百花春至為誰開
「ひゃっかはるいたってたがためにかひらく」
私の好きな禅の言葉。
誰かのためにではなく
ありのままに咲く花を表現し
無心に生きる尊さを学ぶ言葉です。
季節の訪れを知らせる為に咲くわけでもなく、
誰かを癒したいから咲くわけでもない。
でも、花の彩りは人の心をこんなにも和ませてくれます。
人の生き方に置き換えると、願望や承認欲に溢れず、見返りを求めず、今いる場所で、時間をかけて、ゆっくり育てて自分の花を咲かせること、と私は解釈しています。
自分の花というのは、それぞれがもってうまれた個性や才能ともいえます。
目の前のことを必死に頑張って乗り越えた先に
気がついたら自分の花が咲いていて
その花で癒されたり助かる人がいるような
そんな生き方がしたいです。
2022年も心豊かな1年になりますように。
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