【カルチャーショック】
地方移住して一番のカルチャーショック。それは…
「彼氏はいるの?」
と41歳にして聞かれまくる(というほどてもないかw)こと。
それも会ってすぐの人にいきなり。
そして「いない」と回答すると必ず「ならば独身男子と再婚して産んでくれ」と言われる流れになることも相当のカルチャーショック!でした。
と言っても全員70代のおじいちゃんにだけどね。
男女雇用機会均等法が改正されたのが1997年。
私が社会に出たのは1999年(確か)。
この20年「セクハラ禁止」という意識は都会では定着しつつあり、
上記のようなやりとりは企業内では絶対的禁句(フリーランスではそうでもないか)、
まして「産め」系の発言なんてしようもんなら目くじら立てて訴えられるレベル。
という背景もあってか(そもそも私がモテないからか)、
「彼氏いる?」なんて軽ーく聞かれたのはかれこれ20年以上ぶりくらい…。確か。(遠い目)
だから「ヤダ!もう!セクハラ!」なんていう風には全く感じず、
むしろちょっと光栄というか…正直申しますと久々すぎて嬉しかったw(70代のおじいちゃんでもですよw)
一番最初に来てすぐの頃に集落を歩いていて出会い頭のおじいちゃんに聞かれた時は、
ガチで照れてモジモジしてしまった気持ち悪いアラフォーですが、すみません…^^;
セクハラ禁止法にガチガチに守られた都会人からしたら、そんな法はまだここには届いてないのか?
セクハラとは何ぞや?というこのゆるい空気はむしろ新鮮にすら感じ、
(え?私にその質問するなんておじいちゃん斬新だね!てか、そこほんとに興味あります?)と内心思ってしまった。
そもそもなんでこの私に皆さんそう聞いてくださるのかと言うと、
移住当初に新聞記事に素性が載ってしまったせい(というか「おかげ」というべきか)と思われ、
「バツイチ子持ちの独身(年齢も)」がネタバレしてしまっているからじゃないかと推測されます。
でもでもでもでも!ネタバレしているとしてもですよ?
シングルマザーって分かって彼氏いるのかって聞いているのだとしたら、
(え?シングルマザーって彼氏いていいの??てかこのおじいちゃんたちはシングルマザーにも彼氏がいていいと思っているナウでヤングな考えの持ち主なの?!)
というカルチャーショックを覚えたのです。(そこw)
てゆーか!シングルワーキングマザーナメてもらっちゃ困るよ、おじいちゃん。
フルタイム勤務のシングルマザーにゃ彼氏つくるために割くような時間も体力も、そんな余力1ミクロンもありませんわ!
休みがあったら子どもと遊びたいor寝たいわ!
加えて、(年齢)の部分までちゃんと読んでくれているかは不明ですが、年齢も知って言っているのだとしたら、
「産んでくれ」ニーズにはリスク高すぎて無理だに〜!なアラフォーなんですが、そこは分かってはくれてないのかな^^;
でも、彼氏いる?→いない→じゃぁ産め という超絶シンプルなこの流れに100%なることから考えると、
ヨソから移住してきた独身女性(男性も)にできるというか期待されている一番の町おこしって、
人口増加に貢献することなのか?と飛躍して考えてもしまった。
だとしたら本当にごめんなさいなのですが。。違う形で貢献できる方法を模索中だに。
それに人口11,164人(2018年末現在)のうち、女性の方が300人ほど多い佐久穂町。
貴重な男子はこんな産めないポンコツアラフォーなんかよりも産める若い女子に回したほうが地域貢献につながるので身を引きますわ。
(という発言がもう若手女子へのセクハラですね。ごめんなさい。)
そんなこんなでこんな私にほんと光栄なことに何度かそのような質問を頂く中で、
ガチ照れで「え〜いませんよ〜うふふ〜」なんていう気持ち悪い回答じゃなくて、
どうにか面白く返せないかと考えて(←関西の血?)、
3人目の方に聞かれた際に、
「中古の事故物件よりもー、新築の方が良くないっすか?」とドヤ顔で言ってみたら、
「でも古民家にも魅力感じる人もいますよね」と逆に言われてしまった。
あ〜〜、私も今古民家住んでますね〜・・・
って、誰が古民家やねん!!!!
ハイ、古民家(バツイチ)ギャグが一つできましたーw
という田舎に来たらちょっとだけモテた?と勘違いできた(オール70代だけどな)というまさこの自慢ネタでしたヽ(;▽;)
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