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【新曲】Paint It All Blackの裏話

Hello everyone!

帰国子女医師のSAKUです。
The Splendidというバンドで活動しています。

本日は11/5にリリースした新曲の裏話についてお話したいと思います。

■はじめに

11/5、先週の金曜日にニューシングルをリリースしました。”Paint It All Black”という曲です。

この曲は僕が今まで書いた曲の中でも中々歴史がありまして、本日はその歴史や裏話について話したいと思います。

※本記事はこちらのラジオの内容に即しています↓

■書いた時期

音楽活動を始めた2016年に書きました。なので今まで発表した曲の中でも、最も古い部類の楽曲になります。

この曲は、従来の作曲方法で作曲しておらず、当時はループペダルを使った弾き語りパフォーマンスをたくさんやっていたこともあり、作曲はループペダルで行いました。(そんなことをしたのは後にも先にもこの曲だけです)

ループペダルで作ったデモがこちら↓

このデモを元に、1番最初に組んだオリジナルバンドで1回アレンジしました。

聴いて頂くとわかる通り、最初はかなりゴリゴリにラップしています。(ディレイ、リバースリバーブのかかったギターの音がめっちゃかっこいいですよね)

当時は「オリジナルやるなら誰もやっていないことをやりたい」という思考だったのもあり、インディロック×ヒップホップもっと言うとシューゲイザー×ヒップホップに挑戦しました!

この頃まだそういったジャンルはあまり出てきていなかったので、最初のバンドでやった時から「これはいつか仕上げるぞ」と思っていました。

↑今でこそ珍しくないですが^^;

なので今回満を辞してのリリースという感じです。

■色んなバンドを渡り歩いていった楽曲

初めてのバンドを脱退したのち、今と同じ形式のバンド(ギターボーカル、ギター、ベース、ドラム)を自分発信で組み、その時もアレンジにチャレンジしました。しかし中々最初のデモを超えず、お蔵入り。バンドも解散しました。

その後現在のThe Splendidに僕が加入することになるのですが、The Splendidは元々70sの初期パンクやガレージを意識したバンドであり、また作曲者も別にいたため、実現せず。

3ピース時代のThe Splendidはギター弾きながらラップするのが無理で、今の形式のThe Splendidは、初期はオルタナ、グランジっぽい若いサウンドのバンドでPaintが他の楽曲と合わず…

というそんなこんながあったわけですが、今の僕らの方向性にPaintはとても合致したので、今回リリースに至りました。

■歌唱法について

ゴリゴリのラップも良かったのですが、今のシーンや自分の気分に適合させるなら「エモラップやグライムを意識したものをやりたいな」と思い、「音数の多いリズミカルな歌」を意識してボーカル録りしてます。

結果自分の作曲の幅が広がった感じがするし、すごく満足してます。

■ミュージックビデオについて

撮影は友達のマサミネさん、編集はTJ友人まさきくん。

今回は撮影は3箇所で行いました。

・ストリート(渋谷)
・部屋
・スタジオ

編集でこだわったのはYouTube動画っぽいモダンな作りです。殆どの人が他のYouTubeを見た後に見るでしょうから、それを考慮してです。

僕のディレクション不足で出来てないかもしれないですが、そんなことを考えながら作って頂きました。

■歌詞の内容

YouTubeに公開してますが、こちらにも添付します。

Now leave your home town around midnight
Play your best track in the car with blinding white light
And go to a place to see the setting sun outer space
Until you’re out the teenage heavy lashing tiring day

You can get real sick unlike disease is
Say what you want don’t never ever beat it
Stand up with your feet then walk like a fetus
Far east movement
Become the yellow Jesus

Ad lib to ad lib, you hear it in our talking
Painful vendetta is out there walking
Get lit and put our hands onto a codex

Paint it black now all the rules
And act a fool
Then start to give away
Good things in life do not occur
But don’t give up
You’re a minute away

Day glow lights us up to get heard
Another universe where the books are burnt and no lies
Go handle your mind
No stranger on the other side got lucky last night

Keep it safe even though no ones hearing you
Your thoughts are splendid
Waiting for your miracle
All these years you were always cynical
Nowadays you are thinking you can reach the pinnacle

“Got to go” method
Pick all the restless info is septic
They give us a thousand of lies
Turn your head around and concentrate on real life

We’ve been told to believe in an admired life
Eccentric style over wired lies
Keep the stunning beliefs between the sheets
Take the fifth and wait the ship in self-belief

Now lock me up in an adventurous mind
As we stick up our fingers to the caught up lies
Treat your plant to wake up the shake down
Get buckled up
Be ready for the countdown

Give us taste of the riot life
Then lead us to a wild night
Waiting for the time out
Less dangerous when the lights out

Paint It All Black

真夜中くらいに故郷を後にする
大好きな曲を車で流して 
眩いハイビームをたきながら
とある場所に向かう
落ちゆく夕日が綺麗な場所
骨の折れた重く悲惨な10代の日々から
抜け出すまでそれを眺め続ける

僕たちはすごくイカれた存在になれる
病気のようにじゃなくて いい意味でだ
背を向けるな 言いたいことは言うべきだ
そう自分の足で立つんだ 最初は初めて歩く赤子のようでいい
そして起こせ 極東のムーブメント
黄色い救世主になるんだ

僕たちはアドリブからアドリブを繋げて
会話をする そんな種族
痛々しい復讐の匂いが
そこかしこに広がっている
そんな時は酔っ払って 
古文書を手に取り答えを探そう

ルールなんて全部黒く塗りつぶして
道化の如く 全てを与えよ
人生でいいことなんて 滅多に起きやしないけど
諦めるな 成功はすぐそこだ

日中光がオレたちを表舞台へと誘う
全ての書物が燃えて無くなっていて
嘘のない 素晴らしきパラレルワールド
そんな世界に憧れるが よく考えろ
あちら側の知らない人間も
昨夜幸せいっぱいで床についたわけではない

誰かが聞いているわけでないけど
あたためて来たものは まだとっておこう
君のアイディアはとっても素晴らしいし
世間が君の奇跡を待っているのだから
ここ数年 君はずっと冷笑を続けてたけど
最近はてっぺんを獲れる気もしてきてる

「やるっきゃない」の方法論
休むことない情報は腐敗的で
何千もの嘘をばらまいている
そういった情報からは目を離して
そろそろ現実に集中することにしよう

誰もが憧れるライフスタイル
僕らはこれを追うようデザインされてきた
でもそんなもの もはや
嘘で塗り固められた思い込み
そんな驚くべき信仰は奥にしまって
自分の信念をもとに こっそり次の船に乗り込もう

冒険心の中に自分を閉じ込めて
見えすいた嘘に中指を立てて
自然を敬い 落ち着きを取り戻しながら
カウントダウンに向けて 
ベルトを締め直せ

一度暴動に身を任せれば
奔放な夜に僕らは導かれる
タイムアウトのゴングが鳴るまでは
明かりを消した方が 
今よりはマシってもんだ
.
.
.

非常に抽象的な歌詞ですが「全部黒く塗りつぶせ」はネガティブなメッセージではなく、あくまでポジティブなメッセージと自分は捉えてます。

過去を黒く塗りつぶして、振り返らないで新しい未来をまた作っていく。

個人的にはそんなメッセージを込めた楽曲です。

■まとめ

Under The StreetlightsやTrollsのポップな感じとはまた違う雰囲気の曲になっているのではないでしょうか。

↑The Splendid “Under The Streetlights”

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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