見出し画像

【アメリカ駐在】気になる子供の英語力問題について

最近、日本からアメリカに駐在で来られる方が増えた気がする。子供が同じ学年だったりすると、誰かから紹介されたりで、ではお茶でもしましょうか、ランチでもしましょうかとなることが多い。
その時に、ほぼ100パーセント話題にあがるのが、子供の英語力問題である。アメリカの現地の学校に通う場合、英語は絶対に必要なので気になるのは当然なのだが、この話題はけっこう難しいと思っている。特に複数人でその話をするときは色々注意が必要だ。なぜ、難しいと思うのかというと・・・まず私達は子供ではないので、何故子供が英語が出来るようになったのかは正直よくわからないので、皆がそれぞれ自分なりの推測の元に話すことになるため、間違っているかもしれない情報をさも正しいかのように伝えてしまう場合がけっこうあること。間違いなく皆すごく努力してきているので、やっぱり自分達のやった事は正しかったと思いたい気持ちが強くなるのは当然の事だ。また、これが厄介なのだが、至る所にマウント問題という地雷があるので、それに気をつけなくてはならず、そうすると真実を伝えることが難しくなったりして、さらに無駄に自分達を卑下しなくてはいけなかったりして・・・何だか訳のわからない状態に陥ったりもする。
ここからは私の個人的な意見だが、おそらく子供が英語が出来るようになるのは、英語の総量×(その子の能力+性格)+運だと思っている。能力については、赤ちゃんが言語習得にかかる時間にかなり差があるように、元々持って生まれた部分が大きい気がする。また、性格も大きい。性格も同じく元々持って生まれた部分が大きい。運についてはどういう友達と同じクラスになるかとか、どういう先生のクラスになるかとかという事だ。英語の量については、単純にアメリカに何年住んでいるかとか、また学校に通っているかとか、放課後はどのくらい英語環境にいるのかとか・・・とにかく英語に関する総量がどのくらいなのかというのがポイントのように感じる。なので、親として出来ることは、英語環境を整えて、子供の邪魔をせずに応援するくらいで、それ以外にやることは特にないと思っている。英語環境についてはアメリカで生活していれば、基本的に整っているので問題ない。親が間違った介入をしたりして、邪魔しないようにすればよいだけだ。
まぁこれも、本当に私の個人的な意見なので、真に受ける必要は全くなく、ふーんとひとつの意見として軽く聞いておく位のスタンスが正しい。とにかく、こういう問題に正解はないので、どれだけ私の考えは絶対正しいみたいな言い方をされたとしても、心の中ではふーんというテンションを保つようにするとベストだと思う。ちなみに心の中でのふーんをうっかり顔にも出してしまうと、嫌われる可能性があるので気を付けよう。私はそれをやってしまう事があり、冷たい人だと言われた事が何度かある。
後はとにかく周りの子と比べないようにするというのを心がけるのみだ。比べても、何もいい事はない。
ちなみに、子供の英語力問題が解決した頃には、子供の日本語力問題が待っているのが、アメリカ駐在生活あるあるだったりする。皆さん、本当にお疲れ様です・・・。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?