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理学療法士として「自分を使うため」に起業を決断した思い

「自分を全部使いたい」という思いを軸に、色々な活動にチャレンジ中のsakikoです

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昨日の記事では、今年に入って行った大きな決断について書きました

3月に退職から起業をするという決断を数日間行いました
なんでそのような即決断ができたのかという部分について書きました

「自分を全部使いたい」という熱いマグマのような思いを抱えて約10年程度過ごしていたからこその決断だったのですが
では、なぜ「自分を全部使う」=起業 という選択に繋がったのか、という部分を今日は書いていこうかなと思います

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理学療法士という仕事は、いわば職人のような仕事で
自分の手を仕事道具としていて、on hand つまり、触ることが仕事です

10数年前、新卒として病院に入職したのですが、その当時は本当に職人気質な人が多かった気がします
いかに「自分の手」の技術を磨くか、に重きが置かれていた雰囲気を記憶しています

私は数年臨床から離れていたこともあり、今の理学療法士の雰囲気が正直のところよく分かりません
が、誤解を恐れずに言うと
「自分の手でいかに患者さんをよくするか」という技術を競い合っている印象が当時はありました
しかし、私が感じていたのは
「理学療法士が患者さんに触れられる数十分だけいかによくするか、だけではなく、その他の時間、病院であれば病棟、退院したあとは自宅、において動ける環境を作ったりすることも大事なんじゃないか」という思い
自分と対峙している数十分だけに重きを置くのではなくて、生活全体、言ってしまえば人生全体を考えてその中の一部として理学療法を提供することが必要なんじゃないかと思っていました

つまり、理学療法だけでは限界があることを認識して、全体の中の1つであることを意識して、その上で理学療法を提供することが重要だなとずっと感じていました

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話がだいぶそれてしまいましたが、「私一人の力では限界がある」という思いが前提だったかと考えています
でも訪問診療の現場を知ることで全体を見る機会が増えました
すると、今度は全体の中で理学療法士が貢献できそうだなと思えるポイントが色んな場面でちょこちょこ見えてきたのです
(余談ですが、このタイミングで理学療法士としての技術を軽視していた自分にも気づき、捉え直すきっかけにもなりました)

そこで考えたのが、
理学療法士としての知識・経験を活かして行う相談業務
いわゆる、スポットコンサルのようなサービスです

いつかそんなことをやってみたいなと漠然と考えていたんだと思います
そのための種まきをこの数年間してきました
そして今回、「開業届を出さないといけない」状況にいつのまにか流れ着いていた
それならば、と心の奥底で温めていた思いを外に出してみることにしました

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これが、私が理学療法士として「自分を使いたい」と思った時にやれることだったのです
既存のサービスだけでは提供できない部分もありそうだと感じ、「起業」という形をとることを決めました
というもののまだまだこれから動き出すので、本当に「起業」という形が最適なのかは分かりません
とりあえず、今のところ私ができること、やってみたいことはこれだな、という気持ちで動いています

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今回、「自分を全部使う」=起業となった 思いの背景を書きましたが、これは「理学療法士として」という枕詞が入ります
sakikoとしての生き方を考えた中で、なぜ「起業」という形を選択したのか、という部分についてはまた次回書いていこうと思います

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医療・介護業界で働かれている中で感じる「ちょっと困った」に理学療法士としてお手伝いできることがあるかもしれません
まだまだサービス構築中の段階ですが、もし、サポート内容など気になることがあれば、いつでもご連絡お待ちしております(^^)


※参考までに、今時点で行っていることはこんなことです


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