全盛期のR25で感じた、クリエイティビティの格差
前回の記事からずいぶん時間がたってしまいました。やはり挫折語りをするのは腰が重たくなりますね。
さて、大学でものつくりの落ちこぼれだった僕ですが、リクルート「R25式モバイル」のニュース編集チームに、アルバイトとしてどうにかこうにか潜り込むことができました。
ニュース編集チームの仕事とは、いわゆるヤフトピ編集と同じようなもの。1日数百件と配信されてくるニュース記事に目を通し、掲載するかどうかを判断。掲載判断された記事について、サイト用にタイトルを付け直す業務でした。
年間3万件のタイトルワーク
ポータル系ニュースサイトの多くは、多くの人が閲覧するトップページに掲載する記事についてタイトルを付け直します。社会やエンタメなど、階層の深いカテゴリのみに掲載される記事は、配信元のタイトルをそのまま掲載することが多い。
いま考えると、R25式モバイルが異常だなと思うのは、階層の深いところにしか掲載されない記事にもタイトルを付け直してました。
中には海外のローカルニュースや、特に変化もないその日の日経平均を伝えるニュースなど、普通に考えたらそこまで注目されないような記事にもタイトルを付けてました。
数にして1日120本ほど。1年にすると3万本になります。R25式モバイルで働いた4年半のうち、2年間はガッツリこのペースでやってたので、僕のタイトルワークの技術はここで培われたと思っています。
やがていろんなコンテンツを任せられるようになり、アルバイトから契約社員に昇格。ものつくりに挫折した僕も、少しずつクリエイティブに自信が持てるようになりました。
ただ、壁は乗り越えるたびに現れます。僕はまた、大きな挫折を味わうことになりました。
R25本誌やPC版とモバイル版、営業のチームも含めた、R25チーム全体で実施された社内コンテストでのできごとです。
第一線級との格差を感じた1ヶ月間
※ここからはフルオープンにするのは憚られたので、読みたい方だけ読んでください。自分語りなだけで特に身になる話などはありません
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