郎>尽くしの土産物屋が立ち居並ぶ。見上げると、正面の山門奥には大きな枝垂

          甘茶の記憶

          藤が咲く!

           世は満開の桜便りで溢れだしましたね。ウチでは、藤の花が咲き出しました。    一才藤という盆栽の藤をプランターに植えていたら、どんどんどんどん大きくなって、いつしかとうとう藤棚になってしまいました。  一昨年の真夏、7月〜11月のまる4ヶ月入院している間、バルコニーの住人たちは、お水が貰えなくてほぼ全滅。  桜3本のうち1本とオリーブ、ローズマリー、葉らん、なんじゃもんじゃ、枇杷、クコ、ニワザクラ、スグリ、アスパラガス、なんとか僅かに山椒の木、そして、この藤だけが残りま

          藤が咲く!

          72-13候 玄鳥至(つばめきたる)

           春 清明 72-13候 玄鳥至(つばめきたる)  燕が巣くる家は縁起がいいと言われている。  奈良のある現場では立派な長屋門があり、その天井には所狭しとわら土でできた巣が並んでいて、ヒナがピーピー鳴いているのを見た。  古い巣もあり、そのうちの幾つかにヒナが口を開けていたのだ。可愛いかったけれど、糞が落ちていて大変だなと思ったりしたが(もちろん口にはしなかった)お施主さまはとても大切にされていて毎年来るのよと微笑んで居られた。  長浜の現場では、煙抜きの小窓から出入り

          72-13候 玄鳥至(つばめきたる)

          「ラブコール」 【初企画】300文字ラブレター

           まだ私が『健康で働き者』であった頃、LAに住む友人が、大阪城で花見をしたいので愛妻を連れてやって来るという。  なら、 『思いっきり、日本のお花見を堪能させてやる!』とばかりに、私は腕を振るい【自作花見弁当】に精魂を込め当日に挑む。社員の分も含めて都合十人前。お品書きも自作、もう二度と作れないと思うほどのお弁当ができた。  さて、その日は見事な🌸花日和。  大川での花見クルーズのあと、城内での『私の名』をつけた『とびきりの桜』の木下で集い、弁当を広げる。  それ以来、

          「ラブコール」 【初企画】300文字ラブレター

          4月馬鹿

          「もしもし、こちら電話局ですが、新築されたマンションに電話を引いていただきありがとうございます。つきましては、ビル全体の通電確認をいたします。少々埃が出ますので、気になる方は『電話器』に、ビニールでもおかけください。では、今から30分以内で終了いたします」  たいそう真面目な声を取り繕い、親しくしていたマンションの友人宅に次々と電話している夫。コーポラティブマンションに入居して初めての四月馬鹿。  今はもう他界されたその友人は、家に人を招くのがお上手で、休みともなれば大勢

          4月馬鹿

          ・・・そして 「始まりは」

          始まりは・・・ 春なのに少し冷たい夜 軽く一杯 チーズの切れ端とナッツ ファドでもかけて ならやっぱりバーボンかな 大きめのボヘミアングラスにまん丸の氷を入れて お気に入りのマドラーでゆっくりカラコロ ミント系のスリムタバコを一本燻らし チョコレートも一欠片 ・・・そして #始まりは 参加させていただきます。

          ・・・そして 「始まりは」

          みんはい桜まつり「盗蜜」

          盗蜜や雨垂れ道の花哀し    SAKURA 【盗蜜】 スズメが桜の花の蜜を吸うために花を落とすこと。 まだ「盗蜜」は季語になっていないようです。 参加させていただきました。 #みんはい桜まつり 

          みんはい桜まつり「盗蜜」