【読書記録】からまる毎日のほぐし方
予約していた、尾石晴さんの新刊が届きました!
いつも電子書籍派だけど、予約すると別原稿が読めるという特典付きと、尾石晴さんの考え方、本がとにかく好きなので、手元に置いておきたいという気持ちもあって今回は紙の本を購入。
一気に読んでしまったので、今の気持ちを記録。
すごい、良い。(語彙力…)
とにかく毎日からまりまくっている自分にとっては、うんうんうなずきながらあっという間に読んでしまった。
この本は著者初のエッセイということで、これまでのビジネス書とは少し異なる雰囲気。
これまでの本も全て拝読していて、とてもわかりやすいし共感できることばかりだったけど、個人的にはこのエッセイが最も好みかも。
これは、自分も子どもがいる夫婦共働き組だからかもしれない。
年齢的には少し先輩にあたる著者の、ワ―ママとしての葛藤の時期や、そこを越えた時期の働き方や考え方を知ることができて、とても興味深い。
からまる毎日
そうそう、この年代は本当に、様々なものにからまっている。
本当、がんじがらめ。
20代の頃には気付かなかったこと、そして自分だけでは対処が難しいことにもたくさんからまっていて、何が本当の自分の気持ちなのか、考えなのか、事実なのか、自分でもわからなくなっていることが多い。
医師という仕事では中堅と言われる年代になり、上司と後輩との板挟み、そもそも仕事の拘束時間が長く、当直やオンコールで常に気を張っていないといけない状態。加えて名ばかりの働き方改革で逆に雑用が増えてる気がする。
家庭では、子ども達のお世話、育児もしないといけない。ほぼワンオペ。
保育園は保育園で大変だけど、学年が上がって小学生になると、今度は子どの習い事や部活、人間関係、勉強のこと…と悩みはつきない。
加えて家事は待ってくれない。家庭の中で誰かが担わないと、あっという間に部屋は大荒れ。
へとへとで帰ってきて、部屋が散らかっていると一気に疲れる感じもしていて、とにかく明日のために最低限のことだけこなして寝る。
毎日やっつけ仕事のように、思考停止で生きている…。
著者は、からまりに転機をもたらしたのは【片付け】だったと書いている。
なるほど…。
自分は、片付けは得意ではないけど、割と好きで時間があれば結構張り切って頑張れるタイプだが、とにかく仕事に追われすぎて一番安らげるはずの家庭、自宅という場所のケアを怠ってしまっていた。
土台がしっかりしないと、その上の自分がふらふらするのもうなずける。
Voicyでも大人気の晴さんの、このおしつけがましくない、聡明な言い回しがとても沁みた。
まだまだ感想が書き足りないので、今回は「はじめに」の部分だけの感想。
また読み直して続きも書く。
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