太陽の塔
今回の旅の目的だった大阪の万博記念公園の太陽の塔を見学に行きました。
1970年日本万国博覧会が
「人類の進歩と調和」
のテーマで開催されました。
6421万人を集めたそうです。
1975年に太陽の塔は永久保存が決まり、内部は半世紀にわたり閉ざされていました。
2018年に再生され、常設展示施設になりました。
太陽の塔の入場は当日でも空きがあれば大丈夫ですが、我が家は予約して行きました。
前日までの事前予約制(先着順)日時指定です。
詳しくはこちらをご覧ください。
お腹についている【太陽の顔】は現在
頂部の【黄金の顔】は未来
背面の【黒い太陽】は過去
を表しているそうです。
背中側右手に塔の入口があります。
予約していたチケットを受付で発券してもらいます。
1階だけは自由に撮影できます。
撮影許可料の500円を支払い、専用の透明なケースに入れ紐を肩から斜め掛けすれば、途中を自由に撮影できます。
スマホなどの落下で作品を傷つけないためです。弁償するのは大変ですからね。
そのため他の人はカメラ等はカバンにしまわなければいけません。
近くで自由に写真が撮れたのは良かったのでオススメします。
◆地底の太陽ゾーン
万博の時はテーマ館の地下展示にこの【地底の太陽】も展示されていました。
その後、撤去作業から50年近くたった現在も地底の太陽は行方不明だそうです。
どこかに隠されたのでしょうか?
〔過去:根源の世界〕の「いのり」のエリアにあっただけに意味深ですね。
地下に埋められて世界の平和を祈っているのでしょうか?
いつかど~んと出て来るといいですね。
どこに行ったかご存じの方はいませんか?
そのため現在は復元された【地底の太陽】が展示されています。
太陽の塔は地下展示と空中展示をつなぐエスカレーターの縦通路でした。
2018年に耐震補強工事によって当時より内部空間は狭くなったそうです。
エスカレーターは階段に置き換えられました。
◆生命の樹ゾーン
高さ41メートル生命の樹は下から上に向かって原生動物から、爬虫類、恐竜、人類に至る生命進化のプロセスを表現し生物群模型が取り付けられています。
アメーバは下等で人間が最上級というわけではなく、表しているのは根源から未来に向かってふきあげる命のエネルギーだそうです。
ここからは「自分の中に毒を持て」と言う岡本太郎氏の本からメモした、私が気になった言葉とともに写真をお届けします。
恥ずかしながらこれまで岡本太郎氏の本は読んだことがありませんでした😅。
太陽の塔を見てから慌てて読みました。
若い人にもおすすめできる本です。
ここまでは誰でも撮影できます。
ここからは撮影許可を得たエリアの写真です。
最後にやっとクロマニヨン人がでてきました。
腕の部分の内部構造が見れます。
腕の中も照明が変化します。
綺麗ですね。
地球の長い歴史と赤のエネルギーに圧倒されるような空間でした。
1970年、日本はどんどん進歩して豊かになっていく頃の展示です。
今の世界は、万博のテーマだった進歩と調和の世界になっているのでしょうか。
エネルギー危機や環境破壊や汚染、各地で争い戦っています。
様々な問題が人類に突きつけられている今は、1970年の万博で目指していた世界ではないように感じます。
技術は進歩はしてもまだ調和していないようです。
過去と同じ【黒い太陽】の世界は嫌ですね。
黒い太陽は父が受けた原爆の光のように少し怖く感じるのです。
未来の輝く【黄金の顔】を見つけていくのは今生きている私達人間です。
きっと大丈夫!変われますよね。
太陽の塔はこれからも静かに人間を見つめてくれるから。
どのように感じ解釈するかはあなたの自由です。
太陽の塔をぜひ感じてみてください。
次回東京に行ったら川崎市の岡本太郎美術館と表参道の岡本太郎記念館に行きたいと思いました。
岡本太郎さんを好きになったので、他の作品もこちらの記事で見てみました。
す、す、素敵すぎますよ😍太郎さん。
今年は太郎推しになります!
昔、テレビで見た時はぶっ飛んだ変な芸術家だと思っていました。
太郎さん、太郎様、大変失礼いたしました😅
3月のお出かけに太陽の塔はいかがでしょうか?
太陽の塔ガイドのパンフレットと
「自分の中に毒を持て」岡本太郎
を参考に記事をまとめました。
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