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5ヶ月間のシャカリキモードで得たもの

2024年の目標として掲げた「シャカリキモードで取り組む」を、5ヶ月続けていましたが、一時停止して調整を入れます。noteで宣言したことなので、noteで現状報告をしておこうと思います。


2024年の目標は、シャカリキモードで仕事してみること

専業主婦からにゅるりとこの業界に参入し、忙しくなりそうなら無闇に応募しないようにセーブする癖がありました。納期を守れないことも恐れていたし、会社員時代のように無茶したくないという大義名分もありました。結果「まだ本気出してないだけ」な状態を無自覚に続けていました。

去年の12月頃、尊敬するライターの大先輩、なつみと先生、寒竹さんとお食事をした際、仕事として書いていくなら自分のキャパを把握しなくてはならないと考えを改めました。一度、無意識のリミッターを解除して、シャカリキモードになれば自分は何をどのくらいできるか把握しようと決めました。

気合いを入れてチラシを作って撒き、ポートフォリオをつくり、アンバサダーに応募し、営業電話をかけ、訪問営業をし、SNSを作り直したところ、ぽつりぽつりと新しくお仕事をいただけるようになってきました。(なつみと式Webライティング講座の個別授業内でかなりお尻叩いていただきました。感謝です!!!)

書いてほしいと言われたことが嬉しくてホイホイ受けました。推し活や勉強会、交流会にも顔を出す頻度を増やしました。体力を増やそうとヨガにも通い始め、地域でのイベントにも顔を出して、という生活を続けていたら、5月なかば、いつの間にか限界の数歩手前に来てしまっていました。

余裕を失った結果、周りに不快な思いをさせていた

家族や友人、仲間、知人、見知らぬ人に、優しく親切に接する余裕がなくなっていると、先週末ようやく気がつきました。それどころか、優しさに甘えていました。本当に恥ずかしいのだけけれど、相手の顔を思い浮かべながら「まあええか」と思うことが増えてしまっていたのです。

気づいた瞬間は、あまりの恥ずかしさに体温が上がったり下がったりして、叫び出すか穴を掘るかしたくなりました。このnoteを読んでいる方にも、失礼をしてしまったのではないでしょうか。本当に申し訳のないことをしました。皆さんにどうお詫びすれば良いのかわかりません。

気にしいな性格で、苦手な「気遣い」を普段カバーしているのに、気にしいでなんとか誤魔化しています。自己分析してみたところ、気にするだけの余裕が減ったために生き物への気遣いができなくなってしまっていたようです。情けないです。

休む選択肢を選ぶこともまた勇気が必要だった

ただ、この気づいた瞬間にもまだ選択肢はありました。余力はある(つもりだった)ので、まだ頑張れるのにここで休んでも良いのかとめちゃくちゃ自問自答しました。余力があるなかで、手綱を緩めることにかなりの抵抗がありました。

ここで辞めるからキャパが増えないんだ、これだからゆとりは。根性なし。これだから主婦気分は。成長できないのも仕方ないね。とノートいっぱいに自分を責める言葉を書きまくりました。

というのも、私が文句なしに認められる「コハルにしてはよく頑張った」レベルは、偉人になるほどの功績を残すか、ドクターストップがかかって強制入院になるか、なのです。そこまで到達できなければ、全部「まあまあよく頑張った」なのです。(同じ理由で、成果物に40〜80点の開きが出てしまうという問題も潜んでいますが、今回は割愛)

ただ、すでに周りに迷惑をかけています。限界まで頑張り続けて、もう頑張らなくてもいいよと自分を赦せる日まで、自分の至らなさで周りに迷惑をかけ続けるのか?と考えたとき、いったんアクセルを緩めようと決められました。自分が限界まで頑張った!と思えないことより、自分の嫌いな自分でいる方が辛いことだと感覚で決められました。

一旦、ここで限界だと認め、このボーダーラインまで到達しなくても済むような仕事量・スケジュール・自己管理を徹底してみます。

幸いなことに、しばらく前から作業時間を計測していたので、キャパシティを定量化できます。疲労度で定性的に判断すれば、ある程度データとして使えそうです。

5ヶ月間のシャカリキモードで得たもの

シャカリキモードを試していて、良い結果も3つほどありました。

まずは、現時点の限界がわかったこと。データを見返して分析にかけたところ、最も気合を入れないとできないような作業(勉強する、構成を考える、執筆するなど)を、1日4時間半するのは無理なようです。事実は受け入れるしかありませんね。

次に、フットワークが軽くなったこと。クラウドソーシングで募集中の案件への応募以外の手段で仕事を受けられたのは成功体験と言えるでしょう。さらに日帰りで名古屋や大阪、東京へ行くことの抵抗がなくなりました。市内であれば、複数の予定を入れられる日も増えてきました。

最後に、体力を増やそうと自発的に思えたこと。フットワークは軽くなっても、翌日へばってしまうことも多かったです。外出を減らすのではなく、体力増加で解決しようと自発的に思えました。

ちょっとスピードを緩めて、業務改善のための時間をとって、頭をスッキリできた頃、きっとこれらの経験が生きるはずです。noteを書く余裕が出てきたのは良いことだと捉えてます。下書きに残った2つの記事も書き切りたいと自発的に思えてます。



やりたいことができない、知りたいと思ったことを調べる余裕もない、と思ったときに引き返せばよかったです。私にとってかなり勇気が必要なことですが、ここをボーダーにしておかなくてはなりません。

シャカリキモードでやってみる!と決めたときもかなり勇気を振り絞ったのに、立ち止まるにも勇気が必要だなんて。皮肉だなあとも感じます。流されるまま生きていかないってなかなか大変ですね。でも生きてるって感じがします。良きことです。

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