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判断基準はお持ちですか?

最近はやりたいことやしなければならないことが多すぎて、何をやるか、どういう順番でやるかなど判断しないといけないことで溢れている。そんな中で素早く良い判断をするためには何かしらの基準が必要であろう。
あなたにはそのような判断基準はあるだろうか?僕はこの判断基準をしっかりと持つようにしている。なぜならば、即座に判断を下すのが苦手だからだ。判断をするのが苦手だからこそ、考え抜いた判断基準を持つことでこの負担を軽減しようと考えているのである。今日の晩ご飯何食べようかな〜という小さな問題からどこに就職するかという大きな問題にまで適応できる判断基準を作っている。今回は、決断する際に使う判断基準について書いていきたい。

もう早速言ってしまおう。
僕が1番大事にしている基準は、やりたいかやりたくないかである。この基準は、ある意味直感に従うとも言えるだろう。なんだそれ(笑)と思われたかもしれない。ただ、この基準をなめてもらっては困る。
直感というのは、その場の気分で単純に決めているわけではなく、やりたいかどうかという判断をする前に多くの情報を持って考察した上での結論である。直感は正しいとよく言われるのはこのようなプロセスが頭の中で起こっているからだと考えられる。
例えば、あなたが今日カレーを食べたいと思った場合を考えてみよう。昨日は麺類を食べたから今日はご飯系で、なんとなくスパイシーなものが食べたいな、そういえばカレー2週間食べてないな、などいろんな要素を考えて「カレーが食べたい!」となっているのである。
だからこそ、やりたいと思ったことは大抵本当に求めていることだし、やりたくないと思ったことは大抵やっても意味ないことが多い。ただし、全てにおいて直感を信じろと言いたいわけでもない。しっかり自分の中で考えてみて、それでもわからなければ直感に従うくらいがちょうどいい。直感だけしか使わなければ、それはただの気まぐれである。

僕はもう一つの基準をサブ的に持っている。
それが納得するかどうかだ。これに関しては、やりたいかどうかに大きく関わってくることなので先ほどの基準の被るところは多い。しかし、これは直感とは違い、論理的に考えて妥当かということを基準としている。自分にとってそれをすることが妥当であると判断すれば納得できるだろうし、そうでなければ納得できない。
あなたにも他人の考えに納得していないのに同調してしまった経験はあるだろう。そういうときは大抵、その考えを十分に考察できておらず妥当かどうか判断できていないという状態だ。そんな状態で何か行動してもやったとしても何も得られない。むしろ、なんでこんなことしたのかと自己嫌悪したり、他人のせいにしてしまったりとマイナスに働いてしまうことさえある。
こういったことを避けるために納得することが必要なのだ。納得をすることで自分の判断に責任を持つことができる。もし失敗したとしてもなぜ失敗したのかが考えやすく立ち直りが早くなるかもしれない。

このように直感と論理の2つを判断基準に組み込むことでもれなく全ての判断に適応できる。これらを使うことでどんな問題がきたとしてもほとんどのケースで最適な判断を下せるようになりつつあるように思う。
あなたには自分なりの判断基準を考えてみることをオススメする。僕の基準は性格や思考の傾向を加味して作ったものなので、万人に合うやり方ではない。あなたにはあなたに合った基準が必ず存在する。僕のもの以外の判断基準には「迷ったらきつい方を選ぶ」とか「周りに反対される方を選ぶ」など様々な考え方があるのでこれらも参考にするのが良いだろう。ただし、注意点がある。これを考えるとき、YESかNOかの2択にするのが重要である。基準がやるorやらないor分からない、みたいに3つ以上あると判断力が低下する。そして、大体の場合どっちつかずの選択肢を選んでしまうことが多い。行動しない選択をとってしまうと判断基準を作った意味がなくなるので、無理やり2つに絞ってしまう方が行動に移りやすい。なんなら、やらないという選択肢を消すために行動することをルーティンにしてしまって、嫌だと思う間もなく何がなんでもやるという方法をとってしまうのも選択肢の一つだ。是非あなたもあなた専用の判断基準を自分で生み出してみてほしい。できるまでには時間がかかると思うが、今後の人生に必ず役に立ってくれるはずだ。

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