アメリカのレストラン、チップ文化以上に気に入らないこと。怒
私がいつも聞いているポッドキャスト「The Austin and Arthur Show」でアメリカのチップ文化の事を話していたので、大変興味深かった。
↓これはYouTubeですが、同じ内容なので。
アメリカの物価がどんどん上がっていっているように、チップのパーセンテージもどんどん上がっており、2人も話していたが、現在は20%が基本というような感じになっている。アメリカではチップ=サービスを受けた事に対する感謝というものではなく、チップ=払わなくてはいけない税金のようなものという風に考えた方がよい。そうでないと、あのサービスで20%もチップ!キー!!となってしまう。精神衛生上、税金だと思う方がよい。
さて、チップ文化があるからこそともいえるのだが、私がアメリカのレストランで毎回非常に気に入らないと思っていることがある。
それは、食べた後の皿を片付けるのがはやすぎるという事。レストランでゆっくり食事を楽しみたいと思っても、食べ終わったらもう出ていけとばかりにガンガン皿を下げられる。ひどい場合は無料の水なども全て下げられ、テーブルの上には何もないという状態になる。さらに、まだ少し料理が残っている皿も下げていいか聞かれたり、もしくは持って帰るために包もうか?と提案されたりもする。とにかく、もうオーダーしないなら早く帰れという圧が凄いのだ。ゆっくりしたいのであれば、お酒を頼んだり、デザートやコーヒーなどなんでもいいから頼まないと非常に居心地が悪い。そんな思いをして会計時には20%のチップを払う必要がある。
アメリカのレストランは基本的にテーブル毎に担当がつくスタイルなので、その人がこれ以上のチップは見込めないと判断したら、さっさと帰ってもらい、次の客を通すというのが合理的なのだろう。それはよくわかる。が、しかし私にとっては高いお金を払って外食しているのだ、チップも払うんだし、もうちょっとゆっくりさせてよと毎回思う。圧を無視して長居するという手もあるとは思うのだが、居心地が悪すぎて私には難しい。
レストランでさくっと食事して、ゆっくりするために次のカフェなんかに移動して、さらにゆっくりしたければバーに行ったりという風にするのがスマートなのかもしれないが、物価の高いニューヨーク州で私にとっては非現実的である。
そのため、友人とゆっくり食事して、その後もコーヒー飲みながらだらだら話したいという時は家に来てもらう事が多い。
アメリカのレストランがこんな感じなので(もちろん、例外もある)日本に一時帰国した際はレストランの店員さんからの圧がなく非常に心地よかった。 AustinとArthurも話していたけど、日本のレストランはチップも不要だし、サービスのクオリティも高いし、本当に最高。