泥酔して胸キュンしたので堂々とのろけます

Bさんとまたお酒を飲んだ。
このところ、しょっちゅう飲んでいる。
先日のデートでお酒の美味しさを思い出してしまったらしいBさん、あれ以来まあまあな頻度で「飲みに行こうや」と誘ってくれる。ダイエットが頓挫する日も近そうである。
（でも元がかなり重かったので、1ヶ月ちょっとで10キロ痩せたらしい。すごくない？）

普段は泥酔するようなことはないのだが、つい先日のBさんは会社の飲み会終わりで、私と会った時点ですでにベロベロに酔っていた。そこからまた二人で飲んだので、ベロベロどころかベロッベロ。
で、ふだんはまず言われないようなことをたくさん言われて、単純な私は死ぬほどキュンキュンしてしまったのだった。
きょうのnoteはそれを記録しておくためだけのノロケ日記です。あの、1ミリも面白くないです。

（予防線）

（このあとのろけます）

（いいですか？）

・隣のテーブルに、若い女の子のグループが来た。
私がその子たちをチラッと見ていたら
「どの子が一番かわいい？おまえ？」

・何言うてんねん、とかわしたら
「いや、おまえはだいぶかわいいで」
と追い討ちをかけてきた。
「ほんま？嬉しい！」
と答えると
「う・そ！」。小学生男子か。

・「もー。お醤油（小皿に）入れてあげよと思ったけどやめたわ」
と拗ねたら、
「かわいいと思ってなかったら嘘でもかわいいとは言わんやろ」
とフォローされた。
最近わかったのだけど、私を怒らせるのが好きらしく、私がムッとした顔をするとケタケタ笑う。

・私がお手洗いに立ったら、手首を掴まれて
「一緒に行くんやろ」
と言われ、なぜか一緒にトイレに行った。小学生女子か。
男女別のお手洗いがあるお店なので待ち時間などは別に発生しないのだが、居酒屋での連れション（言い方！）ってシンプルに恥ずかしい。笑

・お刺身盛り合わせのうちのひとつを指して「これ何？」と訊いてきたので、店員さんの説明を思い出して「メダイ」と答えた。
すごいな、と言われて「賢いやろ」と返したら
「俺、おまえの頭脳を疑ったことはあんまりないで」
と真顔で言われた。

・なぜか「変な性癖を持っている人」の話になった。
佐久間「縄で縛って、って言う人とか？」
Bさん「え、そんな人いままでおったん？」
佐久間「いや、それは会ったことないけど」
Bさん「実際におったのはどんなん？」
佐久間「『自分でしてるとこ見せて』って言う人とか」
Bさん「え？なんて？？」
佐久間「…なんでもない」
Bさん「聞こえてるって！もう一回言わせたいから聞いたんやん」
いちばん変態やないか。

・いま住んでいる町についての話。
Bさんはここが気に入っているそうで「永住できる！」と言う。
「え、無理なん？住めない？」と訊かれ、都会が恋しい私は「…まあ、車の運転苦手やしなー」と濁した。
「そんなん、旦那に車出してもらったらいいんちゃうん？」
え、なんで旦那がいる前提なん？？？
私もこの頃にはだいぶ酔っ払っててそのまま流してしまったのだが、あとからじわじわ来たやつ。

・私がしょんぼりした、「私物クローゼットにしまわれ事件」のこと。
どういう流れだったか、Bさんが唐突にその話を始めた。
「あのとき、おまえに『歯ブラシまで仕舞わんでよくない？』って詰められたのめっちゃ怖かったわー。『痕跡消したいんかと思った』って言ってたやん。でもほんまにそんなつもりなかってん。あとから考えたらたしかに歯ブラシまで仕舞う必要なかったし、痕跡消したいって思われても仕方なかってんけど。でも俺はさ、痕跡消したいってなったら多分あの歯ブラシ捨てて、おまえが次来たときに新しく同じの買うと思うねん。俺、あの歯ブラシにキャップ（旅行用の歯ブラシとかに付けるアレ）つけてたやろ？そうまでして仕舞うっていうのは、俺にとってすごく大事な物っていう認識やってんけど」

・そっか認識が違ったのか！よかった！
…という安堵よりも、あのとき私が一瞬だけマジで機嫌悪くなったのをちゃんと察知して、覚えてて、理由を考えてくれてたんだ？ということがめちゃくちゃに嬉しかった。びっくりした。

・帰り道。Bさんは自分から手をつないでくれないので、いつも彼が手を突っ込んでいるコートのポケットに私も手を入れて、無理やり手つなぎ状態にしている。
佐久間「手、つないでくれへんよな」
Bさん「…せやな。俺、あんまり手をつないだことないわ。そもそも。でもおまえが手を入れてきたら別に拒否はしてへんやん」
佐久間「じゃあ夏はどうするん？」
Bさん「夏はせーへん！暑いから」
佐久間「えー笑」

・私のことが好きじゃないから手をつながないのかと思っていたけど、手をつなぐ習慣がないから手をつないでないだけらしい。
無意識のうちに、自分の価値観に他人をあてはめるの良くないな。という気づき。

・二人とも気に入ってよく行くお店が私の家から近いので、最近はこっちに泊まることが多い。
とんでもなく狭いでおなじみのうちのベッドなのだが、Bさんが10キロ痩せたおかげか、最近はぎゅうぎゅうになり過ぎずよく眠れる。本人も「狭くてやだ」と言わなくなった。
いまのところ、Bさんのダイエットで私にとっていちばん良かったのはこれ。

…読み返すと恥ずかしくなりそうなのでこのままアップしよ。
ここまで読んでくださった方（いるのかな）、ありがとうございます！