テンセント

中国の巨大IT企業・テンセントがハリウッドに着々と進出してた

ターミネーターの最新作「ニュー・フェイト」見たんですが、期待している以上に面白かったです。「3」「4」「新起動/ジェニシス」をなかったことにして、「2の正統な続編」という意味不明な触れ込みではありましたが、フツーに楽しめました。

過去との決別を暗示するシーンも多く、シリーズとしては一旦これで終わりなのかな?という印象も受けましたね。

個人的には、未来から来たグレースを演じるマッケンジー・デイヴィスの、目や立ち姿が美しすぎたので、それだけでも見る価値あると思います。

ところで。

映画が始まる前に流れる、配給や製作会社のロゴムービーも気にして見るんですが、最近ハリウッドの大作で見るようになった新参ロゴがあります。

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これ。

ハリウッド映画で漢字を見ることも少ないんですが、よく見ると「Tencent Pictures」とあります。

テンセントといえば、月間10億人が使うという巨大メッセンジャーアプリ「WeChat」を運営する中国の巨大IT企業。そのグループ会社である「テンセント・ピクチャーズ」が、ここ数年で一気にハリウッド映画の製作に絡んできてます。

2017年
キングコング: 髑髏島の巨神
ワンダーウーマン
2018年
ヴェノム
バンブルビー
2019年
メン・イン・ブラック:インターナショナル
ターミネーター:ニュー・フェイト
A Beautiful Day in the Neighborhood(原題)
2020年
トップガン マーヴェリック
モンスターハンター
Wish Dragon(原題)

どれもこれも大作ばかり。どうやら数年前からエンタメや自社IP強化に乗り出してるようです。

これで思い出すのが、ソニーによるコロンビア買収のニュース。

このときはアメリカ人からかなり反発を食らったようです。買収ではないものの、中国資本の進出にアメリカはどう思ってるんだろうと思ったら、やはりこういう反発も起きてるようです。

知らない間に、エンタメ業界でも中国マネーはいろいろ動いてて、面白いことになってきてるなーと思いました。

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