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『ap bank fes 2021 ONLINE in KURKKU FIELDSレポ』(中編)

前回の記事の続き、中編です。
引き続き、10月3日に千葉県のKURKKU FIELDSで開催された『ap bank fes 2021 ONLINE』のアーカイブ特別版のレポを書いていきます。


休憩を挟み、再びステージが映し出されると、誰も居ないステージに向かい歩いていく5人の男たち。
皆さんお待ちかねのMr.Childrenの4人と、キーボードのSunnyさんだ!✨

白TシャツにGジャンを合わせたスタイルで、満面の笑みで登場の桜井さん。
穏やかな表情の田原さんとナカケーさん。
楽しそうな笑顔のJEN。
Mr.Childrenが、ステージに、ap bank fesに帰ってきた!という感慨深さで胸がいっぱいになる。

桜井さん(以下″桜井″)「Mr.Childrenです!ありがとうございます!戻ってきましたーー‼︎ap bank fes‼︎」

桜井「たまんない!ここに戻ってきた″ただいま“っていう気持ちと、それから配信をご覧の皆さんも、よくこのap bank fesに戻ってきてくれました!おかえりなさい‼︎」

後ろでウンウンと頷くJENの笑顔が優しい😂

桜井「この気持ちを目一杯注いで、次の曲をお届けしたいと思います。何がなんでもこの曲を!ap bank fes 1曲目、Mr.Childrenとして演りたいと思ってきました。お届けします。心を込めて‼︎」

始まった前奏に、俺の涙腺は早くも崩壊。(ノд<。)゜。

12.彩り(Mr.Children)

以前の記事『2000〜2020年 けんりきが選んだ超個人的最強のJ-POPベスト30』で俺が1位に選んだ名曲中の名曲。
そう。ap bank fesでの『彩り』は、特別なんだよ!

桜井「♪ただいまーー!♪」

Sunnyさん&ナカケーさん&田原さん&JEN「♪おかえりーー!♪」

桜井「♪ただいまーー!♪」

Sunnyさん&ナカケーさん&田原さん&JEN「♪おかえりーー!♪」

こんな時代になる前には、観客みんなで「♪おかえりー!♪」の大合唱だったので、メンバーのみでの″おかえり″が新鮮!
でも、配信の画面の向こう側の日本中、いや世界のいろんな場所から観てる人たちが、みんな叫んで、歌っていたと思う。
もちろん俺も😂

『なんてことのない作業が 回り回り回り回って 今僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく そんな確かな生き甲斐が 日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に 頬が染まる温かなピンク 増やしていく きれいな彩り』



桜井「どうもありがとうございまーーす!すっごく気持ちいいよ‼︎」

JENが、桜井さんの言葉に合わせてドラムを叩いて効果音出すの、ホント好きだ😊
バンドっていいよね!笑

桜井「こんな・・・こんないい天気、こんないい風が吹いて、もう幸せです。あの、、僕らだけが幸せになっても何なんで、目一杯、今観てる皆さんを幸せにしたいと思います。この曲をお届けします。」


13.HANABI(Mr.Children)

言わずと知れた、2000年代のミスチル を代表する大ヒット曲!
配信で観てても♪もう一回 もう一回♪の部分で人差し指を天に突き上げてしまうのは、Mr.Childrenファン全員だと思う笑

桜井さんと一緒に熱唱するJEN。
桜井さんに目線をやりながら、楽しそうに弾くナカケーさん。
目を瞑って、気持ち良さそうに体を揺らしながら演奏する田原さん。

幸せだ。。。(昇天)

『逢いたくなったときの分まで 寂しくなったときの分まで もう一回 もう一回 もう一回 もう一回 君を強く焼き付けたい』



最高‼︎

そんな最高な気分の中、桜井さんのアコギの奏でる印象的なメロディーが鳴り響き、思わず「えっ⁉︎まさか⁉︎」と画面の前で叫んでしまった。
ファンの間では超人気曲なのに、めったにライブでも演らない、あの曲だ‼︎✨✨

14.I'll be(アルバムバージョン)(Mr.Children)

桜井「♪ 駆け引きの世界で 僕が得たものを ダスタシュートに投げ込むよ 白地図を広げて 明日を〜待っていたい 待ってたい 待ってたい 待ってたい!待ってたい!♪」

I'll be‼︎のシャウト、″待ってたい″の連呼に、胸が熱くなる。

『生きている証を 時代に打ち付けろ 貧弱な魂で 悪あがきしながら 何度へましたっていいさ 起死回生で毎日がレボリューション 人生はフリースタイル 孤独でも忍耐 笑いたがる人にはキスを そしていつだって I say yes. yes. yes. I'll be there I'll be there』

桜井さんのデスボイスでの♪I'll be thereーーー‼︎♪の絶叫!
そして、そこからの4人の演奏がもう・・・圧巻だった。鳥肌立った!
これぞロックバンドMr.Children‼︎✨✨


桜井「どうもありがとうございまーす!え〜、、(次が)最後の曲です。最後の曲は、この気持ちいい景色にピッタリ。それから、この夏が終わって気持ちいい風が吹いてますけど、この風に、この空気にピッタリの曲をお届けして、お別れしたいと思います。『口笛』‼︎」


15.口笛(Mr.Children)

2014年に開催されたFC会員限定ツアーに先駆けて会報で歌ってほしい曲アンケートが有り、そのいわゆる″F&M(FC)会員が選ぶミスチル 楽曲総選挙″のようなもので名だたる名曲やミリオンセラーの大ヒット曲を押しのけ第1位に輝いた大名曲。

桜井さんが言うように、ホントにこの日のシチュエーションにピッタリ!
配信の画面越しにも関わらず、現地の風の心地良さや草の香りまでもが伝わってくるかのようだ✨

桜井「♪ 子供の頃に 夢中で探してたものが ほら今 目の前で手を広げている 怖がらないで 踏み出しておいで〜♪」

″踏み出しておいで″の桜井さんのあまりにも優しい歌い方に、またも俺の涙腺が崩壊(ノд<。)゜。
この曲は、思い出が有りすぎる。。
最後にこの曲を歌ってくれて、本当にありがとうございます😭


『さあ 手を繋いで 僕らの現在が途切れない様に その香り その身体 その全てで僕は生き返る 夢を摘むんで帰る畦道 立ち止まったまま そしてどんな場面も二人で笑いながら 優しく響くあの口笛のように』


まだアウトロの演奏が流れる中、桜井さんが叫ぶ。

桜井「どうもありがとうございました。Mr.Childrenでした‼︎最後まで楽しんでってーーっ‼︎」

ステージ上に一列に並び、大きく手を振り、深々とお辞儀するMr.Childrenの4人。いや、Sunnyさん含めて5人。
こちらこそありがとうございます!最高でした‼︎✨


また誰も居なくなったステージに、小林さん始めBank Bandのメンバーが戻ってくる。

小林「えー、後半始めていきますけど。あの・・・始める前に、ちょっと。広い画の時とかに(画像に)映り込んでる(観客風の)方々が居ると思いますけど。配信の向こう側の皆様に言っときますけど、これは まともなお客さんじゃ無いと言うか・・・(笑)。」

あっ、そう言われれば確かに気になってました!
ステージから少し離れた場所に座って拍手したりしてる人たち。
まぁ、だいたい誰なのか想像は出来てたけど😊

小林「スタッフがですね。“僕らが(ステージに)居る間、できるだけお客さんに近いような形で居てください“という風に、僕とか櫻井くんがお願いして、一生懸命仕事の合間を縫って来てくれてる人たちなんで。えー、ちょっとお見知り置きを、というようなね。・・・スタッフ!イェーイ‼︎」

観客風のスタッフさん全員、大拍手‼︎

小林「さて、後半ついに、この方をお呼びします。宮本浩次!」

いつものようにワイシャツに黒スーツで登場の宮本さん。
出てくるなり、やや控え目に「イェイ!」と軽く両手を広げ、深々と一礼。

すかさず始まったのは、宮本さんのソロ活動の大きなターニングポイントになったであろう、あのカヴァー曲だった。

16.異邦人(宮本浩次with Bank Band:久保田早紀のカヴァー)

登場が珍しく控え目だった宮本さん。流石にレジェンド揃いのBank Bandを従えて歌うだけに緊張してるのかも、、と思っていたら、比較的大人しくしてたのは1コーラスだけでした笑

2番でステージから芝生の方に降りちゃう宮本さん💦
とにかくジッとしてない!
宮本さんが動く度にカメラさんやスタッフさんが大慌てで移動(笑)。
アウトロでは、もう・・・どうかしちゃったんじゃ無いかと思うようなシャウトと動きw

やっぱり、この人スゲーわww

『あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっとふり向いてみただけの異邦人』


宮本さん(以下“宮本″)「ありがとう!いや、今日は本当にたにょしみにしてきました!(甘噛みw)・・・た!の!し!み!に!し!て!き!ま!し!た!(めっちゃしっかり言い直した笑)OK!じゃあ、、『風に吹かれて』聴いてくださいエブリバディ!素敵な時間を‼︎」


17.風に吹かれて(宮本浩次with Bank Band)

やっぱり名曲!そして無観客だろうと、いつも全力フルスロットルで歌う宮本さんに、胸が熱くなった。

サビでは両手を大きく横に振り、画面の向こうの観客を先導。
いや、宮本さんにはこの瞬間、幸せそうな笑顔で手を振る観客の姿が見えていたのかもしれない、なんて事を思った。
実際、配信を観ていた人達も、みんな一緒に手を振っていたに違いない。
もちろん俺も😂

2番の頭で、またステージから芝生に降り、芝生の草を抜く謎行動の宮本さん(笑)。
もう〜、せっかく感動してたのに🤣

『さよならさ 今日の日よ 昨日までの優しさよ 手を振って旅立とうぜ いつもの風に吹かれて』


アウトロで「サンキュースタッフ!サンキューエブリバディ‼︎見えますかーーーっ⁉︎」と叫んでからの大ジャンプでフィニッシュ!

宮本「ありがとう!スタッフのみんな!及びカメラの向こうのみんな!元気かい⁉︎見えないけど伝わってくるぜ!」

宮本「このap bank fes、本当に今日は、広くて気持ちのいい会場です。みんな最後まで、まだまだスーパーソング登場するぜ‼︎えー、すみません。それでは『ハレルヤ』という曲を聴いてください。」


18.ハレルヤ(宮本浩次with Bank Band)

ジャケットを脱ぎ、気合い満点の宮本さん。
いや、しかしこの曲何回聴いてもカッコ良すぎでしょ!
ソロの時の宮本さんの曲は、横山健さんとコラボした『Do you remember?』もそうだけど、エレカシとはまた一味違うカッコ良さなんだよなぁ。

そして、この曲でもラスサビでまた芝生に降りて走り回る宮本さん。またもや右往左往するスタッフw

『please 孤独な heart抱いて 戦う俺にもう一丁輝きあれ ハレルヤ please 敗れし夢のその先にゃあ ああ涙ぢゃあなく 笑いとともにあれ ハレルヤ』


アウトロで「エブリバディに幸あれーーーっ‼︎」と絶叫する宮本さん。
ホント、ハートフルな人なんだよなぁ。。

走り回りすぎてゼーゼー息をしながらマイクを持つ宮本さん。暴れすぎだって😅

宮本「サンキューエブリバディ!今日は本当にもう、素晴らしいメンバー、そして素晴らしい会場で、しかもap bank。呼んでくれてありがとう!」

宮本「じゃあ、みんなに捧げます。『悲しみの果て』聴いてください。」

・・・と、Bank Bandが演奏を始めようとしたその時、宮本さんが腕を振って制する。

宮本「ちょっとすいません💦」

息が切れすぎてゼーゼー言いながら、水を飲む宮本さん。だから大暴れし過ぎなんだってば🤣

宮本「失礼しました!」

ここで、ようやく始まったエレカシの知名度を絶対的なものにした名曲中の名曲。


19.悲しみの果て(宮本浩次with Bank Band)

こんなに熱く、激しく、それでいて とてつもなく優しい、こんな曲が、こんなアーティストが、他に存在するだろうか?
いつものように、汗をビッショリかきながら熱唱する宮本さんを見ながら、そんな事を思っていました。

最後の間奏で宮本さんが前をしっかり見据えながら「エブリバディ!素敵な・・・明日へ・・・行こうぜ。」と叫ぶ。
そこからの、、

宮本「♪悲しみの果ては 素晴らしい日々を 送っていこうぜ♪」

泣くしかないやん、こんなん😭

『涙のあとには 笑いがあるはずさ 誰かが言ってた 本当なんだろう いつもの俺を笑っちまうんだろう』



宮本「ありがとう!次は新しい曲・・・『P.S. I love you』‼︎愛してるぜ‼︎」


20.P.S.I love you(宮本浩次with Bank Band)

″I LOVE YOU“って言葉がタイトルや歌詞に入ってる曲は、世の中に掃いて捨てるほど存在するし、その中には名曲もたくさん有る。

でも、この曲は、その中のどの曲とも違う、人間味溢れる名曲だと感じた。

あの忌まわしいウイルスが日本中、世界中を席巻してからの、音楽業界が目の敵にされ、叩かれ、我々音楽ファンも本当に悲しく辛い思いをしてきた、この1年半。

そんな俺たちの悲しい思いも、そんな誰かが誰かを叩き続けるイビツなこの世界も、″全部ひっくるめて愛してやる″っていう、宮本さんの強さや大きさを感じた。

歌詞の♪立ち上がれ♪の部分は「立ち上がれーーっ‼︎」と叫び、最後の♪I love you♪では、無観客のはずの観客一人一人を指差しながら「you!you!you!you!you!」と声を枯らしながら絶叫!

何故だか解らないけど涙が止まらない😭

『愛してる 愛してる 悲しみの向こう 立ち上がれ がんばろぜ バカらしくも愛しき ああこの世界 I love you I love you いつまでも輝きもとめて ああ 愛してるぜきみを P.S. I love you』


宮本「サンキュー!Bank Bandと宮本浩次でしたーー‼︎」

ダブルピースで締めた宮本さんは、カメラに向かって投げキッスをしながら去って行く。
その背中を見送りながら、小林さんが「宮本浩次ーー‼︎」と称えるように叫ぶ。


後編に続きます。

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