行動を覚えるのに大切なのは試行回数
こんにちは、櫻井です。
元イルカ調教師の経験を活かして、応用行動分析学について発信しています。
今日のテーマは「行動を覚えるのに大切なのは試行回数」です。
行動を覚えるのに大切なのは挑戦の回数
何か行動を相手に教えたい時、一回まぐれで出た行動に対して
たくさんご褒美を出してしまうことは少なくありませんが
実は違います。
行動を覚えるために大切なのは試行回数です。
何度も繰り返し練習することで、行動は形作られます。
なので、一回大きなご褒美を出したから安心
というわけには行きません。
できたら、小さなご褒美を繰り返し出せるように
ご褒美選びも考えないといけませんね。
これがまた難しい。
イルカの場合は魚でした。
魚と言っても、大きさや種類を変えますから
平均して年間5種類は必ず用意していましたし、
施設によっては切り身などで変化をつけているところや
よく出来た時は5尾まとめて口に掘り込むとかで変化を
作っている施設もあります。
つまりご褒美選びの特徴は
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