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楽しみも時短

物事は見る目聞く耳がなくても間は大切必ず意図が有る

最近の若者は ドラマなどを見る時に録画して倍速で見るらしいですけど 果たしてそれ物語としてのものが理解できるのでしょうか、CD のように 人の耳に聞こえない周波数の音はカットして、でも音というのは耳だけで聞くものではなく 音圧と言って体に当たる音の波動によって聞くいてる部分もあるんですよ。
骨伝導のイヤホンなんていうのも 出てくる時代だから頭蓋骨もそれを音として聞いているんだよね ,結局 聞く人たちはそれなりに不満を持ち レコードの方が音がいい などと言ってまた元へ戻るような感じになってきました。
レコードプレーヤーも新しい新機種が続々出てレコードプレイヤーメーカーではセイコウエプソンが500万円台が最高値段だったけどテアックが 700万 円のプレーヤーを販売 したりしているけども 、まあ これは宣伝のためというのもあるかもしれないけどね,どんな細かい音でも再現するような そんな感じで作る方もいるんでしょうけどね でも高いですよねでもご安心を安いレコードプレイヤーもどんどん新製品が出ています。


戦後すぐの歌謡曲などは いわゆる 曲の前に流れるイントロという部分が何しろ 長い、 笑っちゃうほど長いでも音楽を楽しむ人たちにとってはあくまで 前奏曲であり拍手で調子を取り楽しんでいた。
それはそれで演奏者と視聴者の対話の時間と として時間を無駄にしてるとは思っていない。
それともZ世代の人達は倍速でより多くの音楽や作品を体験したいのだろうか、そして倍速で見たり聞いたりしている若者たちは、それを楽しんでいるんだろうか? 楽しいことなら少しでも長く味わい、苦しい事なら早く終わりたいと思うのが人情だろう 、苦しみを短くしたいというのは 私にもわかるけど楽しむことを倍速でという感覚がわからない。

幸せは引き算たまに有るから小さな事でも喜べる、全ての表現には間というものがあり歌舞伎の黒子のように居ても、居ないものと見なす約束事も倍速では見逃すことも有ります。
読書 だって 短くしたいと思うなら 俳句や短歌をなんて考えるけれども 17文字で表す 俳句、 31文字で表す 短歌 あの限られた数の中でいかで情景や心情そして時を詩に、どれだけの気持ちを費やしたという 感覚はわからないんだろうね。
俳句 や 短歌が千ページの小説より人の心を感動させる作品 だってあるんだから。
若者よそんなに急いでどこえ行くの?
へい!! 
天国へ。
地獄に落ちろ。


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