noteを書き続けるために必要なマインドスイッチ
「ものつくりとスポーツは同じ。アウトプットし続けなければ、ものつくり脳はなまります。極力毎日続けることが重要です」
編集の講義などで受講者にそう伝えると、「でも毎日発信するほどのことがありません…」と言われることもしばしば。
でも多分それは、完璧なものを目指しすぎなんだと思います。
野球の素人がいきなりメジャーリーガーと対戦できるわけありません。初めて取り組むスポーツであれば、まずは筋トレ、走り込み、素振りなど、基礎練習から始めますよね。
発信における基礎練習は、何でもいいから発信することです。体を動かすことです。
何でもいい。食べたもの、行った場所、見聞きしたもの。とりあえず吐き出してみる。自分がいいなと思う文章を見つけたら、真似して書いてみる。書けたらちゃんと公開して、見た人たちからの反応を観察してみる。
それを繰り返すことで自分のクセや、技術的に足りないものがわかってきます。
いきなり100点を目指す必要なんてありません。続けていく中で、1点、2点と徐々に積み上がっていきます。よく「量は質を凌駕する」と言いますが、とにかく数をこなすこと。そして数をこなす中で、どうすればもっと良くなるかを考え続けることが重要です。
発信を続けることで起きること
「SNSのフォロワーを増やす方法」のような文脈で、発信について語る声もありますが、発信することの最大のメリットはフォロワーが増えることじゃありません。
それは発信し続けることで、「思ってもみなかった情報や機会」が集まってくるってことです。
僕もTwitterやブログで編集にまつわるノウハウや気づきを発信し続けたことで、昨年は多くの講演依頼が舞い込んできましたし、いろんな反応を通して自分の考えを補強することができました。
また、今年になって短歌の発信を始めたことで、日常の些細なできごとに情緒を強く感じるようになりました。
発信することそのものが、次への発信に繋がり、連鎖を起こしていく。
発信することがないから発信できないのではなく、発信しないから発信できないってことなんですよねえ。
完璧じゃなくてもいい。うまくまとまってなくてもいい。長くなりすぎても、短くなっちゃってもいい。とりあえず書き続けることです。
僕も初心に返るつもりで、年末から連続投稿を続けています。一緒に頑張っていきましょう。
サポート特典としてテスト的に、これまで3万件以上のタイトルをつけた僕が記事のタイトル協力します。気軽にご相談ください。