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2泊5日の弾丸LA旅 〜準備編〜

先日、アメリカのロサンゼルスへ行ってきた。
従妹が結婚することになり、新郎新婦どちらも日本人だが現在仕事の都合でLAに住んでいるため、向こうで式を挙げることになったのだ。

コロナ前はわりとよく行っていたほうだと思うが、20年2月のイタリアを最後に、海外旅行には行けていない。3年半ぶりの海外!
アメリカに関して言えばなんと13年ぶりである。
こんな機会でもなければまだしばらくは行けないだろうと思い、無理やり仕事を調整して2泊5日の弾丸スケジュールを組んだ。

1日目:地元空港から羽田を経て(時差−16時間)LAへ。夜にホテル着
2日目:観光ツアー
3日目:従妹の結婚式→深夜便で出発
4日目:機中(時差+16時間)
5日目:早朝羽田着→地元空港へ

…下手すると、LAに滞在する時間より移動時間のほうが長いのでは?と疑わしい弾丸旅である。
でもいいのだ。私は久々に海外の空気を吸いたいのだ。

というわけで、ここから数回に分けて私の旅の記録をお届けします。

出入国準備

準備の途中で国のガイドラインが変わったり色々あったが、最終的に準備したのはこんな感じ。

①パスポート
②ESTA
③ワクチン接種証明書
④宣誓書
⑤情報提供シート
⑥My SOS

順番に説明します。

①パスポート

最後に海外に行ったときはまだ結婚していたものだから、苗字が変わってしまってパスポートを使えなかった。そこから!?
有効期限までの残り年数が少なくなってきていたので、名義変更ではなく新規発行することに。
しかし本籍地が大阪にある(結婚したときに大阪になった)ため大阪の戸籍謄本が必要で、マイナンバーカードでちゃちゃっと出せるやろと思っていたらちゃちゃっと出すための手続きが必要で…と、死ぬほど時間がかかった。はよ夫婦別姓を導入してください偉い人。

②ESTA

これはコロナとか関係なく、アメリカに行くとき必要なやつ。

日本語表記が整えられているので申請はわりと簡単。審査も早い。

③ワクチン接種証明書

とにかく何の手続きをするにも接種証明書が必須、という印象。
「接種証明書アプリ」というアプリに情報を入れておくと、QRコード化もできてめちゃくちゃ便利だった。ただしアプリ使用にはマイナンバーカードが必要なので要注意。

④宣誓書

接種証明書のみならず、CDC(アメリカ疫病予防管理センター)に対して「ワクチン受けてますよ、大丈夫ですよ」という書面の提出が必要である。

https://www.cdc.gov/quarantine/pdf/NCEZID_FRM_Pass_Attest_Eng-508.pdf

何ページもあるが、2回以上のワクチン接種が終わっていれば2枚目の「FULLY VACCINATED」にチェックを入れて、最後のページに署名するのみ。

⑤情報提供シート

こちらもCDCに提出するもの。これは出発の数日前に、航空会社から「提出してください」という旨の連絡が来て初めて存在を知った。んもう、ややこしい!(ただのリサーチ不足)
私はANAから送られてきたフォーマットを使った。今ざっと見ても共通フォーマットは見つけられなかったので、航空会社がそれぞれ用意してくれるのかもしれない。知らんけど。

https://www.ana.co.jp/topics/coronavirus-travel-information/pdf/USA_05_CDC_information.pdf

ちなみにこれらの書類を準備して事前にアップロードしておくことで、出発当日はカウンターに寄ることなく「オンラインチェックイン」のみで飛行機に乗れた。便利な時代になったものである。

⑥ My SOS

LAに行くと決めた時点ではまだ帰国前のPCR検査が必須で、限られたスケジュールの中のどこで検査するかとかもし陽性になって帰国できなかったらどうしようとか気を揉んでいたのだが、ありがたいことに9月上旬から検査が不要になった。
代わりにMy SOSというアプリに必要事項(パスポートとか接種証明書とか)を登録しておくことで、日本への入国がスムーズになる。
アメリカに行ってからでも間に合うとは思うが、不安だったので日本にいるうちに登録しておいた。
結果としては、このアプリを見せることで拍子抜けするほどあっさりと入国できた。良かった。

荷づくり

弾丸旅行であること、またLA便だけでなく地元空港←→羽田の国内線にも乗る必要があることから、今回はできれば機内持込荷物だけで行きたい!!という気持ちがあった。
実質2泊なので荷物の量は大したことないのだが、主目的が結婚式出席である。ワンピースは母(現地合流)が実家から持ってきてくれることになっているが、普通の旅荷物に加えて靴、バッグ、ヘアアイロンなどを持っていかなくてはならない。
しかしCAおとうふさんが、機内持込サイズのスーツケースにとんでもない量の荷物を詰め込んでおられた。

プロの技には到底かなわないとはいえ、実例としてあれだけのものが入るのなら私だってきっと大丈夫!
という根拠のない自信を胸に荷づくりした。

スーツケースの中身はこんな感じである。

おとうふさんをマネして、全部並べてみました

①結婚式関連

靴、ヘアアイロン、従妹へのプレゼント。
プレゼントはフォトフレームにしたのだが、壊れないように箱に入れたまま持っていった。もちろん渡す時は箱から出しているのでご安心ください。

②着替え

服はマキシワンピ2枚のみ。気候がいいでお馴染みのカリフォルニアなので、まあ大丈夫でしょ、とここは強気に出た。
ピンクのポーチは下着用。デート旅ではないので基本ブラトップと綿パンだが、結婚式用にベージュのブラ、新品のストッキング、ユニクロのボディシェイパー(要はガードル)も入れた。
上のメッシュポーチは、洗い物を入れる用なので出発時は空っぽ。

③メイク用品

右側の化粧ポーチはいつも使っているものをそのまま持参。ミラコレだけは持っていけないのでCANMAKEのマシュマロフィニッシュパウダーを。あと、結婚式で使うコンプレックスビズのヘアクリップもここに入れた。
左側のボックスにはピアスを入れている。海外なのでちょい派手めのやつ。このボックス、いつどこで入手したものかまったく記憶にないのだが、アクセサリーなどを持ち運ぶのに便利でかれこれ10年以上は使っている。

④洗面用品

いつも大阪などへ行くときは、多少重くても化粧品などをバンバン持っていく(そして使わずに帰ってきたりする)ほうなのだが、今回は荷物を最小限にしたい。
また機内に持ち込む以上、液体の持込には制限がかかる。
航空会社のサイトを見ながら、液体はミニサイズのものをせっせとジップロックに入れた。中身はシャンプー(お試し用のパウチ)、BEAUSTAのCICAケアクリーム(パウチ)、あとは洗顔やら化粧品やらヘアオイルやらを小さいサイズに詰め替えたもの。小さく見えるCHANELは試供品のフェイスクリーム。歯磨き粉も液体に相当する、と何かで見たので一応こっちに移した。
このジップロックごと、左側のクリップやらブラシやらと一緒にメッシュポーチへIN。
…やってみたらコンパクトにまとまって良かったので、次回から国内旅行もこれで行くか!と思っている。

⑤身の回りのちょっとしたもの

モバイルバッテリー、サングラス(左のレトロなポーチに入ってるやつ)、アメリカを舞台にした本(上巻はハンドバッグのほうへ)、干し芋。2泊しかしないのに日本食が恋しくなることある?と思いつつも、あったので入れてみた。結果としては別に食べたくならなかったので、従妹にあげてきた。

⑥すぐ取り出したいやつ

私のスーツケースにはフロントポケットがあるので、空港ですぐ取り出したいものを入れておいた。ロンシャンの折りたたみバッグ、メディキュット(機内で履いてた)、無印のネックピロー。

このほか、映っていないが直前に気づいてユニクロの薄手のパーカーを入れた。機内で寝ているときは寒かったので、持って行って正解だった。

⑦持って行きたくないけど持って行くやつ

仕事用のPC。
会社のスマホも持って行くから9割それで事足りるはずだし、そもそもちゃんと有休を取ってるんだから使わないはずだ、使いたくない、と思いながらも「万が一」の場合を考えるとびびって持って行かざるを得なかった。
結果としては使わなくて済んだ。ありがたい限り。しかしこれが無ければだいぶ軽かったはず…。

これらの荷物を

こんな感じで詰めて(紫のビニール袋は靴)

ファスナーしめて、PCをのっけて

フロントポケットをぎゅうううー!!!

この写真では信じがたいと思うが、ちゃんと閉まった。スーツケースめちゃめちゃ頑張った。

ちなみに手荷物だが、これも結婚式のことがあるため、ぎりぎりパーティ用と言い張っても許されそうなデザインのバッグにパスポート、財布、充電器、文庫本、リップ、AirPodsを詰め込んだ。
ショルダーストラップの付け外しができるタイプなので、結婚式のときのみストラップを外して手持ち、それ以外はショルダーで斜め掛けという2wayスタイルに。
これはなかなか便利だった。今後も結婚式出席を兼ねて旅行するときには積極活用していきたい。あんまりないけど。


というわけで、次回からLA旅本編の予定です。

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