「セクシュアリティ分析」をした話

本当に誰の得になるかわからないんですが、タイトル通り自分のジェンダーに関して唐突にビビッと来たので、自分用に残しておきたいと思いました。

ふわっとした話なんですが、自宅待機の暇つぶしにでもして頂けたら幸いです。

というわけで、佐久間イオです。こんにちは、こんばんは。
この間、初めて「anone」さんで、「セクシュアリティ分析」というものを行ってみました。
詳しくはURLに飛んで、見てみてください。

まず、なぜ「セクシュアリティ分析」をしてみようと思ったのか、というところから。
4つですね、お話させて貰います。

なぜ「セクシュアリティ分析」して文章を書いたのか

・自分の話し方に違和感があったから
配信に来てくれた方はわかると思うんですが、佐久間は非常に口が悪いです。
これは昔から兄の影響だと思っていたんですが、高校生の時に家を出て碌々連絡を取らない兄に今も影響を受けているのはおかしいな、と思いました。
口調が中性的……と言うのかなんなのか、まあ乱暴で割と男性的なしゃべりをするんですよね。配信のアーカイブに字幕をつけていて、これは相当やな、と思い返しました。

・自分の恋愛的魅力を不思議に思ったから
佐久間はとても女の子に執着されやすいです。私自身女の子が好き、なのももちろんあるんですけど、(恋愛的な意味でなく)それ以上に相当女の子に好かれます。恋愛的にも。しかも年下の女の子に……。つまりは、私に何かこう、なにかあるのでは……? と思ったことが1つ。

・自分のあり方を考えたいな、と思ったから
私は今スーツを着て仕事をしていて、それに違和感を持ったことはないけれど、でも私服は大体メンズライク。シンプルなパンツに、シンプルなシャツに、変わった羽織り物、が通常のスタイル。で、アクセサリーをごてごてつけるのが好き。
髪は長いし、メイクも好きだけど、昔からレースやフリルやピンクはあんまり好きじゃない。セルフプロデュースを考えた時、もう少し詳しく自分のあり方をしりたいな、と思ったから。

・世の中がセクシュアリティにどれくらい理解があるのか気になったから
正直これを公開するのはちょっと不安です。
なぜかというと、私はマイノリティだから。でも、これを公開した反応が気になったのも本当で、(全然いろんな人に見てもらえてもないけれど)エッセイを書くならこれを書きたいな、と思ったのでした。
私は人の性的嗜好にあまり興味がありません。お付き合いしたいな、と思うくらいの人なら別だけど同性愛者の方に「どんなセックスするんですか?」とか、別に聞かないし。興味もない。でも、下世話な人もいるから、ちょっとだけ不安。でも、それは前時代的な考え方だし、きっとそんな被害もないと思って、願って、今回こうして分析してエッセイにしてみました。

という4つの観点から、「セクシュアリティ分析」をしてみましたとさ。
んで、結果ですね。恋愛観とかは別段興味がないとは思うのでざっくり私が気になった所感だけ。

結果

結論からいうと、私は「Xジェンダー」というものらしいんですね。
男性でも女性でもない心のあり方、らしいです。
思えば中学生の時は様々な価値観が自分の中で飛び交って、気持ち悪くて不安で不安定になっていたこともあったなあ、とぼんやり思いました。そんな時期に毎日一冊くらい本を読んでいたのも、また頭のおかしい話だけれど
これって、それで葛藤していたってことだったんだなあって今日お買い物した帰り道にビビッときて、文章に残して置こう、と思った次第です。

これって、中性、無性、両性、不定性、とあるらしくたぶん私はグラデーション的に男女ぼんやり自分の中にある感じ、なんだろう、なーみたいな。
スーツが女性用なのに違和感を感じたことはないけど、つけている香水はメンズものだし、女が煙草吸うなとか言われるとめちゃめちゃかちんと来ます。

正直、「Xジェンダー」であることに関しては、へえ、って感じ。特に性別に執着したこともないから。でも、そういった私のあり方の中にある男性性に惹かれた女の子がいたのかもなあ、と振り返るきっかけにはなりました。まあ、女の子が男性性に惹かれるっていう考え方自体が前時代的かもしれませんが。

たぶん、私はこれからも私服ではメンズライクなのかもしれない。極めていいのかもしれない。かもしれない、なんてこともないけれど、メンズライクな服装が好きなんだなって感じ。
このジェンダー、扱いが難しいですね。もうちょっと考えを煮詰めて、また文章にしたいと思います。

んで、これに付随してなんですけど「表現したい性」という項目がありましてこれは「ノンバイナリー」でこれまた男性でも女性でもないアイデンティティ、らしいんですよ。

ジェンダーレスに近い考え方らしくて、上記の「スーツが女性用なのに違和感を感じたことはないけど、つけている香水はメンズものだし、女が煙草吸うなとか言われるとめちゃめちゃかちんと来ます」この辺の考え方はこちらにかかってくるんじゃないかな、と思いました。別にまあ確かに、振り袖着れなかったときもたいしたショックじゃなかったしな。みたいな感じでしたね。ごてごて着飾るのも、別に好きじゃないしなあ。

続いて。あんまり性的指向の話を詳しくされても私もあなたも困ると思うので、ここはさらっと。
一個気になったのが「リスセクシュアル」という言葉。これは「愛はあるけど身体のつながりを持つのは苦手」という思考らしいです。

私は普段、こことは別に文章を公開する場を持っていて、いわゆる官能小説的な、えっちな小説を書いています。むしろ官能的な文章以外はここくらいまであって、はちゃめちゃな文字数を書いています。なので、めっちゃマジ!??!? と思いましたねこれに関しては。

ただ、よくよく考えてみると、自分のことと文章の中のことはやはり違うのかなー、とは。で、めっちゃしっくりきたのが

「性的欲求はあっても、特に関係性を必要としなかったり」

うわーーーーーーこれ。これだわ。これでした。人並みに欲求はあるけれど、別に「恋人」とここ重要です「恋人」としたいかと言われると、おおぉってなるなって。

年下の女の子に好かれる話はしましたね? 一度デートをしたことがあるんですが、手を繋いで、彼女はそれで満足そうでした。私もそりゃまあ、好いてくれている相手なので「恋人」になることを想像するわけですよ。
でもインベッド、までは想像できなくて、あー……こういうことか、とちょっと実感しましたね。

とはいえ応えられないほどじゃないし、まあ上手く付き合っていきたいなと思います。
特に相手もいないけど。結婚したくもないけど。ここまででわかるとおもうけど別に子供もほしくないけど。まる。

まとめ

最後に、セクシュアルやジェンダーというのは心と身体の成長や、時間や環境で移り変わるものらしいです。あの時点での私はこうじゃなかったけどな、と思ったこともあったけどきっと色々なことがあって移り変わったんだな、とそう思えば納得もいくというもの。

結構面白かったので、皆さんもぜひセクシュアル分析してみてください。自分のことをよく知るというのは、少しだけ安心するきっかけにもなります。
ただ、こういうものは公開すればいいというものではなくって、大切な身体を大切な人にしか触れさせないように、見せてもいいところだけ人と共有して考えを深めていければすてきだなと思いました。
私も今回、全部ではなくって見せてもいいところだけ皆さんにお見せしました。少しでも皆さんの理解が深まりますように。

佐久間もこうして公開しましたが、きっとまた移り変わる日が来ることでしょう。
ただ、まあきっとしばらくはこんな人間なので、なにとぞよろしくお願いします。

こんなご時世ですので、お体に気をつけてください。
佐久間イオ

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