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【詩】冬に吐く息

君の涙を掬いたい そんな小さな夢を見た
君の瞳が仄暗く 街を映した静かな夜
吐息さえも美しく 心を震わす音がする
明ける日はからっぽに それでも君はみつめてる
やさしいことばを探してる 
嘘も本音も暴いては 君をみつけて抱きしめたい 
それを君は望んでない 
分かっているけど想ってる 

君の未来に安寧を 密かに結ぶ祈りには 君はきっと気づかない
好きをくしゃっと丸めては 遠い空へと投げ捨てた
笑っていてねいつだって 君のこぼした感情を 忘れたって覚えてる 
それを愛と呼べたなら か細い朝の空気へと 
溶かして息を吸い込もう

現在療養中、無職なう!サポートいただけると大変励みになり、心が喜び駆け回ります。いただいたお金は日々の表現活動費(舞台を企画する際の制作費用など)や生きるための力(交通費や夢のため貯金など)にしますので、何卒…!!