ナショナルズがA.カブレラと再契約。

今年には入り、ウィル・ハリス、スターリン・カストロと立て続けに補強してきたナショナルズが現地4日はアズドゥルバル・カブレラとの再契約に合意しました。契約は1年250万ドルで、インセンティブが最大50万ドルつきます。世界一の功労者がまた１人ナッツに戻ってきました。

Sources: #Nationals closing in on a deal with free-agent infielder Asdrubal Cabrera.

— Robert Murray (@ByRobertMurray) January 4, 2020

世界一に大きく貢献したカブレラ

カブレラはシルバースラッガー賞の受賞歴もある強打の内野手です。19年はレンジャーズで開幕を迎えましたが96試合で打率.235・12本塁打・OPS.711と今一つの成績。8月にリリースされると内野手の層に悩んでいたナショナルズが獲得。ナショナルズ加入後は38試合で打率.323・6本塁打・OPS.969と別人のように打ちまくり、チームの世界一に大きく貢献しました。34歳と高齢で守備範囲の劣化は顕著ですが、20本塁打前後見込める打撃力でレンドンの穴埋めが期待されます。

カブレラの起用法は？

二、三塁をカストロ、ハウィ・ケンドリックと3人で回していく予定です。二塁カストロ、三塁カブレラがメインになるでしょう(二塁カブレラ、三塁カストロになるかもしれません)。ケンドリックはフルで出れる選手ではないので二塁と一塁で併用される見込みです。もしドナルドソンを獲得することになればバックアップに回ることになるでしょう。250万ドルならユーティリティーとしてもけっして高い額ではありません。

開幕ロースターほぼ固まる

残す補強は一塁のみとなりました。ライアン・ジマーマンが候補に挙がっていますが、まだ動向は掴めません。ドナルドソンをこれから獲得するという可能性もありますが…

開幕ロースターの予想まとめは次回行いたいと思います。ケンドリックやゴームズといい、また１人世界一のメンバーが戻ってきてくれたことは嬉しいです。20年も充実したシーズンを期待しています。

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