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【人生に活かす心理】こころのお財布

#心理学  #独り言 #メンタルアカウンティング #心の会計

今日はメンタルアカウンティング(心の会計)について、ちらっとご紹介。
これは、詳しい情報がたくさんありますので、よければ調べてみてください。

心の会計ってのは、実際の金銭的価値でなくて、自分の気持ちとかに左右されて、価値判断してしまうよーってやつですね。
心に別の財布がある。
心の会計とはうまくいったものです。

さて、以前にサンクコストについてちらっと書いたことがありますが、サンクコストってまさに心の会計なんですよね。
自分が、それに今までどれだけのお金や労力をかけてきたかで今の価値を判断してしまうバイアスですね。

人から見たら、今の価値とそれまでの労力なんて関係ないんですけどね。
買い物する時はそうじゃないですか?
無慈悲に安いものや目的に適ったもの買いますよね?
それまでにかかる生産者側の労力とかはあまり目を向けないですよね。

サンクコストの対策は1万円のチケットの話で書きましたね。

クレジットカードなんかも心の会計を利用してます。
未来に対して楽観させることで、支払いを増やしています。
これは、現金やデビットを使うことで解消できるでしょう。

旅行に行くときは事前に全て払ってしまいます。
ダニエル・カーネマンによると、旅行の記憶はピーク時と終わりしかないそうです。
なので、支払いのことを気にしたり、値段の適正について旅行時に考えることが楽しみを奪うことになります。

臨時の支出も心の会計に大きなダメージを与えます。
例えば、急な受診とか、道交法違反で切符切られるとか、子供のために急な必要経費が出るとか、たくさんありますよね。
こういう場合のために、その臨時用の貯蓄をしておきます。
貯金とは別です。
まさに、臨時用の心じゃない財布を作っておくわけです。
これがあると、支出があっても、そこから出せばいいで済みます。

こんな感じで、人は心と切り離してお金を考えるのがとても下手くそな生き物です。
行動経済学と具体的な対処法を知っておくだけで、大分いい感じのマネーライフが送れると思います。

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