継続は仕組みが9割。-なにを継続するかよりも、どう継続するか-


・継続のまちがい7選

・継続の鍵は目標設定

・継続するためのテクニック

・継続のQ&A
継続は仕組みが9割〜習慣で人生を変える自己管理のテクニック〜
自己管理コーチ ユウマ

継続のまちがい7選


1. 
目標を決めたら、何がなんでもそこからブレてはいけないと考えるのは、まちがいです。

●目標は、状況に応じて柔軟に変えてOK。ひとつの目標に固執して「またできなかった…」と自己嫌悪に陥るのは本末転倒です。

2.完璧に目標を達成しようとするのはまちがいです。

●三日坊主でやめてしまう大きな理由は、「決めたことは完璧にこなすべき」と思い込んでいるから。決めた目標を調整する思いきりも大事です。

3.複数の物事を、同時に続けようとするのはまちがいです。

●一つの目標が継続できるようになったら、二つ目に。一歩ずつ積み上げていくことがコツ。

4. いきなり高い継続目標を掲げるのはまちがいです。

●習慣化は、ムリのない設定をするのが大事。
最初は、ほとんど負担にならないことから少しずつ慣れていくべきです。

5. 気合いや見切り発車で、むりやり継続させようとするのはまちがいです。

●継続とは、やる気に頼りきるのではなく、自分に合う仕組みや環境をつくって、半自動的に続くようにするもの。

●自分が何をすればモチベーションが上がるのか、どうすれば無理なく続くのかを見定めることが重要である。

6. 継続とはつらいものだと前提に置くことは、まちがいです。

●継続の基本は「楽しいことは続いて、つらいことは続かない」こと。
継続したい物事の中に自分の楽しみや喜びを見出し、そこにフォーカスすることが大事である。

7. 継続したところで何も変わらないと考えること。

●結果を出すひとは、その背景にかならず何かを継続している(マルクスなど)。

●結果はすぐに出るものではなく、長期的な試行によって生み出されるものなのです。
(この作業も長期的に見れば、絶対に意義がある)


継続のカギは目標設定。

目標設定について。

●目標は高すぎても低すぎてもモチベーションが下がる。そのため、毎日達成はできるけども、かんたんすぎることはなく、ほどよい緊張感のあるレベルの目標を設定する。

●まずは月間目標をたてること。コツは「かんたんに達成できるけど、目標として立てないとやらない行動」にすること。

●つぎは週間目標をたててモチベを維持すること、意識を絶やさないようにすること。
そして最終的には、一日単位のタスクに落とし込む。

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ひとが習慣的に達成できる目標の条件は3つである。
それは、「常に意識できること」「行動が明確なこと」「複数人で共有できていること」。

1.       目標を常に意識しておくためには、必ず言語化する。スマホやノートに書きだすこと。

2.       明確な行動のためには、「その行動・始める時間と行う時間・行う場所」を決めること。

3.       目標共有は、周りの人たちにだけでなく、SNSで宣言・共有するのもあり。
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継続するためのテクニック
1. 最初は、ばかばかしいほどに低いハードルを設定する。無理をしない、できる範囲でしかやらないから続くのです。

2. 理想的な最終ゴールだけでなく、1年後のゴール、半年後のゴール、1か月後のゴールを持つ。
つまり最終ゴールにたどり着くまでのモチベを保つ為に、途中のスモールゴールをいくつも設定すること。

3.「健康の目標」「お金の目標」などとジャンルごとに細分化する。

4. 睡眠時間・起床時間を固定して、余った時間でどう継続するかを考える。

5.睡眠時間は絶対に削らず、無駄なプライベートの時間を削る。

6. 原則「楽しい事は続いて、つらいことは続かない」から、継続を楽しい趣味化する。

●そのためには、継続したいことの楽しいところやプラスの面を意識的に探し、リストアップすること。
「楽しい>つらい」になると、物事は続く。

7.仲間を作る。
不特定多数の人たちだけでなく、もっと身近な仲間をつくるとより効果的。同じ目標に向かっている仲間に囲まれると、自分のモチベも高まるはず。

8.メリハリをつけた時間の使い方をする。
こうすることで時間の質がたかまり、時間価値に敏感になれる。

●たとえば寝るときには「意識的に身体と精神を休めるために睡眠をとる」と考えてみましょう。

●また、無意識にダラダラ過ごすのはよくないが、生産的な時間をつくるためにチャージをする意味合いなら、そういう時間もアリでしょう。

9.最後のテクニックは「コーチをつける」こと。
●定期的に時間をとって、自分と向き合う サポートをしてくれるのがコーチの存在です。


Q.朝活を続けるにはどうすればいい?
A.朝起きてやることを、決めておきましょう。

●朝起きる目的があれば起きられます。
しかし、早起きそれ自体が目的にならないようにする必要があります。
すなわち、なんのために早起きするのかを定める必要があります。

●早起きして、どんな具体的な行動を通して自分を変えていきたいのかをイメージして朝起きるための目的を設定しましょう。

Q.読書を続けるにはどうすればいい?
A.読書をする意味を見つけましょう。

●その一つとして、読書した内容をアウトプットする機会を設けるのがいいでしょう。

●一人で黙々と読書するのではなく、発表の場を作るのです。一人で完結させるのではなく、自分以外の人を絡めていくとよいでしょう。

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