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9/22 1人旅が2人に

ベルギー1人旅2日目。今朝は晴れていたので、早く外に出ねば!と急いで準備をしてモーニングを食べに出かけた。歩いて広場まで行き、目の前に市庁舎が現れたときには、改めて感動した。

どこにいてもこの市庁舎が見えるので、迷ったらこのトンガリを目指して歩くようにしている。

モーニングは、広場から近いカフェで、シナモンロールとカプチーノを頼んだ。

今日はまだ金曜日なので、仕事に向かう人や仕事中の警察官など、ピシッとした服装をした人たちが行き交っていた。

朝ごはんを食べ、もう一度市庁舎の場所に戻った。せっかく晴れているので、私と市庁舎の写真を撮ってくれる人を探してみる。熱心に写真を撮っている女性の旅行者がいたので、声をかけてみた。

彼女は快く写真撮影を引き受けてくれ、代わりに私も彼女の写真を撮った。どこから来たか聞いてみると、彼女はウクライナ出身で今はベルリンに住んでいるとのこと。日本語を勉強中ということで、日本語で自己紹介をしてくれた。

意気投合し、そこからは2人で観光をすることに。ブリュッセルには壁画がたくさんあり、一緒に壁画巡りをすることにした。壁画を見つけては写真を撮り、たくさん歩いてたくさん話をした。

ベルギーを代表する画家、マグリットの壁画を街のいたるところに発見することができる。

《帰還》

彼女と私はマグリットのグッズ店に行き、マグリット作「大家族」のピンバッジをお揃いで購入した。

彼女とはベルリンのこと、リスボンのこと、日本のことをいろいろと話した。興味深かったのは、ベルリンの住宅事情。

ベルリンでは今、アパートの需要が高いが土地がないため、古い建物の上に新しい階を増築することが多いのだそう。彼女の家も増築中で、毎日朝7時〜夜7時まで工事をしていてうるさく、また部屋の壁にヒビが入ることもあったそうだ。


アパートが建てられた時には想定してなかった上階が増築されることで、建物自体の構造に影響がないのか、とても気になった。

また、リスボンと同様、需要が高いためベルリンでも家賃が急激に高騰しているらしい。

彼女は夕方の電車でベルリンに帰るため、16時過ぎに別れた。私はドイツのクリスマスマーケットに行くのが夢だったので、今年の冬にベルリンで会おうと約束をした。


思いがけず素敵な出会いに恵まれて、1人旅が2人になり、とても充実した時間を過ごすことができた。

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