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職務記述書とは

近年注目されている、ジョブ型雇用ですが、ジョブ型の場合、給与や等級の決定は職務価値によって決定していきます。
では職務価値を図っていくうえで欠かせないのが、職務記述書の作成です。職務記述書は一回作ったら終わりではなく、何年かに一度メンテナンスをする必要があるので非常に手間がかかりジョブ型雇用の導入にいたる壁となってしまうこともあります。
では具体的に職務記述書は何によって構成されているのでしょうか。
職務記述書は大きく分けて3つの要素で構成されています。
1つ目が成果責任です。
成果責任とは職責をさしており、そのポジションに与えられた責任をさすもので、課業ではないことに注意して下さい。
2つ目が能力要件です。
能力要件は分かりやすくいうと採用の際に応募に必要な経験や技能、資格等を差します。
3つ目は職務情報です。
前述の成果責任や能力要件に加えて必要となる情報である。例えば「定量データ」や「決定権限」などがある。
これからの情報を元に職務記述書を作成し職務価値を決定していくが、業務によっては非常に煩雑であり、簡単にはできないのがジョブ型の難しいところですね。

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